香住蟹（紅蟹）日本海ツアーその1 激安に紅ズワイガニを堪能 : 富田屋

富田屋さん

9月となり日本海側では紅ズワイガニの漁期を迎えました！

せっかくなので有名な香住蟹（紅ズワイガニ）をいただこうと泊まりがけで城崎温泉と香住へ行くこととしました。

富田屋さんは京都府の北側、宮津にあります。過去にも伺いその安さと美味しさに大満足しました。金沢から香住に行く途中、富田屋さんの近くを通ることになるのでランチに伺った次第です。

到着はちょうど13時頃。金曜の来訪でしたが店内は8割方埋まっている感じです。地元の超人気店ですが何とか予約なしで座ることができました。

こちらのお店はとっても安くて美味しいレギュラーメニューと当日のお勧めとなる看板メニューから選ぶことができます。

今回はこの後城崎温泉へ宿泊しますので軽めに安くということで、私はあら煮定食（540円）と相方は日替昼定食（540円）に看板メニューから紅ズワイガニ（1000円）をオーダー。

相変わらずの安さです。
しばらくしてまずは紅ズワイガニが運ばれてきました。

・紅ズワイガニ（1000円）
茹で蟹が一杯丸ごと甲羅付きのまま捌かれて登場。前回伺った際は残念ながら看板メニューには記載がなく頼むことはできませんでした。

そこそこの大きさの蟹で蟹みそもたっぷりです。これで1000円は安い。

全般的に茹でた紅って水っぽくベシャベシャになるのですがこちらの紅はそんなことなく身もしっかりしており甘くて美味。紅ズワイガニの身はまずは甘みを感じその後に蟹の風味がふんわりと追ってくる感じ。

甲羅の中の味噌も水っぽくなく個体を維持しております。こちらの味噌は臭みもなく脂を感じるこってりしたお味。これは日本酒だと激安の地酒1合（何と270円！）を頼んでちびちびといただきました。

・あら煮定食（540円）
ボリュームたっぷりのあら煮にご飯、味噌汁、ジャコおろし、漬物という構成です。あら煮はいろんな魚のあらでした。高野豆腐も入っております。あらは骨が多く食べ辛いところもありますが脂が乗っており旨味が強いです。可食部は十分ありました。魚の脂身みたいなものも入っておりましたがあれは何だろう？初めて食べました。あらとはいえこれで540円はお得を通り越してこの値段でやっていけるのと心配になるほどの安さ。そして感心したのはご飯（白米）のお味。ご飯は少し柔らかいですがとっても美味しい！やっぱり日本人としては美味しいご飯が出てくるとテンションが上がります。魚だけではなくご飯も美味しい。富田屋さんはやはり良いお店です。

・日替昼定食（540円）
相方が頼みました。こちらは日替わりの地魚の煮魚定食です。今日はフクラギ（ブリの子供）とナスの煮物にご飯、味噌汁、ジャコおろし、漬け物です。すこしいただきましたが、煮魚としてはこちらの方が圧倒的に食べやすいですがあら煮の方が脂がのっており個人的にはあら煮の方が好き。こちらもやはり心配になるほどの安さ。相方も魚はもちろん、ご飯（白米）が美味しいと感心しておりました。

以上で全部で2400円程
蟹食べて少し飲んで、1人ずつ定食を頼んだにしてはやはり激安。

それでいてお味も良いと文句なしの内容でした！唯一の欠点は金沢からの遠いところです。これは残念ですが仕方なし。
前に来た時から何ら変わらず安くて美味しい富田屋さんはやはり屈指の良いお店だと思います。

富田屋さんは激安でご飯付きの宿泊もしていますのでいつかは泊まってみたいですね。お酒も安いので気にせず美味い海の幸と酒をここで堪能したいものです。

この後は宿泊先の城崎温泉を目指します。
またこの近くを通る際は必ず寄らせてもらいます。

ごちそうさまでした！

富田屋さん

小天橋へ香住蟹のフルコースをいただきに行く途中に立ち寄りました。

人気店とのことで事前に予約をして伺いましたが、平日金曜日ということもあり、通常のお客さんも待ちなく入店できていました。
それでも相席は当たり前の状況でしたので、土日はきっと混むんでしょうね。

メニューを見てみます。
通常メニューはテーブルにあって、オススメは店内のホワイトボードに記載があります。
ホワイトボードのメニューに値段が書いてあれば在庫があり、なければ売り切れだそうです。

通常メニューはラーメンやカレーなどいたって普通なのですが、カレーが324円、ラーメンが378円などめちゃめちゃ安いです！
地元の方も多く利用されているようでした。近所にあると嬉しいお店ですね。

お酒も激安です。日本酒が270円、ビール大瓶が432円！何かの間違いでしょうか？（笑）
本当に良いお店です。残念ながら車での移動のため、深酒はできませんが機会があれば腰を据えてじっくりと飲みたい店ですね。

以下をチョイスしました！

・刺身定食 1080円
ここの刺身は角が立ってます！見るからに新鮮で歯応えもよく美味いです！品もブリやトロや、さざえ、その他地の魚と思われるものがたっぷり！内容を見れば十分納得の一品です。

・トリ貝刺身 800円
ここ宮津の名物は地トリ貝とのことでしたが初夏が旬とのことでメニューになし。通常のものを頼みました。地トリ貝は時価で身の他に、紐や肝もつくのですが、こちらは身のみ。トリ貝特有の歯応えを楽しめました。量もたっぷり。でも地トリ貝食べたかった（泣）

・渡り蟹（中） 580円
愛知でとれる渡り蟹と違ってド派手なオレンジ虎柄の渡り蟹でした！流石に茹で立て熱々とはいきませんが、身はしっかりしていて美味い！鮮度の悪い渡り蟹は身がクリームみたいに柔らかくなってしまうのですが、こちらの蟹はそんなことなく、渡り蟹特有の濃厚な味もしてうまいです。大きさはそれほどではありませんが食べるところもたっぷりありました。最近、価格高騰の渡り蟹。愛知で食べると1000〜2000円といったところですが、こちらは580円！大満足です

・天かす丼 378円
どんなものか気になって注文。答えは天かすを卵でとじた丼でした。出汁の味も美味しく、天かすはカリカリして美味。料理の基本の味がうまいのでしょうね。ここはきっと何食べてもうまいと思います。そして値段はたったの378円。味噌汁は無料でつきます。本当に近所に欲しいお店と思わせてくれます。

他に地ハマグリの焼きを注文したかったのですが品切れ！残念！

周りを見ると、観光客は主に刺身定食を頼んで他に単品を注文。単品はあら煮を頼んでいる人が多かったですね。あら煮は写真ないですけどすごいボリューム！値段は驚愕の250円！そら頼みますわな。
地元っぽい年配の方で鉄板に乗った焼肉を食べている方もいらっしゃいましたがこれも美味しそうだったなあ、牛焼肉も単品で486円。本当に良いお店だなあ。

海鮮も美味しいのに、その他のメニューも安くてうまい！文句の付けようがありません。
まだまだ食べてみたいものもたくさんありますし、機会があればお値打ちなお酒と一緒に心ゆくまで楽しみたいお店です。

ご馳走さまでした！