すし寳来
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ネタも大将も日本一
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刺身盛り合わせ３点
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クジラ・ホウボウ・アジ
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ほや酢
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お通し
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お燗の酒
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ボトル３００ml純米酒だと塩釜の浦霞でした。
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これ見て料理を待ちます。
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宮城県は蔵が多い！
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ザ！老舗の寿司やさんって装いでした。
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穴子白焼
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石巻は穴子も名物
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身がふっくらこんがりと
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殻うに
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グラスワイン赤
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おまかせセットに付く汁
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日高見の純米吟醸
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今の対象で３代目ってことでしょう。
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カルグクス
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
すし寳来（すし宝来）
|
|---|---|
| ジャンル | 寿司 |
|
予約・ お問い合わせ |
0225-22-1258 |
| 予約可否 |
予約可 夜のみ予約可です。昼間は不可。 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
JR石巻駅から徒歩6分 石巻駅から368m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
￥6,000～￥7,999 ￥2,000～￥2,999 |
| 予算（口コミ集計） |
￥8,000～￥9,999
￥3,000～￥3,999
|
| 支払い方法 |
カード可 （JCB、AMEX、Diners、VISA、Master） 電子マネー不可 QRコード決済可 （PayPay） |
席・設備
| 席数 |
10席 （カウンター6席 テーブル4席×1卓） |
|---|---|
| 最大予約可能人数 |
着席時 10人 |
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
有 |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる |
|---|---|
| 料理 | 魚料理にこだわる |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
| サービス | テイクアウト |
| お子様連れ |
子供可 |
| ホームページ |
https://i-kanko.com/local_info/%E3%81%99%E3%81%97%E5%AF%B6%E6%9D%A5/ |
| 公式アカウント | |
| 備考 |
震災後に石巻グランドホテルの近くに移転しています。 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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お昼のランチか夜の飲みか？どちらかも迷いましたが、まずお店選びも。
ランチ前、かなり早い時間に電話
ちょうど空席があるということで当日予約でもOKをもらいました。
滞在先の仙台から仙石東北ラインに乗車
途中の松島の景色もっと天気が良かったらなお絶景だっったことでしょう。
電車に揺られること１時間、いろんなおもいを胸に石巻の駅に降り立ちました。
あの時もこんなどんよりと空が落ちて来るような曇り空だったのかも。
駅からは徒歩５分
お店のとなりの石巻グランドホテルがちょうどいい目印になって迷いません。
予約させていただいた時間は開店開始の１７時
私が入店する前にラフな格好の男性が入っていくのを見てすでに予約満席の予感
カウンターの１番はじっこだったことでも予想的中
後から飛び込みで来た人はすいませんと丁重に断られていて 地元でも人気なのかと。
まずはエビスの生で乾杯
いつ注文しようかと、大将の手が空くタイミングを見計らいます。
すると大将の方から聞いてくれました。しかも私の目を見て整う笑顔で。
刺身３点盛りは クジラ ホウボウ アジ
季節によりますが、ネタのほとんどが地元で水揚げされたもの。
石巻では有名なクジラの紅白コントラストとても綺麗
ホウボウは皮を残し少し炙っています。
「綺麗な味」とはまさにこのこと。まったくクセがないフレッシュでホヤ酢に
刺身をいただくと早く日本酒にいきたくなるのは当たり前。お燗のお酒をいただきます。
と・同時に穴子の白焼きを注文。
卓上にはお品書きがありません「酒肴」として壁面にだけ１品料理のメニューラベルが貼られています。
私の席がちょうど見やすい所で、これ全部を頼んで見たいちょうどいい種類の数
穴子が焼き上がるまでにと大将が自家製イカの塩辛を出してくれました。
もう食べて手作りっていうのすぐわかるとんがった塩しょっぱさなく旨味だけ。
冷酒だと３００ml 小瓶と１升瓶から注がれるグラスの２つあり
一升瓶だと地酒の日高見と黒墨廻らしく私が飲んだ小瓶は塩釜の浦霞とは意外
冷酒をちびちびとやりながらお店に常備されていた小パンフ「宮城すしと日本酒」を見ながら
料理を待ちます。コレ見ると宮城県は日本酒の蔵が多いこと
育まれた土地柄 お水とお米が綺麗なんです。
焼いただけなのに身がふっくら膨らんだ穴子
蒲焼のような状態でくるかと想像も穴子が気持ちよく泳いでいるかのような１口サイズ盛りつけ
皮がパリパリ 身の面はこんがりキツネ色
途中、お子さんを連れたご家族が来店 予約無し飛び込みでよくテーブルゲットできましたね。
匂いがイヤなのでしょう。入り口でアルコール消毒をグズる男の子に
「イヤだよねアルコールはねえ〜 我慢してね〜」
大将の一言で初めて来たファミリーも和んだことでしょう。
殻つきのウニが食べられるなんて都会では有り得ません！なんて贅沢
正真正銘トゲトゲ殻からスプーンで身をほじくり返しましょう。
人が味や保存方法で手を加えたなんてことあり得ない
一目瞭然なトゲトゲ殻ウニは嘘をついていない自然な海の恵み。
グラスがキンキンに冷えていた赤ワインで一気に〆のお寿司にいきます。
旬のおまかせにぎり１１寛には本来ならクジラの刺身が付いてくる。
でもさっきの刺し盛りでクジラ入っていたから別のものにしますと大将
穴子に変えてくれました。
アワビ ウニ カツオ サバ ・・・
世界三大漁場のひとつ三陸・金華山沖の豊富な海の幸が次々に
寿司すべて刷毛で醤油が塗られた１仕事されており小皿に醤油はいらない。
アナゴは煮穴子 軍艦２カンは縦に高く細身な見たことない特徴
常連さんが頼んでいた単品コハダは、私もついつい便乗注文
シメにはやっぱり日高見の純米吟醸でキュッとっ
さっきのお子さん何かの歌を口ずさみ「鬼滅の刃だね〜それ」親御さんが知らず大将が即答
今宵はこの男の子にすべて持っていかれましたね。無邪気ですお子さんは。
なのか舞台のお芝居のような シナリオあったのでは？
そんなお店の中の出来事でとてもハッピーな雰囲気になったのは確かです。
話好きだけど決して割り込んで話しかけることはない
マスクしてたけど目が笑ってる 顔見ただけでわかる温厚なやさしい人なんだと
常に笑顔 明るくて フレンドリー
堅苦しいイメージの寿司職人の姿は一切見当たらない。
経験していない人には想像すらできない過酷な震災直後も１０年経った今も
いろんなことを耐え忍んでこられた人のように失礼ながら私には見えませんでした。
サービス精神の原動力と根っからの明るさのお人柄に、
私のほうが逆に「あの頃は」そう同情してしまい何か笑いながらも泣けてくる
石巻の駅に向かう途中もそんな胸の内が拭えませんでした。
被災経験ない私たちのほうが元気を与えたいのに
逆に私たちのほうが地元のおいしい魚介やお酒に励まされ元気を頂いた そんな夜でした。
１７時入店し１時間半も居ればいいだろうと帰り電車時刻と称号
１本逃したら１時間待つようで。もし終電さえ乗り過ごせば仙台には帰れない。
それでも目星を付けた１９時出発ギリだったかな。
帰りはもう仙台駅に着くまで爆睡・・・
たくさん飲んでたくさん食べたなぁ
寿司がらみで石巻まで来る機会だったけど石巻ほんとうにありがとう。