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よい子さんの他のお店の口コミ
店名 |
純喫茶 星港夜(シンガポールナイト)
|
---|---|
ジャンル | 喫茶店、カフェ |
お問い合わせ |
022-222-2926 |
予約可否 |
予約不可 フードメニューや一部メニューを |
住所 | |
交通手段 |
地下鉄・北四番丁駅(南2出口)から 北四番丁駅から365m |
営業時間 |
|
予算 |
¥1,000~¥1,999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
夜に入店されたお客様からお一人100円頂戴しております。 |
席数 |
12席 (予備の椅子が用意出来ますのでご利用ください。) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 外の席に灰皿ありますのでご利用ください。 |
駐車場 |
無 駐車場は2017年に無くなりました。お隣の会社に車を止めないでください。 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、ソファー席あり、電源あり、無料Wi-Fiあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可)、ベビーカー入店可 店内にはいくつかの段差がありますので気をつけてご入店ください。また数々の調度品が重かったり、突起がありますので充分気をつけてお過ごしください。 |
ドレスコード | なし |
備考 |
ギャラリーやイベント等での貸切などは |
初投稿者 |
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[宮城県仙台市]
2015/1/12(祝)
青葉区上杉の住宅街に佇む、純喫茶。
深夜1時まで営業。
星港の夜、シンガポールナイト。
なんとニュアンス豊かで(ロマンティックで)、想像力をかき立てる店名だろうか。
20歳の頃、初めての海外旅行で訪れた、夜の香港。
スターフェリーから身を乗り出して眺めた、きらめく夜景を思い出す(あいにく、星港ではないが…)。
そんな素晴らしい店名に興味を惹かれ、以前から一度伺いたいと思っていた。
場所は、上杉交差点の南西、住宅地の中。
チョコレート色と白、ツートーンで塗り分けられた外装。
店内は、2人掛けテーブル×5卓、6人掛けくらいのソファー席×1卓。
全席禁煙。
白のペンキで塗装された店内。
肘掛け付きの椅子は座面が柔らかく、非常に座り心地が良い。
この日は先客なし。静かな雰囲気の女性スタッフひとり。
店内に透き通る、ヴァイオリンとアコースティックギターの調べ。
こんな店には、絶対にクラシックが似合う。
栗色のヤマハ製アップライトピアノ、
その白い椅子は、誰かに座ってもらえるのを待ち望んでいるかのよう。
壁に掛けられた聖母のイコン、ミニチュアヴァイオリン、
古い電話機、インスタントカメラ、オルゴール、太宰治「津軽」。
そのすべてが、何かを語り掛けてくるようだ。
ブレンドコーヒーのメニューは、クラシックの曲名で表現されている。
・ノクターン(うすくち)
・月の光(ふつう)
・カノン(こいくち)
・運命(とくのう)
その他のメニューは…
・愛すコーヒー ・カフェオーレ ・ウィンナーコーヒー ・カプチーノ
・紅茶 ・ティーオーレ ・ロイヤルミルクティー ・ハーブティー
・カルーアオーレ ・アイリッシュコーヒー ・カフェアレキサンダー
・ココア ・コーヒーフロート ・抹茶 ・抹茶オーレ ・ホットワイン
・鯛焼き ・ケーキ類 ・トースト類
運命と鯛焼きを注文。
「運命と鯛焼き」このフレーズを復唱すると、なんだか愉快になれる。
厨房の方からは「しゃらーん」と、コーヒー豆を器に入れる音。
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■ブレンドコーヒー・特濃「運命」(¥580)
薄口から特濃まであれば、特濃を選んでしまうのが私の性格。
焙煎が深い(イタリアンロースト)ということだろうか?
シンプルで潔い、真っ白のカップ。
飲み口は厚手。
温度を保つ効果が高いので、名古屋の喫茶店では、基本仕様となっているものだ。
特濃というだけあって、確かに苦味が強調されている。
不思議なことに、するると喉を通る。エグみが少ないからだろう。
酸味はほとんど感じられない。
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■たいやき(¥190)
この店を特徴付けるメニュー。
ケーキと比べ、お買い得価格なのも魅力。
「熱くなっていますので、お気をつけ下さい」
生クリームが添えられてくる。
「頭から食べますか、尻尾から食べますか?」と
鯛焼きに聞かれているような気がする。
昔は尻尾からだったが、今は、頭から。
皮は薄めで、カリッと仕上がっており、食感が良い。
あんこは、頭からぎっしり詰まっている。
尻尾の部分には、ホイップクリームを付けると、味が変わって二度楽しめる。
ほどよい甘さで、ブラックコーヒーの良い相棒になるだろう。
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ちなみに外には「ビリヤード教えます」との看板がある。
おそらく別室に、台があるのだろう。
1時間くらいゆったりしていたが、私のあとからもお客さんは来ず、
とろけるような音楽に身を委ねることができた。
こういう空間で聴くクラシックは、本当に素敵に感じられる。
ピアノを習っていた子ども時代には、全く興味がなかったけれど…。
今度は店名通り、夜に伺ってみよう。
そのときは、ホットワインでも頂くかな。