和亭
（油屋別館）- エリア：
- 伊根町その他
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0772-32-0306
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丹後の恵みを最大限に活かした圧巻の料理とロケーション＠伊根町
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エントランス
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部屋付き露天
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京の春
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夕：八寸
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夕：八寸
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夕：八寸
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夕：八寸
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夕：先附
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夕：向附
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夕：蒸物
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夕：焼物
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夕：焼物
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夕：油物
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夕：酢物
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夕：御飯
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夕：止椀
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夕：香の物
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夕：水物
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朝
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朝：冷菜
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朝：八寸
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朝：仕切弁当
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朝：蓋物
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朝：汁物
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朝；水物
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店舗基本情報
| 店名 |
和亭（油屋別館）
|
|---|---|
| ジャンル | 旅館・民宿、かに |
|
予約・ お問い合わせ |
0772-32-0306 |
| 予約可否 |
予約可 電話予約可能な時間帯［10：00～19：00］ |
| 住所 | |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
￥10,000～￥14,999 ￥10,000～￥14,999 |
| 予算（口コミ集計） |
|
| 支払い方法 |
カード可 （VISA、Master、JCB、AMEX、Diners） 電子マネー可 |
席・設備
| 席数 |
36席 |
|---|---|
| 最大予約可能人数 |
着席時 36人 |
| 個室 |
有 （8人可） |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
有 |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる |
|---|---|
| 料理 | 魚料理にこだわる |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 景色がきれい、海が見える |
| ホームページ | |
| オープン日 |
2004年10月16日 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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いつになく早くも桜が散り果ててしまった4月の初旬、珍しくも平日の連休が合致した妻殿と、久し振りに温泉に出かけてみることにしました。
ここは全11室が掛け流しの露天風呂付客室という贅沢さ。せっかくの機会なので奮発しました。その分、いつものバスではなく格安レンタカーで交通費を節約。妻殿と二人だと、公共交通より格安レンタカーを使った方が安上がりです。
部屋付きの露天風呂には平成6年に湧出したというお湯が掛け流されていて、澄明で匂いは無いが、僅かながらに味がある。泉質は炭酸水素塩泉で、浸かってみると、少しぬるっとした独特の感触で、これは女性がうれしい「美肌の湯」。
温泉の詳細はワタシのブログ「バスde温泉」で.
油屋別館 和亭＠奥伊根温泉
https://blog.goo.ne.jp/seiichi_kuroda/e/3aa30759ccae9dfef3bbc4498f55e193
夕食の時間になると、仲居さんが小さい方の部屋の掘り炬燵に食事の準備をされます。準備が整って呼ばれると、先附と八寸 の器、食前酒の柚子酒が並んでいます。お酒は地物、向井酒造の「京の春」（山廃仕込み）をお願いしました。
先附はいさざの旨煮、八寸は三種盛りになっていて、ずんだの豆腐、南蛮漬け、河豚の煮こごりとなっています。「京の春」はほんのり酸味のあるすっきりした味わいで、和食と合わせるのに最適です。
向附は地魚のお造りを盛り合わせています。メジロ、サワラ、ヒラメなど春の魚の数々。特にサワラの刺身は鮮度が命なので貴重です。脂の乗りがよくて実に旨い。
蒸物は丹後ぐじの桜蒸しです。蓋を開けるとふわっと桜の香りが漂う春らしい一品。真丈に包まれたぐじ（甘鯛）の身はほっこりと柔らかく、淡白な味わいながら、餡には深いコクがある。
焼物は但馬牛ロース石焼です 。日本が誇るブランド牛のルーツで和牛の王様「但馬牛」。サシの入った上質のお肉をバターとともにいただきます。実に柔らかい肉質で、肉の旨みも充分。バターがいい仕事をしています。
油物は河豚の唐揚げです。フグと言えば「冬」のイメージだが、フグが最も太り、旨くなるのは春から夏とのこと。骨付きの身なので気をつけて食べない事には危ないが、この骨のある身がいちばん美味い。
酢の物は松葉蟹です。季節を微妙に外しているが、カニ酢とともにいただくと、蒸された身は程よく甘く、カニ味噌は旨みが凝縮されているよう。これを「酢の物」と称しているが、立派なメインの一品です。
クライマックスは鯛の釜飯に止椀の赤出汁、香の物三種盛りです。ふっくらとした ご飯を今まさに旬の鯛とともに炊き上げた一品。これは箸が止まりません。ほっこり美味しくいただきました。
締めくくりは水物で、桜ムースと苺があしらわれている実にさっぱりとしたデザート。もうお腹いっぱいです。
朝食も夕食と同様、時間になると掘り炬燵の部屋に仲居さんがセットしてくださいます。中央に取り分け用の野菜サラダが置かれ、各人それぞれに仕切弁当やコンロ、温泉玉子、野菜ジュースなどが並びます。
手前にはこの地域名物のへしこなどの珍味、奥の仕切弁当にはイカのお造り、がんもどき、岩海苔などが仕込まれています。そして蓋物はもずく豆腐。こちらは固形燃料で加熱していただきます。
焼物はえてカレイの一夜干しで、こちらも固形燃料で焼き上げます。自家製という干物は、表面はパリッと、身はふんわりジューシー。
ご飯は土鍋で炊き上げた「丹後産コシヒカリ」。つややかでふっくらしています。お味噌汁はカセットコンロとともに鉄鍋で出されます。ブリが入っているのだが、新鮮なブリは臭みがなく、旨みだけがお汁にしみ出している。
炊きたての美味しい白飯とこのお味噌汁がむしろ主役と言っていいかもしれません。朝から圧倒されました。
この旅館、まずロケーションが抜群。温泉も優れ、サービスの女性もにこやかで好感が持てる。なによりもその料理が圧巻です。丹後の恵みを最大限に活かした良質の旅館だと言えます。