バッセンそば : そば処 太陽

バッセンとはバッティングセンターの略称

バッセンにそばやが併設されているというべきか、そばやにバッセンが併設されているというべきかとにかくそういうことです。

バッセンという側面で見るとここ名取にはもう一か所ある。
りんくうタウンにあるそこは猫カフェが併設されているバッセン。

それはそれそしてここだけれど、そばは立ち食いそば屋の延長線上にあるような店だから初めての方はそういうお心構えでいらっしゃることを推奨したい。

まぁ外観から分かりそうなものだけれど、そばやというとどうしても二八がどうしたとか返しがどうとか宣う御人が後を絶たないのもまた事実なわけでして。

そういう誤解は店側客側お互いにハッピーではないから店頭に写真入りのメニューが掲示されているわけでして、もはや名物といってもよいであろう看板メニューの肉そば(うどんもある)は380円ですから。

もちろんそばは茹でそばで、１玉個包のビニール袋をペリッと開封してから湯がいて湯切っての提供だから早いです。

茹でそばだからって侮っちゃいけない、近年のそれは風味だってしっかりしているから。

ちなみに天ぷらそば380円、メニューにかき揚げですと但し書きされてます。親切です。
天ぷらそばって書いているのに、これはかき揚げそばじゃないか！などというほとんど難癖としかとれないようなことを言い出すそば通がいるんでしょうね、きっと(笑)

ところでここの目と鼻の先に名取北高校がある。
そこは楽天イーグルスの岸孝之選手の母校で、実際に在学中はここのバッセンに来ていたようです。

そばやにバッティングセンターが併設されているのか、あるいはその逆なのか
メニューとしては立ち食いそば屋のそれになぜだか餅だの赤飯だのといったものがある。

肉そば(うどん)が名物で半数以上の客がこれだと思う。
メニューとは裏腹に全席着席スタイルでカウンター席とテーブル席がある。

手軽に美味しいってことで週末は家族連れの客もちらほらみえる。
ワタクシの場合、完全にバッティング練習とセットで、そばが後か先か、その時によって異なる。

肉そば380円
茹でそば使用なので注文後１分とかからず来る。

このようなお店でそばにコシが無いだとか風味が無いだとかっていうケシカラン系の人っていますよね。
それは野暮ってもんです。

肉はお世辞にもいい肉とは言えない。いい肉ではないが独特の味わいがある。
かけ汁は出汁が効いていて美味。
出汁が効きすぎているので出汁の香が衣服に付着するのもオツってもんです。
茹でそばを使う場合は、やはり温かけに分がある。

全体的に今風の表現をするならばジャンクな味わいということでＯＫだと思う。

ムリなお願いをするとすれば、もうちょっと朝早くに開店してほしい。
５時開店とかならとっても嬉しいと思うが無理だろうなぁ。

　昨日は4月というのに凍えるように寒かった。朝から日差しがなく、吹く風が冷たく時折、霧雨が降るという悪天候でもスタジアムではイーグルスの試合があった。

今期はなかなか好調な出だしのようです。以前、長嶋茂雄氏は巨人の監督時代に

開幕直後の１０試合を７勝４敗でいきたい。

と仰ったが、小学２年生でもわかる計算ミスは置いておいて、このペースでいけば今期のイーグルはそれに近い結果がだせるかもしれない。

　僕は特に野球ファンというわけでもないのですが、やはり地元球団が好調だといろいろな面で好ましいでしょうか。あの、中小企業の社長さん然とした風貌の監督さんは今のところ期待してよいのではないだろうか。
そういえば前期の監督さんは新橋で居酒屋を開業したみたいだけど食べログにあがっているのだろうか。あとでみてみよう。

　野球関連の話題を持ち出したのは今日の昼食に立ち寄ったそばやさんがバッティングセンター併設だったからではありません。名取駅近辺で一仕事終えて思いついたのがこちら「太陽」さん。
　国道４号仙台バイパス、名取駅入口と反対側に進むとあります。お隣は百円ローソンだった記憶がありますが今は保険屋さんの店舗となっていますね。平日ならば営業マンとか震災復興関連の現場関係者さんとかタクシードライバーさんが多いのですが、この日は日曜日ということもありご家族連れなんかもいらっしゃいましたね。

注文はメニューを見るまでもなく、肉そば（大）と決めているので、入店し勝手に給水器から水を汲みつつ

「肉ね、そばで大盛り」
と少しかっこつけて江戸っこ風に注文してみたものの

「肉そば大盛りでよろしかったでしょうか」
と高校生くらいのアルバイトさんに言い直されて
「あ、ハイ、お願いします」
となりました。

けっこう広めな店内なんですが壁のあちこちにさまざまなポップがべたべた貼ってあり「ここの大盛りはすごいぞ、舐めたら泣きを見るからやめとけ！」みたいなものもあったりして心の中で「余計なお世話だ」とつぶやいていたら２分で配膳となりました。

　普通盛りの場合、青色と白色のそば丼のようですが大盛りは天目風の黒いそば丼でなんとなくこちらのほうが格調高いかんじがしますね。
そばそのものは、業務用の茹でめんを使っていると思われ、茶色い割にはそばの風味はほとんど感じません。つゆは鯖と昆布との能書きがなぜかバッティングセンターに貼ってありますが、以前よりの節の風味が弱くなった気がします。メインの肉は豚バラなんですが、バラ肉というよりバラバラといったほうが良いかもしれません。もうちょっと、肉がしっかりしていればと思わなくもないのですが大盛りで５００円というお値段を考えればこんなものでしょうか。

　ただ昨今大手の立ち食い系がこちらにも進出してきていて、めんはそちらのほうが悠に美味しいと思うので昔からやっているこちらのお店もうかうかしていられないのではないかなと思ってしまいます。

腹ごなしに１００円分、バッティングしてみたんですが、意外にもヒット性の当たりを連発できたことには我ながら驚きました。

追記：待っている間スマホで食べログ開いてたんですがいつのまにかＷｉ－Ｆｉがつながってました。