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食べログ 寿司 EAST 百名店 2022 選出店
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文化横丁の夜は和やかに更けていく
理想の鮨屋@仙台
◆2016年11月
金曜日の夜です。
新潟から会津若松を経由して仙台までやって来ました。東北横断です。駅前のホテルにチェックインし、繁華街を散策します。目指すは文化横丁。
今年の2月の初仙台では時間が無く、駅ナカをブラついて終わってしまいました。
楽しみです。何と言っても憧れの鈴木京香様を産んだ土地ですからね、目抜き通りを歩くだけで、小デブは勝手にドキドキしてしまいます。
小一時間ほど散策し、6時前に暖簾をくぐります。既に大学の同窓生らしきカップルとお一人様の男性が、ツマミをつついています。
親方と目が合いました。腰の低い初老の親父様です。これは期待できそう。直感でわかります。
コースは六種類だったかな、でもその下に、おまかせ、おこのみ、共に時価、と書かれています。
あーっ、はっはっは!
痛い思いはしたくないけれど、危険には身を置きたい。小デブの性です。
おまかせをお願いしました。勢い余って『量が多めの・・・』と余計なことを口走ります。
知らんぞぉ!
もうどうなっても知らんぞぉ!
頭の片隅に不安がよぎります。
今は亡き家内が隣に居れば、大きな目で睨みながら、優しく『およしなさい』とたしなめてくれたことでしょう。
年上の女房は強かった。でも甘えさせてくれました。帰天して三年目なのに、どうしてまだ追いかけてくるんだろう。いやいや、こちらが追いかけているのか。
ボーッと中空を見つめる小デブに親方が『シャリが大き目でよろしいでしょうか?』と絶妙なボケをかましてくれます。
我に帰った小デブは笑いながら『ツマミも、握りも、お酒も、多めでお願いします』と自分にとどめを刺しました。
いただいたものは以下の通りです。
腰の低い親方が妙に張り切り、これでもか、これでもか、と硬軟巧みに技を繰り出します。
参りました。再訪必至です。
そしてご馳走さまでした。
追記:
銘酒を六合いただいて21を切っていました。驚愕でした。
<つまみ>
●お通し:銀杏、魚卵、きんぴら
●牡蠣の蒸し物:軽い塩振り。この大きさがベスト
●しめ鯖:金華山沖
●ヒラメ:熟成具合がど真ん中
●蒸し馬糞:栗です
●目鉢中トロ大トロ:塩釜で水揚げの近海物
●コハダと大葉とガリの和え物:鯖ガリも良いけど小肌ガリも美味し
●天然鰻の付け焼:石巻産。蒸し無し。皮の裏目の脂に悶絶
●アラ:秋田
●イクラ:仙台味噌漬け。日本酒とベストタッグ
●北寄貝:紐と小柱付き
●箸休めの香の物:胡瓜と茗荷
●煮イカ:江戸前の仕事と感じました
●馬糞ウニ:北海道
●金目のお腹の昆布締め:今夜のツマミのトップオブトップ
●薄板昆布の酢漬け:箸休め
●墨烏賊:チョーねっとり
●アサリ煮:薄味。山葵をたっぷりのせていただきます
●ボタン海老:身が硬め。鮮度高し
●赤ムツ腹身の炙り:お腹の塩焼きはホントに美味い
●シシャモ:鵡川のオス
<握り>
●小肌:捻って男前
●中トロ:良質の脂
●墨烏賊:赤酢のシャリ。塩で。
●平目:利尻昆布シメ。飴色。今夜の握りの横綱
●北寄貝:美味しくなる季節
●鯵:通年、美味しい
●車海老:一番甘味のある大きさ
●馬糞軍艦:海苔は青混ぜか?
●穴子:柚子香
●河童巻き:山葵たっぷりでお願いしました
<お酒>
●生ビール:小グラス
●乾坤一:純米吟醸
●日高見:純米吟醸
●伯楽星:純米吟醸
●蔵王:特別純米
●一ノ蔵 笙鼓:純米大吟醸
●墨廼江:純米吟醸
日本酒計六合
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raccostar
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店名 |
小判寿司(こばんずし)
|
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受賞・選出歴 |
寿司 百名店 2022 選出店
食べログ 寿司 EAST 百名店 2022 選出店
寿司 百名店 2021 選出店
食べログ 寿司 EAST 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | 寿司、日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
022-222-0354 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
地下鉄南北線:「広瀬通」駅出口より徒歩6分 青葉通一番町駅から120m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥10,000~¥14,999 ¥5,000~¥5,999 |
予算(口コミ集計) |
¥15,000~¥19,999
¥3,000~¥3,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
(カウンター席、2F小上がり席、3F個室あり) |
---|---|
個室 |
有 (2人可、4人可、6人可、8人可、10~20人可) |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
分煙 1階は禁煙 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 付近にコインパーキングあり |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり、座敷あり、掘りごたつあり、バリアフリー |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
お子様連れ |
子供可 |
備考 |
ミシュランガイド掲載店★ |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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土曜日の夜です。
駅前のホテルを出て三越まで歩き、地下のお魚売り場を見学します。
さすが東北随一の都市。全国から集まるサラブレッドの中で、地物のバイプレイヤーもキラリと主張しています。
その後、歩いて藤崎百貨店にも寄り、6時前にお店に入ります。
ドアの前には、今日はご予約のお客様に限らせていただきます、との貼り紙が。
予約で一杯なのか、休みの前日と季節柄で魚が少ないのか、どちらかなぁ、なんて考えながら、自動ドアのボタンを押します。
カウンターには誰も座っていません。最初の客かと思いきや、二階と三階に既に団体様がいらっしゃるようです。
右から三番目の座席に案内されます。老齢の親爺様の正面です。若い頃から小判寿司一筋、といった感じの職人さんです。
座って直ぐに、前夜の山形の『いしやまさんがよろしく、とおっしゃていました』と伝えます。
イッセー尾形似の親方が『彼は真面目な男でねぇ、一生懸命がんばってるんですよぉ。私らも仙台から応援してるんです・・・』と、小デブを真っ直ぐ見やりながら、自分の子供を自慢するような眼差しで呟かれます。
素敵な爺様、失礼、大先輩だなぁ、と此方に再訪したことを素直に喜びます。
程なく左隣にはマイ猪口持参のご常連様、右側には奥様の誕生日を祝う若いご夫婦が座り、和やかな時間がスタートしました。
いただいたものは以下の通りです。
地酒と居心地が良かったので、3時間コースとなりました。最初に来て両隣より遅く帰る、尻の重い小デブでした。
でもたんまり呑み食いしたので、ご容赦を。
<つまみ>
●三種盛り:ソラマメ、ワラビ、ウドのきんぴら
●塩蒸しアワビ:地物。甲高
●シャコ:地物。卵を抱えた雌
●鯵:
●卵:薄焼き
●キタムラサキウニ:地物
●赤イカのゲソ:地物。ケースの中で屹立しておりました。鮮度高し。美味い
●バイ貝:これは日本海から引いたとのこと
●真ボヤの酢の物:地物。その日に水揚げされた物を捌いて、翌日には持ち越さないとのこと。東京では味わえない、マンゴーのようなパイナップルのような味わいに溜息
●鰹の和辛子醤油和え:玉ねぎスライスと絶妙なタッグ
●赤身:今の時期はインドマグロ。まるで羊羹のようなシットリ具合
●真子鰈:縁側の脂に悶絶
●赤貝の紐:閖上産。昨日水揚げされたシーズン最終品。7月と8月は禁漁だそうです
●卵焼き:スフレ。芝海老と平目と小柱のすり身入り。完璧な江戸前仕立てに脱帽
●鮪のフレーク:焼き物が焼きあがるまでの手慰み
●口直し:カブときゅうりと姫大根だったかな、の昆布漬け。身体に優しい
●鰻の地焼き:小ぶりな天然物。川から海に出て来たところを石巻でゲット
●ウニイカソーメン:赤イカの薄いコリコリ感とキタムラサキ、たっぷりのワサビと海苔がマリアージュ
●本シシャモ:鵡川の雄二尾
●ボタンエビ:動産。アズーリ色の卵と一緒に
●ホタテ磯辺焼き:大粒。断面の柱状節理が美しい
<握り>
●シマアジ:天然
●赤身:インドマグロ
●赤貝:閖上産。今日から二ヶ月禁漁
●赤貝の紐:閖上産。今日から二ヶ月禁漁
●車海老:
●紐キュウ:細巻き
●中トロ:インドマグロ
●鰹:砂ずり部分
●卵:鞍掛
<お酒>
●生ビール
●伯楽星:純米吟醸
●日高見:純米、日本酒度+11
●乾坤一:純米吟醸超辛口
●一の蔵笙皷:純米大吟醸
●山和:純米大吟醸
ああっ、前夜の4.5合に懲りず、5合、呑んでしまいました