4年ぶりの再訪 : 鳥せい 本店

実に4年ぶりの訪問である。最後に訪れた次の年は例のコロナパンデミックが吹き荒れて一年を棒に振り、その後も伏見を訪れることはなかったのでとんとご無沙汰であった。しかし、今年の冬に
鳥せい 京都タワーサンド店を訪れて以来、今年中に必ず行こうと決めていた。

初夏は伏見エリアは構想外だったので今回こそは絶対に訪れるつもりだった。伏見エリアを観光コースに選んだのも「鳥せい」ありきだったからである。

伏見稲荷を後にして京阪線の「桃山御陵前」で下車し、十石船が通る「宇治川派流」と月桂冠の酒蔵を眺めた後寺田屋外観を眺めた。まずは久々に黄桜酒場でビールでもと思ったが、なぜか定休日がこの日に代わったため入れずじまい。

しゃーない。じゃあ、満を持して「本店」に向かおうではないか。意気揚々と店に入ると待ち客はいなかったのでラッキーと思ったが、予約客が続々と表れたため10分強ほど待たされた。

ようやくテーブル席に案内され、メニュー表とにらめっこ。ほろ酔いセットのＢセットを選択し、ビールｏｒ生原酒から前者を選んだ。

ビールはアサヒスーパードライ。本当はあまり好きではないが、やはり最初の一杯は格別だ。

おつまみはお通しの漬物、焼き鳥5種、鳥の生ハムカルパッチョが付くのでお値打ちである。

焼き鳥5種


ミンチ

肉肉しい。生姜がいいアクセントで締まった味。

すなずり

これだけ塩 コリコリ食感と締まった旨味。

レバー

美味し。

はつ？

美味し。

ネギま

やっぱりこれは外せない。


とりの生ハム

生ハムカルパッチョって感じでビールが進む

ビールをお替りした後、サービス券（山本本家の酒を通販で買うと毎年贈られ「原酒」をいただく。

原酒

まったりした甘味。日本酒の醍醐味味わえる。

また、お酒のサービス券と併用できるつまみのサービス券から「鴨ロース」を選択しいただく。

鴨ロース

癖がなく美味し。日本酒に合う。

神聖

辛口すっきり系でうまし。

たれ口

こちらも辛口すっきり系。やっぱりこれを飲まなきゃ始まらない。

すっかり酔いも回ってきたのでここで打ち止め。それにしても相変わらず素晴らしい店である。
こういう店が近所にある伏見区民がうらやましい。

みつばちを出た後、結局昼食は取らず出町柳のバス停まで歩きそこから大原へ向かった。宝泉院を拝観した後、再び街へ戻る途上のお気に入りの寺である蓮華寺でまったりした。

閉園後にバスで出町柳を下車。京阪線に乗り換え向かった先は今日のメインイベントである鳥せい本店。

この「鳥せい」日本を代表する酒どころとして知られる伏見の酒蔵でも知る人ぞ知る「山本」が経営する居酒屋である。酒蔵を改装したお店はこの界隈屈指の観光スポットとして知られ、いつ訪れても大盛況な人気店だ。

私も3年前の夏に訪れ、すっかり気に入ったのだが1年前の5月に訪れて以来ご無沙汰である。
その後、鳥せい 三条店には足を運んだのだが、やはり本店の魅力には太刀打ちできない。ライオンに例えるとビヤホールライオン 銀座七丁目店のようなものであり、酒蔵の独特な雰囲気は何物にも代えがたい。

伏見桃山で下車し徒歩で現地へ到着。川べりに林立する酒蔵群はいつ見ても風情がある。
さあ、体調もいいし腰を据えて呑むぞ。問題は待ち時間だがまあ何とかなるだろう。

店内に入ると5.6組が待機していたが、思いの外早く席に着くことが出来た。
カウンター席を案内され、早速メニュー表とにらめっこ。
おつまみセットと言うものがあったので早速ビールと共に注文した。確か前回はなかったと思うが・・・

お通しと鴨ロース、焼き鳥5本に酒の組み合わせ

鴨ロース

癖がなくて美味し。

焼き鳥

メモを取ってないので詳細があいまいなので言及しませんが美味かった。

更に日本酒3種呑み比べと更に日本酒を追加中もしたのだが、これもメモを取ってなくて記憶が錯綜しているので言及しない（申し訳ないです）。しかし、美味いのは紛れもない事実。

次の店に行きたかったのでこの辺で打ち止めにしたが上洛の際にまた再訪するのは言うまでもない。

スターバックスコーヒー 京都宇治平等院表参道店を後にしてこの日のメインである鳥せい本店を目指すべく中書島駅に降り立った。

この「鳥せい」日本を代表する酒どころとして知られる伏見の酒蔵でも知る人ぞ知る「山本」が経営する居酒屋である。酒蔵を改装したお店はこの界隈屈指の観光スポットとして知られ、いつ訪れても大盛況な人気店だ。

私も２年前の夏に訪れ、すっかり気に入ってしまい再訪の時期をうかがっていたのだが、宇治からだと乗り換えなしで行けるのでこの日の予定の最後に組み込んでいた。

徒歩１０分弱で酒蔵エリアに到着。それにしてもこの辺に林立する酒蔵群はいつ見ても風情があるが、早いところ店に入らないとどれだけ待たされるかわかったもんじゃない。

案の定、５．６組の待機客が居たがまあ想定内である。前回来た時よりはまだマシだ。
２０～３０分待っただろうか。店員さんに名前を呼ばれ、カウンター席に案内された。

「となりの席は荷物席としてお使いください。」と声掛けされたのでお言葉に甘えてバッグを置かせてもらった。一人客のためにもう一つの席をいわば犠牲にするわけで素晴らしいホスピタリティである。これだけでまた来ようと思うというもの。

先ずは取りあえずのビール。茎わかめ（内容失念）と大根おろし（お通しだったか定かでない）をアテに一杯やりながら焼き鳥をタレで４本注文。

メモを取ってないので覚えてないが安定の美味さ。辛辣な評価も多いが私は十二分に美味いと思う。

ついで砂ずりこりこりとビール追加に純米吟醸。

こちらはTwitterのつぶやきから抜粋する。ジューシーなジャーキーと言えばよいのだろうか。これはビールによく合う。

純米吟醸

仄かな甘みにすっきりした飲み口。美味し。

熱燗

滑らかで美味し。安物の熱燗とはわけが違う。

焼き鳥サンカク。

ぼんじりに似た味で美味し。

手羽先（タレ）美味し。

原酒

メモを取ってないので詳細失念。美味いのは間違いない。

すっかり酔ってしまったのでこの辺で打ち止めにしたが、今度の上洛もぜひ足を運びたいものである。

3ケタを越える京都（市）レビューを改めて眺めてみるとおとずれてないエリアがかなりある。
非観光地エリアは縁がないので仕方ないにしても、伏見エリアは一度行ってみようと思いつつ、何故か行く機会に恵まれなかった。

特に桃山周辺は「黄桜」や「月桂冠」など有名酒造メーカーの酒蔵が林立していることでも知られるので、呑ん兵衛の私にとっても魅力的な観光地である。今回こそはと思い、宿泊先に荷物を預け、錦市場→紫野和久傳 堺町店を訪問した後、最寄りであり最も時間のロスが少ない近鉄線で「桃山御稜」駅に降り立った。

駅前通りを西に向かい、京阪線、商店街を抜け竜馬通り商店街をブラついた後、酒蔵をバックに三十石船が行き来する「宇治川流派」、及びその界隈を観物し、今回のお目当てである「鳥せい本店」へ向かった。

この「鳥せい本店」、老舗酒造メーカーの「山本本家」が経営している居酒屋なのだが、伏見界隈の観光を語る上で欠かせないスポットでもある。
それ故というわけでもないのだろうがフォロワ―さんの間でも評価は低いため、さほど行きたいとは思わずにいた。

しかし、母が今年の春に関西を訪れた際、ここの酒を土産に購入してくれたのだが、とても美味かったため評価ががらりと変わった。
鳥せいにも立ち寄り、料理もそこそこうまいとの事だったので、今回こそ必ず訪れると気合を入れて現地に向かった。

酒蔵を改造した外観はなんとも趣があり、嫌が応でもテンションは高まる。
店内に入ると既にウエィティングの先客がかなりいたのだが、ここまで来て引き返すなんてありえない。

文庫本を読みながら待つこと、数十分（30～40分だったと思う）私の名前が呼ばれ、店のカウンター前のテーブル席に案内された。
それにしてもかなりの大箱でありながら、これだけ待つなんて相当な人気ぶりなのだろう。

注文した品は以下の通り。

しんぞう、たれ

引き締また筋肉質でうまい。
割とジューシー。たれ。甘すぎずいい感じ。

鶏皮餃子

モチモチの皮に餃子あん。
ビールとよくあう。


神聖古酒

なんだろう。カカオの風味な感じ。
美味いが、これに合うアテはむずいかな。

さんかく。
塩で提供。ぼんじりに似た食感でお薦め。

すなずり。
塩で提供。美味い。

手羽先

塩で提供、これは普通に美味いかな。

神聖大吟醸

仄かに甘くすっきりした風味が口腔内にたなびく。
これは美味い。

結局生中を2杯。日本酒を3杯（内、一杯はサービス券によるもの）呑んだところで酔いが回ったので打ち止めにしたが、思ってたより美味かったし、酒は文句ないのでまたリピートしたいものだ。

すっかり満足してその足でホテルに戻った。