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五目釜飯
---2013年7月の口コミ---
やっと再訪問が叶いました。3.11地震を乗り越え、津波を乗り越え、気仙沼の地での営業再開おめでとうございます。大松の女将の堀悦子ママが津波の難を逃れた事はWebを通じて知って安堵していましたが、営業再開の情報がナカナカ伝わって来なくて心配していました。
お店の場所も海の近くだった南気仙沼の市街地から、ずっと内陸の国道45号線脇に引っ越しての再開です。お店も個人の自宅を改装したとの事。ご苦労なさった事でしょう。
私が一番嬉しかった事は、堀悦子ママの笑顔が見られた事です。私がママに「女将さん。また会えて最高に嬉しいです」と伝えると堀悦子ママは「もう私は女将じゃないのよ。私は女将を辞めたの。裏方に徹する事にしたわ。新女将をよろしくね」と30代の新しい女主人を紹介して下さりました。経緯を聞いたところ、新女将は板前さんの奥様だそうです。
いいんです。あんな出来事があったのですから全てが昔どおりでなくても受け入れます。文句言ったらバチが当たります。ただママの作った釜飯を再び食べられるだけで、私は幸せ者です。
3年ぶりに食べた五目釜飯は昔のまんまでした。御飯の甘さ。お米の柔らかさ。柔らかすぎない硬さを残した絶妙の炊き加減。おこげの甘さ。もったいなくて咀嚼しまくります。美味しさを噛みしめます。
私の主観で恐縮ですが、堀悦子ママが作る釜飯は日本一です。ご馳走様でした。これからは、また昔のようにGWと秋に気仙沼に立ち寄れるかと思うと、東北が更に楽しくなる再訪問でしたのでご報告申し上げます。
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五目釜飯,マグロ刺し,じゅんさい,お新香,味噌汁,メロン(\1,500)
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店名 |
大松(だいまつ)
|
---|---|
ジャンル | うなぎ、日本料理、釜飯 |
予約・ お問い合わせ |
0226-22-3262 |
予約可否 |
予約可 |
住所 |
このお店は「仙沼市弁天町2-4-42」から移転しています。 |
交通手段 |
不動の沢駅から1,020m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
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駐車場 |
有 |
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利用シーン |
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---|---|
オープン日 |
2013年1月20日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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初回訪問は1988年。初回訪問から既に30年を超えました。感慨深いものです。
大松で毎回注文するのは五目釜飯。この店の五目釜飯は正確には海鮮八目釜飯です。うに/ホタテ/アサリ/海老/カニ/鶏肉/竹の子/椎茸の8つの具材が代わる代わるにコンニチワ。どの具材も上手にダシで炊かれててとても美味しいです。
香りは"うに"が最も顕著ですが、栗、海老など季節毎に個性ある風味が味わえます。咀嚼すれば咀嚼するほど米の甘みも感じられ、おこげの量も申し分ないです。
昔に比べて具のサイズが少し小さくなったかな。しょうがないよね。五目釜飯は30年間ずっと\1,500のまま価格据え置きなんだもの。既に引退した先代の女将さんの「消費税?何それ?」とトボけてハニかんだ笑顔が、ついこないだの出来事のようです。頑張り過ぎずに適切に価格見直しして下さいね。
そう言えば1988年に最初にこの店を訪れた時は地元衆の口コミだったよなぁ。気仙沼の銭湯で地元のオッサンに旨い店を尋ねたら、大松を紹介してくれました。懐かしいなぁ。当時は"るるぶ"等の情報誌すら買えないほど貧乏で、町々で美味しい料理を聞きまくって旅行したものです。
そんな銭湯も津波とその後の再開発で面影すら残ってないもんなぁ。。。
気仙沼的には、ふかひれ、サンマが主役なのですが、大松だけは外せないです。この店で釜飯を味わうのは、私の場合は自分の半生と立ち位置を確認するプロセスなのかも知れません。今回もご馳走様でした。また寄らせてください。
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五目釜飯,茶碗蒸し,わかめ酢,お新香,味噌汁,メロン(\1,500)