モンブラン・ネージュと紅茶のペアリングを楽しむ♬『栗の木テラス 小布施店』 : 栗の木テラス 小布施店

小布施町小布施中町にある老舗のカフェ併設の洋菓子店です。フォロアーさんも表現されていますが、桜井甘精堂の洋菓子部門のお店です。昔は長野駅近くにも栗の木テラスがありましたが、現在は小布施のみになっています。他店でも焼き菓子だったり、シュクリーム（洋菓子の一部？）を販売しているみたいですね。

この日はお気に入りのパン屋さんで食パンを購入（これ以上人気が出てしまうと買いにくくなりそうなので投稿は自粛します）。久しぶりにランチを外で食べようと考えていたけれど、焼き上がったクロックムッシュに惹かれてしまい車の中で食べちゃいました笑。

せっかく来たのだから小布施まで足を伸ばすと、珍しく並んでいません。栗の木テラスはもう幾度となくテイクアウトで利用したことがあるお店です。家が近かったこともあるけれど、いつもお客さんが並んでいるので店内を利用したことがありませんでした。栗の季節の「秋」は当然ですが、「春」も「夏」も賑わっています。この時期が穴場なのかもですね。

お持ち帰りは何度もしているけれど、「モンブラン・ネージュ」を食べてみたかったんです♪
小布施に来たのならば一度は食べたいカフェメニュー、小布施堂の朱雀+小布施堂えんとつのモンブラン朱雀+栗の木テラス小布施店モンブラン・ネージュです。お持ち帰りは出来ず、店内のみ味わうことができるメニューです。


注文したもの
■モンブラン・ネージュ②
■台湾紅茶「紅玉」
■キーマン


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◆モンブラン・ネージュ（￥1,000）：
エスプーマを使ったふわふわマロンクリームたっぷりの中に、バニラアイス、渋皮栗のブロークンが入っています（メニュー表より）。
底にカスタードソースとビターチョコのソースのデザートソースのハートソースが可愛いです。このソースの上に巨大なコーンソフトクリームが聳え立つようなイメージです。このソフトクリームでいえばコーンにあたる部分が春巻きの皮のような（例えが適切かは疑問）薄いパイ生地の揚げ菓子のような感じになっています。個人的にはこの部分が1番甘みを感じました。ふわふわな白いマロンクリームはまさにモンブランです。お近くのパティスリー・ロントでも通年仕様のモンブランは白い山のモンブランですよね。てっぺんにチョコレートと渋皮栗が飾ってあります。食べている時は気が付かなかったけれど、このチョコはお店のマークや店名入りなのですね。
ふわふわのマロンクリーム。泡は軽やかでとろけると栗の風味が広がります。クリーム自体はそこまで甘さが強くもなく、しつこくもありません。マロンクリームの中にバニラアイス（アイスの上に砕いた渋皮栗。その下に薄めのスポンジの層があります。
食べ方がイマイチわかりませんでした。スプーンとフォークがあり。器の部分を崩しながら食べました。個人的に感じたことは、ビターなチョコソースが肝。この部分を添えながら食べると味の調節ができるのかも。見た目はかなり大きいですが、小布施で食べたいメニューの３つに比べると食べやすい感じがあります。バニラアイスの占める部分が大きいのもあるのかな。
私はキーマン、夫は台湾紅茶「紅玉」を注文しました。２人とも紅茶を選んでいますが、モンブラン・ネージュを食べる場合は飲み物との相性で感じ方が変わります。

◆キーマン(¥600)：
世界三大銘茶の１つです。中国、キーマン産。特有のスモーキーな香りを持っています。
祁門紅茶は中国十大銘茶の１つだったり、「紅茶のブルゴーニュ酒」と称されることもあるそうです。
たまたま選んだ紅茶ですが、香り豊かで後味がすっきりしていた印象です。仄かなスモーキーフレーバーのおかげなのかな？モンブラン・ネージュのクリームとも相性がよく、軽く食べやすさがあったような気がします。

◆台湾紅茶「紅玉」(¥950)：
台湾随一の景勝地・日月潭で栽培された紅茶、ミントを思わせるような香りで飲みやすい味わいです。アッサム種の改良に成功したことで生まれた台湾の超高級紅茶です。３〜４煎おいしくいただけます（メニュー表より）。
りんご好きな夫が選びました。香り豊かでフルーティーな紅茶でした。ただモンブラン・ネージュとは少し相性は？？だったようです。また３〜４煎楽しめる紅茶なので焼き菓子系のケーキだと、より紅茶の風味を楽しめたかも知れないです。

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栗の木テラスは「食べログスイーツEAST百名店2022」選出店ではありますが、「長野県×紅茶専門店」と検索すると最も評価が高いお店です。
こちらのお店でスイーツを楽しむ時に、プラス飲み物の相性を考慮するとより楽しみ方が広がる気がします。飲み物の単価もそこそこあるのだけれど、せっかくなので紅茶も楽しんでほしいです。どちらかといえば珈琲派な私たち。味わいたいスイーツに合わせるならばどれがよいか、味わいたい飲み物（できれば紅茶）に合わせるならばどのスイーツがよいか。そんなペアリングを考える楽しみ方もできるお店なのかもです。

個人的に食べたかったモンブラン・ネージュは単体で食べると多分「甘い」と評価になると思います。このメニューを注文する際は「水」とは相性よくないと思います。珈琲はどうかな？
そもそも紅茶専門店でもある為、メニューもそれに見合ったものを考えているのかも知れません。

キーマン+モンブラン・ネージュ（私）3.9
台湾紅茶「紅玉」+モンブランネージュ（夫）3.8


美味しかったです。ご馳走様でした。

2019年8月に伺いました。


購入したもの
■シフォンケーキホール（プレーン）

シフォンケーキの販売日である土曜日の前日に予約ができました。初めてホールを購入しましたが、ふんわりし過ぎて切るのが難しいくらいの柔らかさです。頬張ると口の中でとろける感覚があります。卵感が強く、この卵の風味を活かした甘みが広がります。きちんと甘みを感じ、しかし甘すぎるわけでもありません。
今は甘さを控える傾向があるけれど、スイーツである以上風味をしっかり感じ取れないものに関しては個人的には疑問を感じます。甘すぎる必要は無論ないし、甘い甘くない以前に風味を活かしているスイーツが好みです。
シフォンケーキは好きだから食べ比べてみるとやっぱり難しいです。
こちらのシフォンケーキはお気に入りのシフォンケーキです。


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2019年５月に伺いました。


栗の木テラス小布施店さんへ。


購入したもの
■モンブラン（￥420‐）②


持ち帰り、翌日いただきました。

栗の木テラスさんのモンブランはオーソドックスなモンブランです。
土台はタルト、その上には中心にスポンジ。
スポンジを囲むように微糖の生クリーム。
上から和栗のクリーム（栗あん）。
そしてほんのり粉糖が飾られています。

栗あんは水分多めでねっとりした口当たり。
渋皮入りでほんのり渋味も感じます。
しかし渋皮も多すぎずほどよいアクセント。
栗の風味が濃厚です。
水分少なめの和栗のクリームだと
内側の生クリームと馴染みやすいです。
微糖の生クリームはミルキーな口当たり。
栗あんよりも甘さは抑えています。
生クリームを食べていくと
ひょっこり顔を出すスポンジ。
ほんのり洋酒が香るスポンジは
香り付けと共に卵感がプラスされます。
翌日いただいたのでタルトはしっとりしていました。
それほど厚みのある部分ではありませんが、
タルトの部分はバターの風味が濃かったです。

全体的には甘さは控えめに作られている感じがします。
シンプルながら
素材そのものの風味や香りがしっかり
味わうことができるモンブランでした。


栗のスイーツは見た目よりも
お腹に溜まりやすいです。
ちょっとずつ食べて楽しみたいですね♪


美味しかったです！ご馳走様でした。

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2019年３月に伺いました。


ぽんぽこの湯さんの帰りに訪れました。


購入したもの
■シフォンケーキ（プレーン）
■シフォンケーキ（紅茶）


この日はシフォンケーキを購入しました。
小布施は栗のスイーツをはじめ、
様々なスイーツ類を街全体で味わうことができます♪
甲乙つけ難く、
どれも食べたくなってしまう街とも言えます！

そんなスイーツの中の１つ。
大好きなシフォンケーキ屋さんがありました。
閉店してしまいました。
もう食べることができないと思っていました。
Facebookを拝見すると
栗の木テラスさんで販売されているかも！？
ダメで元々、そんな気分で訪問しました。

店員さんにお聞きすると
ニッコリ笑顔で返答してくださいました。
ホールのシフォンケーキは売り切れていましたが、
カットのものはプレーンと紅茶は在庫がありました。

土曜日に入荷されるようです。
毎週なのかどうかは不明です（確認した方が良いです）。

知人もシフォンケーキが好きだったので
自宅用とお土産用併せて５個購入しています。

シフォンケーキの価格が数年前と同じなのも驚きです。
また委託販売される場合は
価格が上乗せされると思うのですが、
栗の木テラスさんで販売されている価格は
数年前と同じ価格のままでした。

自宅用とお土産用。
2個や3個の少数でもきちんと箱に入れてくださいます。
また３月のこの時期でも保冷剤も添えてくださいました。


■シフォンケーキ（プレーン・紅茶）
断面がキメが細やかで気泡がありません。艶やかで綺麗です。口にするとほわほわ食感でとっても軽い口触り。しかし軽さと共にしっとり感があります。口の中で溶けちゃうような…。そしてプレーンも紅茶も至ってシンプルな材料で作られていることから卵感が強く感じます。シフォンケーキでありながらプリンを食べているかのような感じにもなります。
どちらのシフォンケーキも甘さを極力抑えた自然な甘さのケーキです。さっぱりとした仕上がりになっています。しかしシンプルな構成だからこそ素材の旨味や甘みが十二分に感じられます。
紅茶の方がより大人な風味です。アールグレイの香りが広がります。甘いモノが苦手な方はこちらの方がおススメかもです。どちらも自宅で生クリームを添えて食べてもよいですが、実はそのままでも十分に美味しいです。


シフォンケーキは飾り気が少なく、至ってシンプルです。見た目は地味だけど、スイーツの中では低カロリーで気取らず親しみやすいスイーツです。食べる側から考えるとそんな感じですが、シンプルな材料で作るスイーツだからこそ実は難しいような気がします。軽さと弾力。みずみずしさとしっとり感。どちらも共存しているシフォンケーキです。


美味しかったです！ご馳走様でした。