週末の行列の長さは直系全二郎の中でも屈指かも : ラーメン二郎 仙台店

ラーメン・ニンニクアブラ（750円）

仙台に来ています。
二郎好きとして、仙台に来たら当然寄らなきゃいけないのが仙台二郎。
ちなみに地方の二郎って、恐ろしいほど並びますよね。。。（栃木とかも行列がすごいイメージ。京都はそうでもないかな）この仙台店も、直系二郎の中で屈指と思われる大行列店。

前回（８年前）11:15に来て既に大行列だったのを学習しているので、今回は気合を入れ休日10:40到着。
このレベルのシャッターは東京でもなかなかないぜ？余裕だぜ？と思っていたら既に先客が。あぶねぇ、1stロットに入れなくなる所だったぜ。。。ラーメン屋で待つのは嫌いですが、二郎だけは別。「今日の俺はどこまで攻められるのか！」という葛藤の中、今日のコールを組み立てているうちにあっという間に１時間は経っちゃいますね（半分嘘ｗ）。
開店時間が近づくと、シャッターの向こう側からフワリと豚スープのいい香りが。うぉぉ、たぎるぜ！
そして11:30、定刻開店。この時点で行列は50くらいに。。恐るべし仙台二郎。

さて、券売機で小の食券を買いカウンター席へ。11:40コールタイム。ニンニクアブラでお願いします。まもなく着丼。
おぉう、ヤサイの上からお下品にかけられたアブラがそそるなぁ。

ずっしり重たい丼を下ろし、さぁ戦闘開始！
スープは微乳化でトロトロ。上澄みはやや雑味を感じますが、底にあるカネシと撹拌するとビシッと筋の通った直系二郎の味わいに。こりゃウマァ！
こちらは小金井出身。今は亡きコガジっぽいの味わいもどこかに感じられるような。。。アブラは大きめのはんぺん状のブロックがゴロゴロ。この甘みもいい感じです。

麺はやや柔めの極太平打。
硬めコールが飛び交いますが、直系はこのくらい柔麺の方が好きだなぁ。
麺量はやはり多摩系二郎の遺伝子を持つだけあり、直系の中でも多い部類じゃないかな？軽く300以上はあった感。
遅めの朝飯として食べたこともあり、まだ胃が本調子じゃなかったので、残り1/4くらいは結構苦しかったです(；´Д｀)
＃前回の仙台二郎の実食記録を読むと、やはりラスト1/4くらいから厳しくなってきたらしい。。修行で歳と共に胃袋広げてきてる自覚はありましたが、やはりキャパはそんな変わらないのね。。。

豚は分厚い巻豚が２カット。赤身はやや硬めですが脂身はホロッホロ。いい豚です。
ヤサイは意外にキャベ率高いですね。その日の1stロットだったこともありシャキシャキでいい感じノーコールでも十分ボリュームあったので増さなくて正解。

ということで、腹パンパンでごちそうさま。
ちなみにこの後１日お腹は空かず、夜の会食にも響くというすさまじいボリューム感でしたｗ

それにしても仙台二郎、すごい行列でしたねぇ。。東京で二郎に並ぶのと同じモチベーションではなかなか厳しく、かなり気合入れて来ないとありつけない貴重な一杯、満喫です。
そういえば、「カラサンヤサイヌキ！」という謎のコールをしていた方がいたんだけど、あれなんなんだろう？ｗ

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2012-04-19
小ラーメン・ニンニク（650円）＋ショウガ（50円）

開店15分前、11:15に到着。
・・・って、オイ！この時点でもう18人くらい並んでるよ。。恐るべし仙台。
慌てて行列に接続すると、後客も来るわ来るわ。開店時には50近くいってたんじゃないかな？

11:30、定刻通りに開店。
行列が続々と店内に吸い込まれていきます。
一応事前に食券を買うシステムらしいので、前3名くらいになった所で券売機に行き、小の食券をポチ。お、ショウガトッピングなんてのもあるんですね（現金50円）。
列に戻ると、事前に助手さんが麺の量を聞きに来てくれます。

11:45着席。食券と一緒に50円玉を出し「ショウガお願いします」と事前コール。
ファーストロットの回転がかなり悪く（大を頼んで遭難し、半分以上残していく輩も←店員さんに「次は小でお願いしますね〜」と言われてたｗｗｗ）、着席してまもなく麺が上がって「小の方？」とコールタイム。
周りを見る感じでは結構量あるっぽかったので、ニンニクのみでお願いします。

まもなく着丼。
おぉ、デフォでも結構標高ありますね〜。
野菜の山の麓には、刻みニンニク、反対サイドにはおろしショウガ。これは、両サイドで違う風味で楽しめそうですｗ

こちらはレンゲがあるので、まずはスープを一口。
うん、旨いです。スープ的には、シャバ系の微乳化ライトスープといった感じかな？
まだ若いスープだったからかもしれないですが、口当たりはさらりとしており、豚肉の旨みはしっかり感じられるものの、濃厚といった感じではないですね。
また、乳化も控えめで、全体的に軽めの直系スープといった感じ。化調感もしっかり感じますが、ひばりほどではなく（当たり前かｗ）カネシもちょうどいい塩梅に効いています。
ちょっと物足りない感はありましたが、味構成的には完璧な、バランスの取れた直系スープで、誰にでも進められる完成度だと思いますね。
聞けば、こちらの店主さんは小金井出身だとか。小金井は食べたことありませんが、こういったバランス型なのかな？

麺は中太平打ちストレートで、若干のねじれあり。直系の中では太めかな？
加水は低く、既にスープを吸って柔らかめになってます。これは早めの天地返しが吉かな。
いかにも直系の麺という感じのちょいデロ感、仙台の方にどう捉えられるのかはわかりませんが、これはこれで大いにアリ。
麺自身の風味もしっかり感じられるし、うまい麺だと思います。

ヤサイはモヤキャベ比7:3くらいかな？思ったよりキャベツが多くてうれしいですね。
茹で具合はシャキッとしており、熱々なのもいい感じです。
レンゲでスープをかけつつ、ヤサイを少しずつ食べ進んだところで、天地返し。

豚はバラ巻豚が2個。ホロトロの煮こまれ具合で、肉自身のジューシーさがしっかり残っており、これは当たり！
もうちょっとカネシが染みこんでるともっと好みですが、それは望み過ぎかｗ

途中ニンニクとショウガをブレンドしていくと、一気に柔らかいスープがキリッとしますね。
ニンニクは、定番のあの味へケミストリー。フックが効いて食欲もブーストアップ。
一方、ショウガはかなりさっぱり系の口当たりになるんですね。うーん、これも旨いけど、二郎っぽくはなくなっちゃうかもしれません。
ちょっとした変化球を望む方にはおすすめですが、ここで初めて食べる方は入れない方がいいかもｗ

麺量は、300gは確実にありましたね。。
ラスト1/4くらいから満腹感を感じ始めたので、スパートをかけて固形物完食。
スープを半分ほど飲み干し、さっさと丼を上げごちそうさまでした。
お店を出る時も、外は大行列。。。いやぁ、まだ物珍しさもあるのでしょうが、仙台でもすごい人気なんですなぁ。

トータルで見て、全体的にバランスがよく、優等生タイプに感じられた直系最北限の一杯。
個人的には乳化系推しなので、若干物足りなさはありましたが、十分に旨い直系と思える味でしたね。
こりゃ、出身店という小金井にも早く行ってみたいところです。

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