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いつものようにいつものとおり
最近は観光客も沢山いるけど
この日もいつものように女将さんはいそがしく働き
いつもの通りもてなしてくれた
この日は酒を二杯
一杯目の肴は糠漬けとお浸し
二杯目の肴は冷奴
それにしめさばも食べた
このしめ鯖生に近いもので仙台では珍しい
好きな肴である
源氏の夜
2015/02再訪問
東北支店の会議に参加するために来る知人と5時開店に待ち合わせ
毎年の二月恒例行事となりつつある
女将が東京で琵琶の発表会があると駆けつけ花を贈る洒落者
彼は源氏のファンであると同時に女将のファンでもある
いつも通りぬか漬けから始め
あらかじめ〆さばもオーダーしておく事を忘れない
仕事もこの通り抜かりなく進めるタイプだろう
今年は冬にホヤが出回っている
例年にはないことだ
そんなホヤとナマコを使った酢の物
一杯目のお通しらしいすっきりとした味わい
僕は珍しく浦霞の熱燗から始め最後までそれで通した
彼はにごり酒も織り交ぜバラエティーなオーダー
アメリカの大学からそのまま地元の金融機関に勤めた
たまにしか帰国しない息子さん
彼女を連れて来日しその足で家族そろって旅行した話等を聞かせてもらう
冷奴のあとの小さなお造りが終わる事しめ鯖が届く
脂の乗った鯖で短時間占めたのだろう
〆さばというか鯖のお刺身に近い味わい
途中彼女も参加して和気藹々の雰囲気に
6時を過ぎた頃
コの字カウンターは満卓になった
女将の動きも忙しくなる
4杯目の分岐点
おでんかそれとも味噌汁か
この日はおでんを選択
僕に用向きがあり6時半ごろ店を出る事に
めいめいに満足してお開き
会計の時に次回の発表会の日程を聞く知人
やっぱり彼は源氏のファンであると同時に女将のファンである事は間違いない
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七夕まつりのはしご酒 2014/8/6
2年ぶりに七夕飾りを眺める
震災から3年が経ち落ち着いたと言えよう
今年も数点シックで気に入った飾りがあった
もう一軒位軽く飲みたい
同じく2年ぶりに文化横丁を歩く
小判寿司の向かいから小道を進み
行き止まりにあるのが「源氏」
昭和28年から始まった歴史ある居酒屋
それ以前米蔵だった建物は今もまだ鈍い輝きを放っている
幸運にも席は空いている
女将さんがカウンターに入るまでは勝手に座らず入り口で待ち
お互い挨拶をかわす
それから席を指定され初めて長椅子に腰かける
これが僕のルール
久しぶりに訪れて真っ先に変化があったと思ったのは酒の種類
全て銘柄が変わっていた
今注目されている新政が入手困難になったのかもしれない
ただ僕のお気に入りの南部美人がなくなったことは少し寂しかった
気を取り直して浦霞の純米を注文
ほどなくして夏らしいシンプルな肴が届く
そうそう
この塩分が少ない糠漬けが懐かしい
いい兆候だ
この日は二人組の客が多く場が荒れていない
油断させるほど甘くはない
それでいて心を落ち着けられるオーセンティックなバーの様な酒場
それが本来の源氏だった
琵琶のお師匠でもある女将さんの和服姿
相変わらず凛として隙がなく立ち振る舞いにも品がある
元常連である僕にもきちんと声掛けしてくれる
有難いことだ
そんな女将のことを「そっけない」という人もいる
しかし考えてみてほしい
初めて行った店のバーテンダーが
唐突に親しみを込めて話しかけてくるだろうか
居酒屋だからと言ってカウンターに立つ誰もがフレンドリーとは限らない
その店ごとのスタイルがあることを学んでほしい
二杯目の肴である冷奴が届くころ注文した締め鯖も供された
ここで締め鯖を食べるまではきっちり締めてある物が好きだった
刺身といっていいほど脂ののった軽い締め加減の鯖
食べるとその旨味に舌を巻く
山葵を本格的になんて言う声が聞こえそうだけどそれはそれ
昔からのスタイルでほどほどの良さもある
他に何もいらないと思わせる完結した酒場
心からの充実感が酒と共に体を巡る
やはりここは仙台になくてはならない場所に思えてきた
三杯目の素朴な造りを食べて会計を済ませる
女将さんは少し丸くなったかなと思わせる温厚さも兼ね備えたと思う
久しぶりの充実感が心を高揚させる
それを押し留めるような小雨がぱらぱらと路面に落ちた
それはそれで悪くない
そんな気持ちにさせるような雨の中、少しだけ家路を急いだ
P,S,随分と堅苦しいことを書いてしまいました
若輩者だった頃(今でもそうですが)
お酒という事について学ばせてもらった酒場の一軒といっていいほどの場所
特別な思い入れがあります
そういった意味で偏った内容になったことお詫び申し上げます
また、最近は以前にもまして女性のお客様を見かけることが多くなりました
スイーツとして無花果や金柑の甘露煮を注文してみてはいかがでしょう?
それほど甘味だっていない素朴な味わいがありますよ
お勧めです
お立ち寄りの際には思い出してみて下さいね
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初春を求めて酒を飲む 2011/1
正月らしさが薄れてきた昨今
そのらしさを求めて一軒の居酒屋へ向かう
路地裏に入り込んだ入り口には大きな酒樽としめ飾り
普段なら奥まったところに掛かる縄のれんも今日は特別とばかりに
せり出している
居酒屋 源氏
戦後から続く仙台の老舗
開店時間より少し早い4時半の店内は、居酒屋とは思えない程ゆっくりと静かな時間が流れていた
女将さんと新年の挨拶を丁寧に交わし
相変わらず楚々としながらも凛とした雰囲気を持つ女将さんに早速樽酒を注文する
杉樽の香りを含んだ新政はさらっとした口当たりで、すっと軽く喉を通り過ぎてゆく
酒一杯に付き一品の肴が出てくるわけだが、今年の一品目は数の子と豆の煮浸しに、菜の花のからし醤油かけと厚焼き玉子
薄緑のえだ豆と朱色がかった人参、そして歯掛りの楽しい数の子
設えも上品な一品
つんと来ることもなく、香りだけ残した菜の花の塩梅もよく、見た目と味両方で初春を楽しむ
杯が進み、肴も変わる
湯豆腐からお造りへ
今日のおつくりは酢だこと鮭のルイベ
しめ鯖も頼みたいところだが、市場がまだ開いていないので生ものの注文は受けないとの事
現代の技術をもってすれば、数日間の保冷など訳もない
しかし、あえてその手段をとらない潔さこそが源氏の源氏たる所以であろう
久しぶりに干物を見繕ってもらう
余分な物がない日の光を浴び凝縮された旨み
こうやって干物で飲んでも樽酒は十分に美味い
いつもの常連が一人また一人と新年の挨拶を交わす
5時半だと言うのに、もう満卓だ
楽しそうな会話が心地よいBGMとなって聞こえてくる
どことなく厳かな雰囲気の源氏
世知がない世の中にも未だに正月らしさが残るお店
暇するころあいを計り、女将に声をかける
今年もよろしくと再び挨拶を交わして
初春の雰囲気に名残惜しさを感じながら店を後にした
<p>
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店名 |
源氏(げんじ)
|
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受賞・選出歴 |
居酒屋 百名店 2021 選出店
食べログ 居酒屋 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | 居酒屋 |
お問い合わせ |
022-222-8485 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
青葉通一番町駅から徒歩3分 青葉通一番町駅から101m |
営業時間 | |
予算 |
¥3,000~¥3,999 |
予算(口コミ集計) |
¥3,000~¥3,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
20席 (カウンター18~20席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 入口に灰皿あり |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、日本酒にこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
オープン日 |
1950年4月29日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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数年ぶりである
混んでいる事もあり女将さんが奥から出てくるまで入り口で待ち
久しぶりの挨拶と一人であることを話してから席に着いた
うるさ型の諸先輩方の姿はなく
コの字カウンターで僕が年長さんのようだw
昔から変わらないスタンスで女将さんが来るまで待つ
対面で注文を聞きに来たとき浦霞の純米酒を注文した
今は高清水と浦霞
置いている酒も変わった
昔の新政の日めくりが懐かしい
浦霞は口に含むと割と甘味があり重厚な口当たりで
アルコールのきつさは感じないマイルドなのど越し
麴や米の溶けたような香りが鼻を抜けて楽しませてくれる
一杯目は
酸のあるぬか漬けと煮つけなどの肴
燕の子供じゃないんだから「すいません」って何度呼んだって順番なんだから
女将さんは言わなくたって解っているよ
と・心の中でひとり呟き
空いたグラスをカウンターに乗せ
女将が対面に来てからお代わりを所望した
二杯目は
冷奴
いろいろうんちくを語る客や観光客
入れてよかったとかルールがどうのこうのという事で盛り上がっていた
ここで盛り上がること自体昔からすると不思議な事だけど
女将さんがそれでいいと思って商いをしているのだから
余計な事を言う必要もないし自分は自分のスタイルで酒を飲めばいい
サクッと二杯飲んだら満足したし次を頼むと時間がかかりそうだったので
皿やグラスをカウンターに置いて女将を待ちお会計を済ませる
昔のような
なんてこと言っても仕方ない
酒場は生き物
常に変化するものだ
昔は昔 今は今
気に入ったならそこで酒を飲み
嫌ならほかで飲めばいい
ただそれだけの事
僕自身はどうだったかといえば
そんな周りの雑踏がうるさいと感じつつも
勝手知ったるなんとやらで
何となく居心地がよくまたしばらくしたら行ってみようかと思いながら店を後にした
ごちそうさまでした♪