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店名 |
日の出(ひので)
|
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受賞・選出歴 |
2024年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2024 Bronze 受賞店
2023年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2023 Bronze 受賞店
2022年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2022 Bronze 受賞店
2021年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2021 Bronze 受賞店
2020年Silver受賞店
The Tabelog Award 2020 Silver 受賞店
2019年Silver受賞店
The Tabelog Award 2019 Silver 受賞店
2018年Silver受賞店
The Tabelog Award 2018 Silver 受賞店
2017年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2017 Bronze 受賞店
日本料理 百名店 2023 選出店
食べログ 日本料理 WEST 百名店 2023 選出店
日本料理 百名店 2021 選出店
食べログ 日本料理 WEST 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | 日本料理、郷土料理 |
予約・ お問い合わせ |
0594-22-0657 |
予約可否 |
完全予約制 ※2020年4月1日~8月15日までの予約について |
住所 | |
交通手段 |
近鉄/JR桑名駅東口 徒歩もしくはタクシーで5分 西桑名駅から1,119m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥10,000~¥14,999 ¥8,000~¥9,999 |
予算(口コミ集計) |
¥20,000~¥29,999
¥15,000~¥19,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、VISA、Diners、Master) 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
20% |
席数 |
60席 (7部屋) |
---|---|
個室 |
有 (2人可、4人可、6人可、8人可、10~20人可) 4名以上で個室。2名は相席の場合もあり。個室のテーブル席もあります。 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 基本的に全て個室 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
有 少し狭いので大型車の場合注意。7台(店前)、4台(店北側) |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、座敷あり、掘りごたつあり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
サービス | テイクアウト |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
1923年 |
備考 |
料理の表示料金以外に、奉仕料20%、さらに総額に税金10%(外税)かかります。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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きた!ついに!
あの憧れの桑名に!そしてあの桑名の日の出に!
友人が勉強会ミーティングを日の出でやると言うのだ。
何と言う素晴らしい機会、これを逃すわけにはいかなかった。
都内ではまぐり鍋を出す店を研究したのは二年ほど前だったか…。三件ほどしか本格的なはまぐり鍋の店はなく、それを食べて日の出さんに憧れていた。
およそ関東で食べるはまぐりはほとんどが汀線(ちょうせん)はまぐりで、大和はまぐりと言われる桑名のはまぐりより歯ごたえは硬く、貝殻も分厚い。
桑名のはまぐりはふっくらとしていて、卵を抱えたこの時期は特に濃厚でこの世にこんな美味いものあるのか?と言うほど美味い。
「今日のお客さんは小粒ですみません。」と言われたが、「私の口からは言えませんが。」と言いながら小粒が美味いと言うことを教えてくれた。大きいとビックリするので楽しいけれど、小粒は小粒で美味いとのこと。
「大もあります。」と言われ、焼き蛤の大と小も頼んだ。
果たして、蛤鍋の旨さは実に極まった。
昆布と鰹節で引いた出汁は昆布の方が多く使われていて実に上品な下味。そこに天下無敵の旨みを持つはまぐりが投入され、ハラリと開いたらすぐ、取り皿に分けられて供される。
殻に手の脂が付くのと投入時に殻が壊れるのを防ぐ意味もあるのか、手で掴むのを避け、必ずオタマで掬い、それを丁寧に鍋に入れていく。
繊細な味で客を納得させ続けた引き継がれる伝統の素晴らしさが染み渡る。
この繊細さは投入される野菜の選び方にも表れる。例えば、白菜は甘みがでるのと旬がはまぐりと重ならないので入れない。
そのこだわりが出汁の愉しみを際立たせ、倍増させる。
一杯目から三杯目までの味のグラデーションがはまぐりの旨みであるコハク酸の上品な旨さを物語る。
一杯目はさっぱりと、繊細な出汁のベースがそこはかとない品を漂わせる。
二杯目にはコハク酸が混じり始めたバランスの良い出汁が、身をいただいた時にもすぐにわかる。
そして三杯目の出汁は随分と濃いのに上品な出汁が素晴らしい。
変化、グラデーションを愉しむという興の乗ったすばらしさ!
変化を楽しむもので、甲乙つけるものではないが、好みで行くと二杯目に軍配が上がる。
が、しかし、印象は一杯目の探したくなるようなそこはかとない旨みの印象。
そして、三杯目の濃いはまぐりの旨みの乗ったコク、上品なのに嫌味のない味わいは極めて印象的。
それにしても女将さんが素敵過ぎる。歌舞伎の話しで盛り上がったが、「誰の何を見たいかが歌舞伎座のこけら落とし以降は見たい組み合わせで無いんです。」というこだわりよう。
尾上菊之助の美しさについて盛り上がれたのも楽しかった。ちょうど先日、静御前を演じた楽屋に挨拶に行ったばかりで、「おおこの女将さん、趣味も話も実に合うわい!」と思ってしまった(笑)