おそば　提供が早くなりました。 : そば 松尾

　松尾さんのおそばはおいしいのは、何回も行って知っている。ただ難点は時間がかかったこと。
　今日は土曜日、いつもより出遅れて到着11時４０分過ぎ。嫁さんと１時間以上待つ覚悟で本をもってお店に入るも、いつもと違って外に並ぶこともなくそのままお店の中で待機。
　なんと２組待ちだけ。ラッキーというか何か悪いことでもあるのかという心配。
　明らかに今までのあの長時間待って食べるという雰囲気ではない。何が起こっているのか。
　ご主人によると東京からそばの修行をなさっていた息子さんが帰ってこられて一緒にお仕事をなさるとか。
今まで一人で切り盛りされていた厨房を親子でやられるようになったとか。
　カウンターに座って注文を受けてもらって、ちょっとしたら料理が到着。今までとは違った早さ。
　さておそばは。ざるそばを頼んだ。腰があり噛み応えが心地よい。カツオのだしが効いているお出しをたっぷりつけて食べるのが僕の好み。そばの味を味わおうなどという気はあまりなく、お出しを口の中にそばと一緒に運び込んで食べるのがいい。
　そうなるとお出しが足りなくなる。ご主人にお出しがなくなったというと、追加のお出しを大きめの容器で出していただけた。これがありがたい。後で蕎麦湯を入れて飲むとよくわかるのだが、すっきりしたカツオの味がする。
　蕎麦湯も出していただけるのでこれも楽しみ。
　おそばの量もたくさんあって満足できる。
　
　帰りには多くのお客さんが待っておられた。（以前よりは少ないのは確か）
　息子さんが帰ってこられて回転が速くなった。
　味は変わっていない。
　今なら比較的早くおそばにありつける。
　行列を見てあきらめていた人、一度行って待つのが嫌で２度目を躊躇していた人、今なら行ける。
　でも待ち時間0というわけではありません。

そば打ちをテレビでやっていたのを見て嫁さんが、松尾のおそばを食べたいと行ったので土曜日に行く。
大阪を9時半頃出て、向こうへの到着が11時20分。ちょうど良い時間。高速を使わず、地道で来たので時間はかかる。ただしここへ来るまでに高山おかきの工場でおかきを買ってきたので、その分時間ロスがあったが、実質1時間半ぐらい。
　11時30分の開店前で先客が4組。11時半の待ち時間まで、外にあるベンチに腰掛けて読書。さわやかな風が心地よい。開店時刻になると名前を呼んでいただいて、1巡目に入る。といっても入店順に注文を取りに来られてその後おそばをゆで始められる。そばをゆでててんぷらを揚げてということにかかっておられるのはご主人ともう一人。料理が出てくるまでの時間がかかるのは承知。だし巻き玉子とてんぷらの盛り合わせ。それにざるそば僕は大、家内は普通を頼む。
　大はかなり量が多いがおいしいからぺろっと食べてしまった。そば粉が多いのかそばの乾麺などを食べたときにあるぬたっとした感覚があまりなくどちらかと言えば、ぼそっとしたそばの感覚がする。そばつゆは、かなり力のある感じのする鰹だし。
　おいしくいただけた。　
　この出汁がだし巻き玉子にも使われていて鰹の風味が玉子の味の中に隠れていて、良いものである。
　てんぷらも揚げたてが提供されておいしかった。
　2人で3000円程度に収まる昼食としては贅沢感おいしさ、そして量、みんな良いものがあると思う。


期待の納豆そばを食べに行った。においも普通の納豆だった。まあこんなもんかなと言う感じだった。
天ぷらはおいしくいただいた。だし巻き玉子はだしがきいていておいしかった。
今日はちょっと待たなければならなかった。おいしいものを食べるのにはちょうど良い待ち時間30分程度だった。　


最近伊賀の方へ行く事が多いので食べログを見てどこかおいしいところがないかと､検索を繰り返す内にここを発見。
　名阪国道の大内インター近所にあるドライブインで以前は伊勢方面に行くときには朝食に山菜そばをよく食べていたのだが、結構おいしくてこの店の得意技ぐらいにしか思っていなかった。
　地域的に伊賀そばというのがあるというのを知ってこの中でもっとも評価が高い松尾さんを訪問。
　「名物にうまいものなし。」という格言があるが、名物というのはそこの土地で育ったもの、大阪ではたこ焼きお好み焼き、出雲のそば、香川のうどん、競争が激しいためにどこに入ってもそれなりのものを食べさせてくれるのが常。そのためにその地域に行くと名物は食べることにいている。とはいうものの失敗もあるのだが。（最近では郡上八幡の鶏ちゃん、山梨のほうとう（山梨県の食については秘密のケンミンショーで富士吉田の７月１日に食べるひじきとジャガイモの煮付けをみんなが食べることを見て出演者が「今まででもっとも地味」と言っていた、また試食でわざとらしい絶賛もなかったので、しかたないとはおもうのだが・・・。））
　で、松尾さんのおそばは、細切りでしっかりした腰があり名物にうまいものありという感じだった。僕は天ぷらおろしそばを頼んだんだが､かつおだしがしっかりきいていてすっきりした感じがした。天ぷらも揚げたてでちょっと量的には少なかったもののそばを楽しむならばこれで充分という感じだった。
　嫁さんも同じものを頼んだため､そば湯にありつけず(ざるそば系のそばにはそば湯が出ます。）次はそちらを頼んでやろうと思っている。
　横の席に座った常連と思われる初老の男性が、座るなりざるそばと､納豆そばを注文なさって､後でだれか来るのかなと思ってみていたら､先にざるそばが提供され､その後ざるそばを食べ終わるタイミングで納豆そばが提供されていました。そのタイミングの良さと、その男性のそば好きの度合いには驚かされた。
　次は自分は納豆そば、嫁さんはざるそばということを心に決めて店を出た。