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050-5597-4010
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禅寺の中にある隠れ家BARは枯山水の庭を眺めながらお酒が飲める素敵なBAR!
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ぺろぺろキャンディ
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ぺろぺろキャンディさんの他のお店の口コミ
店名 |
閑臥庵(カンガアン)
|
---|---|
ジャンル | 日本料理、薬膳 |
予約・ お問い合わせ |
050-5597-4010 |
予約可否 |
完全予約制 多くの御予約でお席が埋まる事が多々御座います。 |
住所 | |
交通手段 |
・「鞍馬口駅」下車 1番出口より 徒歩3分 鞍馬口駅から279m |
営業時間 |
|
予算 |
¥8,000~¥9,999 ¥5,000~¥5,999 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
¥6,000~¥7,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
サービス料10% |
席数 |
40席 |
---|---|
個室 |
有 (2人可、4人可、6人可、8人可、10~20人可) 全席個室 (貸切は要相談となりますのでお電話下さい。) |
貸切 |
可 (20人以下可、20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、ベジタリアンメニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、隠れ家レストラン |
ホームページ | |
電話番号 |
075-256-2480 |
備考 |
2名~完全予約制 |
初投稿者 |
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店舗情報に誤りを発見された場合には、ご連絡をお願いいたします。お問い合わせフォーム
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前回の京都旅行で伺う予定だったのですがスケジュールが狂ってしまい未訪に終わってしまったコチラ閑臥庵。
今回は前回の轍を踏まぬようにと、ゆとりを持ったスケジュールを立て無事初訪を果たして参りました。
閑臥庵は300年以上の歴史を持つ黄檗宗の由緒ある禅寺ですが、「京懐石普茶料理」が戴ける食事処としての顔も併せ持つ知る人ぞ知る寺院でもあります。
そして、もう1つ、敷地内には手入れの行き届いた枯山水の庭を眺めながらお酒が飲める小さなバーがあり、ヲイラの目的はずばりこのバーの利用です。
陽が暮れる前、暮れ始め、日没後、其々の雰囲気を味わいたかったので、18時半に予約と取り伺いました。
閑臥庵のある場所は地下鉄烏丸線の鞍馬口駅から徒歩5分程の住宅街の一角。
京都駅から電車で10分程しか離れていないのに、観光客らしき人の姿を殆ど目にしない静かな町です。
通りに面した場所に漆喰塗りの竜宮門が見えたので、すぐ分かりました。
境内への入口は通りから少し奥まった場所にあり、入口の前に奉られた沢山の石像に迎えられ、寺院の門を潜ります。
外からは窺えませんが、中に入ると境内と言うより庭園と言った方がぴったりの綺麗に整えられた庭が広がっており、まっすぐに伸びた石畳の奥、木々の隙間から本堂が見えました。
石畳の小径の両脇には赤く火が灯った灯篭が連なり、ライトアップされ夕闇に浮かぶ本堂へとゲストを導きます。
本堂の両脇が日本家屋の食事処となっているようで、ガラス窓越し、葦簀越しに食事を楽しむ多くのゲストの姿が見えました。
そんな美しい空間に見とれていると、住職が出て来られ、バーへ案内して下さいました。
バーは本堂の左隣、分厚い扉の奥にありました。
カウンター席のみでキャパ10人程のシックで雰囲気のあるバーです。
暗めに照明を落とした室内に流れているのはジャズ。
そして大きなガラス窓からはライトアップされた美しい庭園が見えます。
先客は居らず、貸し切り状態。
どの場所が特等席なのかと迷っていると、どの席からも景色が美しく切り取られる様に計算して設計されているのだとか・・・。
お酒はカウンターの奥に数種類のウイスキーボトルが並べられているだけで、所謂オーセンティックバーのように、バックバーに種類豊富なお酒がずら~っと並んでいると言う感じではありません。
また専門のバーテンダーは居らず、住職自らがバーテンダー役を務めています。
自分はビールを、相方はピーチのカクテルをオーダー。
この日は「普茶料理」のお客さんが団体客、個人客と大勢入っているようで、住職さんはその対応で大忙し。
我々のお酒を作ると、バーから姿を消し、調理場と客室を行ったり来たり。
バーには、我々2人だけが残されてしまいましたが、追加オーダーの際はブザーで呼び出せば来てくれるので問題ありません。
徐々に日が暮れだし、時間の経過と共にバーの中も外の庭も静寂さが一層増して行く感じがします。
小さく聞こえるジャズの響き以外、物音1つしない静けさの中、風で揺れる庭の草木をぼ~っと眺めながらお酒を飲む。
外の喧騒を他所に、時間が止まったようなこの非日常空間に身を置いていると心が癒され、頭の中が無の境地と言うか不思議な感覚に包まれます。
最後のお酒を飲み干しバーを後にすると、ご住職のご好意で本堂の中にある天井龍や砂曼荼羅曼等を見せて戴きました。
砂曼荼羅は、閑臥庵の開山330周年を記念しチベット密教の高僧が来日して作られたものだそうで、通常は出来上がるとすぐに壊す習いの為、現存しているものは非常に貴重なものなんだそうです。
訪れた時はまだ明るかった空も、すっかり陽が落ち、ライトアップされた本堂は更に鮮やかに夕闇に浮かび上がっており、その姿はとても神々しく幻想的でした。
しかし、事前情報がなければ、こんな駅近くの禅寺の中に、こんなに雰囲気の良い食事処やバーがあるなんて、誰が想像出来るでしょうか?
またご住職は気さくな方で、お寺の歴史や黄檗宗の開祖である隠元禅師の功績等のお話を色々聞かせて戴きました。
ただ、ご住職のお話を聞けば聞くほど、そして施設を見れば見るほど、「お寺と飲食店、どちらが本業なんだろう?」と思えてしまう面も・・・。
まあ、そこら辺の話は横に置いて、素敵な時間を有難う御座いました。
観光地としての京都とはまた違う、静かな京都の魅力を堪能させて戴きました。
最後にバーのMENUと予算についてです。
MENUはなく、何を飲んでも、1杯ざっくり1000円、プラスチャージ1人1000円、拝観料1人500円と思っていれば大きく外れないと思います。
我々は生ビール×1、ハイパーのハイボール、ピート&カシスのカクテル2種の4種類戴きましたが、ドリンクは普通のバーでこれを出されたら、ふざけるな!と言いたくなるようなレベルでした。笑
しかし、初めからそれは期待しておらず、この素晴らしい雰囲気の中でお酒を飲む事を求めてやって来ているので、全く気になりませんでした。
ただ、ビールやウイスキーのロック等を注文した方が無難かと・・・。 笑
ご参考まで。