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食べログ 和菓子・甘味処 WEST 百名店 2023 選出店
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店名 |
川端道喜(かわばたどうき)
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受賞・選出歴 |
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ジャンル | 和菓子、スイーツ |
予約・ お問い合わせ |
075-781-8117 |
予約可否 |
完全予約制 |
住所 | |
交通手段 |
地下鉄「北山駅」より徒歩2分 北山駅から424m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥3,000~¥3,999 |
予算(口コミ集計) |
¥4,000~¥4,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
個室 |
無 |
---|---|
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
利用シーン |
|
---|---|
サービス | テイクアウト |
オープン日 |
1503年 |
備考 |
完全予約制で店内での飲食不可 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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端午の節句にいただく粽、普段はそれほど口にする機会はない和菓子。
京都で最も由緒のある和菓子屋のひとつ、御粽司・川端道喜。
そんな「粽」というお菓子の専門店。
御所出入りの菓匠として、この粽を作り続け、500年の歴史を有する。
歴代天皇がお召し上がりになったというこの由緒正しきお菓子、
一度はいただいてみたいと思いつつ、これまで機会がなかったが
今回遂にその機会を得た。
売られる粽は、透明な「水仙粽」と、餡を練り込んだ「羊羹粽」の2種類。
驚くのはそのお値段。
なんと一束3900円(税込)。
5本セットなので、一本780円の計算になる。
バラ売りは行っていない。予約販売のみ。
いろいろハードルが高い。
水仙粽か羊羹粽で迷ったが、今回は羊羹粽をいただくことにした。
美味しいがバカ高い(失礼)羊羹で、私が真っ先に思い浮かぶのは
越後屋若狭の水羊羹。あちらはハガキ大の大きさの水羊羹が3240円(税込)也。
高額羊羹菓子として食べ比べたい気持ちがあった。
さて、羊羹粽。吉野葛と砂糖と天然水のみで作る水仙粽に餡が練り込まれたものである。
閉店間際の夕方に予約しておいた。
実家に持ち帰って包装を外すと、見目麗しい粽の束がその姿を現した。
丁寧に手で洗浄した笹の葉に、吉野葛と砂糖と餡で練りあがった生地を載せ、
形を整え、藺草で巻き上げて、しっかり束ね、長時間茹でる工程を経てつくられる粽。
ひとつ作るのにかなりの時間がかかるということである。
そのように大変手間暇かけて丁寧に作られた美しい粽を、
食べるためにほどいてしまうのは勿体ない気がするが
そうしないと食べれないのだから仕方がない。
1本に4枚の笹の葉が使われていた。
ひとくちいただいてみると、これまでにいただいた粽とは全然異なる食感。
かなりもっちりとしているが、きらきらと透明感があり、つるりと舌ざわりがよい。
そして、笹の葉から外しても、お菓子に移った笹の香りが大変すばらしい。
こんなに笹の香りがするお菓子は初めてだ。
これは時間をかけてよほど丁寧に作らなければ、出来るものではない。
粽として最高級品と納得するのはもちろん、お菓子として相当美味しい。
5本もある粽を一人でいただくのは勿体ないので、
2本は私がいただいたが、1本は母が食べ、残りの2本はその夜東京に帰ったため
近所にお住まいの和菓子好きのレビュアーさんに駅まで取りに来ていただき手渡した。
3人でシェアできればまあちょうどいい感じ。
お高い粽ではあるが、一人千円くらいでこの歴史のある極上の粽の味が体験できるのであれば
その価値はあると思う。
それにしても一束3900円は高いよねと言われる方がおられるかもしれない。
しかし、お店的にはこれほど手間暇かけて伝統を守っても、それほど儲かっているわけではなく、
たとえ一日にこのお高い粽を30束ほど売ったとしても、お店の一日の売上は10万円程度だ。
もちろんそんなに売れない日もあるだろう。
それよりも、この歴史のある和菓子を、工程や材料にまったく妥協せず
頑なに昔の製法と伝統を守り、最高品質のものを作り続けていることは素晴らしいことだと思う。
これは川端道喜にしかできないことだ。
個人的には、私は当店にはずっと頑なにこのバカ高い粽を作り続けてほしいと思う。