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店名 |
はんじ
|
---|---|
ジャンル | 日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
075-744-2954 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
個室 |
無 |
---|---|
貸切 |
不可 |
駐車場 |
有 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
オープン日 |
1970年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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※食べログを止めた筈が色々あってレビューを書かざるを得なくなりましたが、
それらのゴタゴタも終わった今、
本当の最後におきましては、
いつまでも覚えておきたい店をいくつか再UPして、
そして〆たいと思いたちました。
己の備忘録&皆様への佳店の紹介を兼ねまして。
※過去のレビューの再更新ですので、
値段が今とは違うお店が多いと思いますが御寛恕賜りたく存じます<(_ _)>
今回のレビューはその20件目のレビューです。
こちらのお店は、
ひとつ前のラストレビューに続いてまたまた卵かけゴハン(TKG)が有名なお店です。
どちらのお店も市内からは遠い場所しあり、
ちょうど京都市内から見て北東と南西に位置しているというのも面白いですね♪
味はとても美味しく、女将さんも店内も趣深い佳店でした☆
皆様もぜひぜひ!
◆ここから本文です◆
ひとつ前のパン屋さんのレビュと、
このレビュとどちらから先にUPしようか迷いました。
なぜなら繋がりのあるレビュだからです。
心情的に早く書きたかったのは圧倒的に今回のレビュです。
しかし入店した時系列に従えばこれを2番目にするよりありませんでした。
~前回までのあらすじ~
突然の三千院への呼び出しに慌てて京の都の真ん中を飛び出したガスコ三等兵。
方向音痴であるが故にグーグルマップで入念に下調べしてから出発したかったにも関わらず、
方向音痴であるが故に待合わせ時刻より飛び切り早く出発しなければ遅刻してしまうこのジレンマ!
犬も歩けば棒に当たる、ガスコが歩けば道に迷う!
悩める三等兵の明日はどっちだ!
というわけで、
ひとつ前のレビュに書きましたように不安いっぱい夢いっぱいで出発した私。
急に私を三千院くんだりまで呼びつけた女史の自宅は、
国道からやや入り組んだ横道に入っていかなければならないので、
彼女と御主人が途中まで迎えに来て下さるという事でした。
で、その待ち合わせ場所をどこにしようかと相談した際の会話。
私 「あのさぁ、三千院の方って道の駅とか無いの?」
女史 「あるよ!そやね、そこがいいね!」
私 「じゃあそこにしよう!今マップ見てるんやけどどこにあるん?」
女史 「あ、ちょっと国道から入らなあかんのよ。」
私 「ギェ~~!まじで~!?もはや道の駅にたどり着く自信は無くなった!」
とはいえそこは『迷子の達人・ガスコ三等兵』、
道の駅に行く為に曲がらなければならない国道40号の交差点の写真を目に焼き付け、
「40号・・・40号・・・・40号・・・(今何時かな?・・・11時か。)・・・411号・・・」
と、“つぶやき作戦”を発動!
途中のややこしい交差点などを(たった1度間違えただけで)難なくクリアし、
いよいよ未知の「道の駅」に近づいてきました。
しかし彼女が電話で言っていた、
「交差点の近くに“道の駅”って看板も出てるから」という言葉が、
私の心を大きく悩ませる事に。
というのも、確かに彼女の言っていたように看板は出ていたんですが、
そこには「道の駅」ではなく「里の駅」と書いてあるではありませんか!!
『これか・・・?本当にこれで合ってるのか?こういう田舎はいくつも道の駅があったりして・・』
しかも彼女は地元民。
地元民が読み方を間違えたりはしないはず・・・
まして相手が「方向音痴の化身」となれば、
一言一句違わず正確に伝えてやろうと思うのが人情じゃないか?
でも彼女はそこまで気が回るタイプでは無い。。。
ならばやはりこの看板で合ってるのかも・・・
こんな風に心底びびりながら(事実です)曲がり、そのまま進むと、
マップで目に焼き付けた交差点が出てきました!!!
『いやっほ~~~~~~~い!!!!!』
それまでの不安を天の神様に悟られない様に、
平然とした大人な顔つきでカッコよく交差点を曲がった私♪
で、曲がってすぐに、
信じられないデジャブな光景が目に飛び込んできました!
それはある一軒の飲食店。
そのお店の看板にはなんと『玉子かけめし』という文字が!!!
正確には『玉かけめし』と書いてあったんですが、
通り過ぎる一瞬に目に入ったその文字は、
脳内で「玉子かけめし」と変換されたのでした。
ちょっとバックしてちゃんとお店を確認したかったんですが、
後ろから大型ダンプが来ていましたのでとりあえずそのまま進み、
道の駅(大原・里の駅)へ一旦入りました。
実は事前に彼女から、
「絶対そんな時間かからへんから、もし早く着いたら電話して」と言われていたんですが、
“玉子かけ”の文字が頭から離れない私は、
電話するより先に、
今見かけた「玉子かけめしの店」をスマホで検索してみました。
するとちゃんと食べログにも載っていたんですが、マイレビュさんが誰も書いてない!
なるほど、道理でこんな店知らなかったはずだ!
因みにこの近くのうえなえという蕎麦屋さんには行った事があり、
レビュもしているんですが、
その近くに「玉子かけごはんの店」があるなんて全く知らなかった!
万が一の遅刻・迷子に備え、
待ち合わせ時刻よりはるかに早く到着するように出発していたおかげで、
そしてそれでも遅れる場合に備え、
待ち合わせ時刻自体を遅めに設定していたおかげで、
予定より1時間近く早く到着してしまった事が幸いしました☆
これはもう「玉子かけめし」を食べるしかないでしょう♪
というわけで突撃どすぇ~♪(*´ρ`*)ホワワーン
と、ここで・・・・・
何がデジャブだったのかというと、
さかのぼること数デイズ、
つい先日も『卵かけゴハン』の店をレビュしたばかりの私。
マイレビュアのインデ不動さんの口コミに触発されて伺った『弁天の里』☆
その「弁天の里」は、
京都市内から気が遠くなるほど南西に行った場所にあります。
そしてこの日、
京の街からはるか北東に進んだ先、
「弁天の里」のちょうど対角線上の端っこに見つけたこちらの『はんじ』☆
“里の駅”で待ち合わせたからこそ見つける事ができた『はんじ』。
そして「弁天の里」も「はんじ」も同じ『卵かけゴハン』の店。
もし突然の突風に巻き込まれ、
北に飛ばされても南に飛ばされても「卵かけゴハン」が食べられる都市・京都!
余談ですが、
“里”という文字のつながりにも不思議な因縁を感じます。
来るべくして来たのかもしれません☆
さて、本題へ。
(たしか『入り口』と書かれていた)ドアを開けて突撃☆
一歩店内に入った瞬間から『温かい・懐かしい』という感情が湧き上がる雰囲気♪
先客さんはゼロ。
たった一人でお店をしておられるっぽい婆さまは、
私に背中を向ける形で何かの作業に没頭中。
ふと見れば、バイトさん(というよりちょっとしたお手伝いさん)募集の張り紙と、
『オバアがひとりでやってます。いらっしゃいませ。』という手書きの張り紙。
因みに、お一人で営業されているのはいささか無用心かとも思いましたが、
こちらのお店の目の前には車屋さんみたいなのがあり、
ちょうどこの時も腕っぷしが強そうで見た目もカッチョイイ男性が作業されていましたので、
防犯上の問題は無いでしょう☆
オバアが私に気づかないのをいい事にしばし店内の雰囲気を愉しんでいたんですが、
この後の待ち合わせの約束を思い出した私は「ごめん下さ~い」とオバアに声をかけました。
すると「あぁ!ごめんなさい!すみません、気づかなくて!すいませんねぇ!」と、
本当にこちらが申し訳なくなる謙虚さで急いでお茶を淹れて下さいました。
店内中央にある大きめのテーブルに着き、
卓上に置かれた絵付きのメニュ(というか絵がメイン)を手に取り、
注文したのは『卵かけめし定食(600円)』♪m(^^)m
600円で味噌汁やら漬物やら一品やらがついてこの値段!
『弁天の里』とはまた違った意味でとてもCPが高い!!
メニュの絵もかわいらしく、ぬくもりを感じます♪
(誰が描いたのか聞くのを忘れたのが悔やまれます)
本当に素敵な絵です。
☆待つ間に店内観察☆
UP写真では撮れていない座敷席も含め、
ゆったりとくつろげるだけのスペースが十分な上に、
随所にティッシュ箱も完備されています。
さりげなく、しかしきちんと隅々まで行き届いた「おもてなしの心」。
ところでこちら、けっこうTV局などが来ているみたいで、
色んな有名人との御写真が飾ってあったり、
TVの裏側にサインが無造作に片付けられていたりしたんですが、
とりわけ私が心を奪われたのは、
『コーヒーおじさんとオバアのツーショット』の写真!(UP写真参照)
この日の私が、
美味しいコーヒーに釣られてこんな場所までやってきたからという訳でもないんですが、
コーヒーおじさんとのツーショットは、それはそれは良い雰囲気のものでした♪
オバアも勿論ですが、
やっぱコーヒーおじさんは心の美しさがにじみ出てますね♪
待つ事5分、着膳♪
さっそくかきまぜパクリ!
おおぉぉぉぉぉ・・・・・・味の濃い有精卵の美味しいことよ~♪♪♪
醤油も置いてあるんですが、それをかけるのが勿体無いほど卵が美味しい♪
というかすでにダシが掛かっていたんですが、
これがまた卵の旨味を邪魔しないように調合されているのが分かる代物で、
だからその上に醤油をかける必要はありませんと思います♪
こういった所も、
数種の美味しい醤油が用意されている『弁天の里』との相違点であり、
同じ「卵かけゴハン」を扱うお店でありながら食し方が違って面白いんですよね☆
そしてどちらも素敵ング♪
味噌汁も美味しく、一口すすれば明らかにオバアの味付けだと判るもの!
ここでハナマルキの味がしたらちょっと興ざめしていたでしょうが、うん、美味しい♪
(ハナマルキも美味しくて好きですけどね。)
その味噌汁にはでっかいタケノコが2枚も入っていたんですが、
味もしゅんでいる上に柔らかくてウマかった~ベコまけた~!
他の一品もいちいち美味しい♪♪
お世辞ではなくホントに美味しかったんですよ。
ハア~~、、、、
こんな身も心もあったまる膳は、
一人暮らしの私には沁み過ぎて毒だなぁ(笑)
3分ほどでペロっと食べ終わり、
誰に言われるでもなく勝手に体が動いて、
食べ終わった盆をカウンターまで返しに行きました。
裏表の無い真心というものは、
それを受けた者の心も体も動かすものだなぁとしみじみ思いました。
『この後待ち合わせしている友人女史や御主人はこの店を知っているんだろうか?』
そう思った私は、
『よし!この後その2人を誘って、今日の夕方にここでもう一度食事しよう!』と決めました!
他にお客さんも居られなかったので、
会計を済ませた後もしばらくオバア、いや天女とお話しました。
面白かったのは、
共済保険か何かの更新手続きの手紙が来たらしく、
掛け金が高いわりにはもしもの時の見返りが少なすぎるとグチっておられた事。
しかし詳しく額を聞いた所、
このグチは、つまらないグチでも何でもなく正論だと分かりました。
本当に今はいい保険なんてありませんね。。。
「年寄りをいじめてどうするんでしょ!この保険、もうやめときます!」という天女に、
「そうですね。これはいくらなんでもヒドイ!」と相槌を打った私。
よりにもよって天女様にひどい掛け金を払わせるなんてもってのほか!
バチかぶるぞ!
夕方にも来ようと思っていた私がその旨をお伝えしたところ、
残念ながらこちらのお店は15時半までとの事。
これは本当~に残念でした。
名残り惜しくはありましたが、
後に約束を控える身なれば泣く泣くオバアと別れたんですが、
私は必ず再訪するでしょう。
理由は2つあります。
それは、
この後に待合わせた女史も御主人も、
こちらの店を知ってはいるが来た事が無いと言っていたのと、
先日UPした『光悦堂』のレビュにも書きました、
小野道風(おののとうふう)という偉人のゆかりの神社が通り道に点在していたのです!
後になって知ったんですよね・・・。
嗚呼・・・嗚呼・・・・・
なんという、、、この繋がりの不思議・・・・
これをセレンディピティ(serendipity)に導かれたと言わずしてなんと言うのか!
もはや言葉は要らぬ。
これだけ書いたんだからもう十分だ!(爆)
皆様もぜひ、
オバアという名の天女に会いに行かれてみてはいかがでしょうかねo(*^▽^*)o♪
温かく、そして勿論美味しかったです♪
ごっちゃん☆
ラストレビューPART21へつづく