ほんの少しパンチのある塩を、まろやか出汁が覆って旨味の高いスープに仕上げたラーメン♪ : ラーメンぐんじ 中川原駅前店

四日市でのランチ。ラーメンでもと思い、今回お伺いしたのが、
「ラーメンぐんじ」さん
お店の前の駐車場は、駐車できる台数は多いけど、１台の車を停めるスペースが狭い・・・。５ナンバーの普通乗用車なんだけど、車のドアを開けるのも難儀する程の横幅の無い駐車場・・・。これだけ駐車場全体の面積は広いんだから停められる台数を減らしてでも１台あたりのスペースをもうチョット広く取ってもイインじゃないだろうか・・・。しかし、まあ、こればっかりはテナントとして入っているお店の問題じゃないけどね。
で、お店に入店した時間は開店から直ぐの１１時３５分。開店間際の割には先客は既に５名の方がいらっしゃています。う～ん、私でもほぼ開店直ぐの入店だったのに、既にこんなに入店している人がいるとはチョット驚きだなぁ。多分、開店前から待っていた人達ではないかと思われます。と言う事は開店前から待ってまで食べたいラーメンって事ですかね。う～ん、これは楽しみだなぁ♪
それじゃ、まずは券売機の前で何を食べるか暫し検討。ふむ、色々あるなぁ。“塩”、“醤油”、“節”って言うのが基本のラーメンなのか？その他に“梅塩”、“冷しお”もあるんだなぁ。どうも“塩”がメインのお店のようだなぁ。う～ん、どれにしよう・・・。と悩んだ結果、今回選択したのが、
「塩スペシャル大盛」\1,100
どうもこれが一番オーソドックスなメニューっぽかったので、それの贅沢なトッピングのヤツを選択してみました。購入した食券を店員さんに渡し、カウンター席に腰掛けます。
ラーメンが来るまでの間、グルッと店内を見渡してみましょう。カウンター１４席、四人掛けテーブル２脚あります。まあ、そこそこの席数かな。ふむ、カウンターの前に“ネギ油”の事が書いてあります。食っている最中にスープのテイストを変えたい人は自由に頼めるようです。うん、これも後で頼んでみよう。
そんな事を考えていると、ラーメンが届きました。着丼時間は約１０分。開店５分過ぎと言う、先客５名分のラーメンを作っていると言う、あまりにもバットタイミングで入店しているので、チョット時間がかかった感じですね。普通はもう少し短いと思います。
じゃ、丼全体を俯瞰で眺めてみましょう。まず具材なんですが、叉焼３枚、味玉半身２キレ、メンマ、小松菜です。品名に“スペシャル”が付くだけにそこそこ充実した具材ですね。そして、スープはほんの少しだけ濁りがあるタイプで、出汁がよく出ている感じがし、食欲をそそります。そのスープの中から垣間見られる麺は細縮れ麺のようですね。
それでは、まずはスープから啜ってみましょう。うん、ほんの少しの“トゲ”のある塩ですねぇ。ラーメンに使うには珍しい塩らしい塩ですね。しかしその“トゲ”を出汁のマロヤカさが覆って逆に旨味に変えているところが素晴らしい。このマロヤカな出汁が美味いんですが、鶏ベース（豚かも？）に何かの魚節が使われている感じでしょうか？
そして、この美味いスープが細縮れ麺によく絡んで、麺からもこのスープの美味さを味わえますねぇ。その麺ですが、コシは弱い方かな。もうチョット固い方が好みなんだけどなぁ。ここは私の個人的な好みから言えば残念な点。
次に叉焼も食べてみましょう。叉焼はトロトロの煮豚ですね。肉にタレがよく染み込んでおり美味い。しかも表面も軽く炙ってあるので芳ばしさがアップしています。しかし、麺を食べている時には、この焦げた香りがチョット鼻につくのが難点ですね。スープの香り・旨味に強引にこの焦げ感が混ざってきてチョット邪魔な感じがします。ただ、人によっては芳ばしさが増したと思う人もいると思うので好みの範囲かとは思いますが。
最後に味玉。味玉の味付けは薄め。う～ん、これは普通かな。できればもう少し半熟感がある方が好みなんだけどなあぁ。
先述の通りこのお店では、後でネギ油を好みで頼めます。これをスープの中に入れて味の変化を楽しめるんですね。じゃ、チョット入れてみましょう。焦がしたネギの香りがプラスされましたが、大きな変化はないですねぇ～。これだったら私的にはネギ油なくてもイイかな。それよりもスープの出汁が美味いからそれをストレートに味わいたいですね。
そんな感じで一杯完食。うん、なかなか美味しいラーメンでした。機会があったらまた来たいと思います。ご馳走様でした。