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店舗基本情報
| 店名 |
大田屋 鵜方支店
|
|---|---|
| ジャンル | たい焼き・大判焼き、郷土料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
0599-43-6277 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
鵜方駅から86m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席・設備
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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---2016年9月の口コミ---
初回訪問は2016年。ななしょう様の記事に興味を持ちました。たい焼の天然物ってなんじゃろう？
朝10時に鵜方駅前Pに車を停めて大田屋に入店すると、先客はなく、40過ぎの店主がぽつねんと佇んでました。そりゃそうだよね。開店直後だものね。
先ずは注文したのは"たい焼"2つで、①ミックスと②小倉あん&抹茶。ミックスというのは"小倉あん&カスタード"のハーフ&ハーフなのですが、他にもハーフ&ハーフに応じてくれるので店主お薦めの"小倉あん&抹茶"を選択。
この店は作り置きせずに注文してから焼き始めるので、10分ほど待ちますが作り立てのアツアツが保証されてます。嬉！ 待ち時間は店主とダベリング。
店主いわく「ウチの特徴は1匹づつ焼き上げる一丁焼の焼きごて。これが天然物の証し」との事。試しに焼きごてを持たせて貰ったが、3kgはあるので素人が扱うの無理～。最近は複数匹を一度に焼き上げる連式<=養殖物>も美味しくなったらしいけど、熟練職人の店主が1匹づつ丁寧に焼いてくれる方が、旅行者には有り難いよね～。
そして雑談しながら待つこと10分。提供された"たい焼"はアツアツで皮目がカリッとして、餡がどっしり入った横綱級。う～ん。うまいっ。どっちも美味いけど"小倉あん&抹茶"の方が重厚さが際立ってて私好み。
続いては"たい焼ドッグ"。店主いわく「なんか珍しいモンで看板商品を狙ったんです」との事ですが、ウインナーがお腹だけでなく尻尾の先まで詰め込まれている様子は、中々どうして芸が細かいです。これもお奨め。
そして最後は"てこね寿司"。私好みの古代種"てこね寿司"でした。
今どきの"てこね寿司"って健康志向の時流の為か、さっぱり鮮魚系のヅケカツオが飲食店でよく提供されてます。でも30年前はコッテリ保存食系のヅケカツオが多く、たまり醤油と味醂に長く馴染ませてテカテカに光った"てこね寿司"。そしてシャリの甘さが強烈な"てこね寿司"が多かったものです。
個人的には、30年前に食べた"てこね寿司"の古代種こそ本当の郷土料理だと考えていて、今どきのは"ヅケカツオ丼"くらいに思ってます。今はなき和具の名店"十代 権四郎"は古代種の真骨頂でウマかったなぁ。
でもって、大田屋の"てこね寿司"は古代種を彷彿させる味で超ウマシ。「きっと年配の方が作っているんだろうなぁ。お婆ちゃんの味に近いもんなぁ」と思いつつ店主に確認するのを失念。あひすまぬ。
店主が"たい焼"を焼いてる合間に
・鵜方支店は、今年で営業9年目
・餡の組合せ自由などメニューを工夫してるが、注文が集中すると覚えきれない。
・昔は高校生の喫煙場所で繁盛したが、市民の通報で警官が見廻るようになり全面禁煙
・近所にコンビニが出来て、高校生の立寄り頻度が減った。競合商品はコンビニの揚げ物
など、取り留めもなく雑談。
私のような旅行者視点で見ると
・たい焼は定食に比べると量が少なく、他の店で食事しても大田屋に立寄り易い。
・古代種"てこね寿司"には郷土料理としての価値がある。
・朝10時開店は便利。スケジュールも組み易い。
・鵜方は交通の要衝。和具に行くにも、パールロード使うにも、尾鷲に抜けるにも
など、太田屋 鵜方支店のあふれる魅力が光ってて再訪必至なのだが、
地元高校生にこの店の本当の価値を理解して貰うのはシンドイのかもなぁ。高校生から見ると"天然物たい焼"と"コンビニの揚げ物"って同列なのかなぁ？勿体ないなぁ。
---
たい焼<ミックス>(\130),<小倉あん&抹茶>(\130),たい焼ドッグ(\200)
てこね寿司(\500)