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店名 |
紫蔵(しくら)
|
---|---|
ジャンル | ラーメン |
お問い合わせ |
不明の為情報お待ちしております |
予約可否 |
予約不可 |
住所 |
このお店は「京都市左京区一乗寺西水干町」から移転しています。 |
交通手段 |
市バス「わら天神前」下車、南に150m 北野白梅町駅から649m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
12席 (カウンターのみ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 店外に灰皿ありますが行列で並んでいる時は灰皿の近くは陣取れません。 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
お子様連れ |
子供可 |
公式アカウント | |
オープン日 |
2011年10月6日 |
備考 |
行列時は隣の店を飛ばして南側(神社側)に並びます |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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年末、今年は早めの仕事納めです。
結果的に通常の平日に休暇をとれたので、
いつも混み合って、入る気が萎えてしまっていた紫蔵さんに行ってみることにしました。
紫蔵さんは京都で食べれる家系ラーメンのお店とのこと。
3年ほど前に、京都ではJR二条駅近くにある山下醤造さんで美味しい家系のラーメンを食べた記憶がありますが、
あまり関西地区で食べれないジャンルのラーメンですね。
場所は北野白梅町の交差点を北上し、桜の名所、平野神社を少し過ぎた西大路通り沿い。
この日は13時過ぎにお店に到着しましたが、外に10人ほどの行列。
まぁ、これくらいならと覚悟を決めて、寒空の下、行列に加わりました。
待つこと20分ほど。
いよいよお店に入ります。
店内はカウンター席が真一列に12席。
しかし、すぐに座れるわけではなく、このカウンター席の後ろでも20分ほど待ちました。
メニューはラーメンとチャーシューメン。
それぞれミニ、並盛、大盛からサイズを選択するといったものが主なものですが、
私は基本形のラーメン並盛700円(税込)をいただくことにしました。
醤油の濃さ、脂の量、麺の茹で加減を指定できますが、予備知識もないのですべて普通で。
そのスープは醤油ベースの白濁したもので、動物系の仄かな臭みを感じます。
もっと濃厚かと思っていましたが、意外とあっさりに感じられ、私にはちょうどいい塩梅です。
醤油の角がとれて、まろやかな味わいにまとめられた美味しいスープです。
机上にミルに入ったブラックペッパーと胡麻、一味唐辛子、おろしニンニクが置いてありますが、
ブラックペッパーと胡麻を試してみました。
いずれもフレッシュな風味が加わり、変化を楽しめます。
やっぱりミルで挽きたてならではの効果もありますが、こういうところにもこだわっておられることも支持できます。
麺は中太の多加水タイプのもの。
もっちりとしたその食感と味わいは個性的です。
どことなく讃岐うどんのつるつるっとした感覚に似ているような・・・。
私は初めて食べたタイプの麺でした。
厨房に積み上げられている麺の木箱には酒井製麺の文字が確認できます。
特注なんでしょうか。
具は大判で分厚いチャーシュー1枚にほうれん草、海苔3枚、ネギ。
チャーシューはスープの熱でどんどんやわらかくなっていきます。
しっかり目の塩味がついたチャーシューで、そのやわらかさと旨味、食べごたえは一級品です。
1枚でも十分に肉感を感じられるものでした。
行列という苦行を乗り越えていただいたラーメンでしたが、
それに見合う美味さで、人気の所以にも納得してお店を出ました。
お値段も良心的な設定だと思います。
京都で食べれる美味しい家系ラーメンのお店をまたひとつ知ることができました。
外では、また新たな行列が続いています。
その行列を眺めながら「私が再び食べに来る日はいつだろう」と思いつつ、帰路につきました。
美味しかったです。
ごちそうさまでした。