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店名 |
京都 吉兆 嵐山本店(きっちょう)
|
---|---|
受賞・選出歴 |
2024年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2024 Bronze 受賞店
2023年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2023 Bronze 受賞店
2022年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2022 Bronze 受賞店
2021年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2021 Bronze 受賞店
2020年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2020 Bronze 受賞店
日本料理 百名店 2023 選出店
食べログ 日本料理 WEST 百名店 2023 選出店
日本料理 百名店 2021 選出店
食べログ 日本料理 WEST 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | 日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
075-881-1101 |
予約可否 |
完全予約制 |
住所 | |
交通手段 |
嵐山駅(京福)から358m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥60,000~¥79,999 ¥60,000~¥79,999 |
予算(口コミ集計) |
¥80,000~¥99,999
¥60,000~¥79,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 |
サービス料・ チャージ |
サービス料20% |
席数 |
56席 (全て個室で7部屋あります。) |
---|---|
個室 |
有 (2人可、4人可、6人可、8人可、10~20人可) |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
|
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
ホームページ | |
関連店舗情報 | 京都 吉兆の店舗一覧を見る |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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[2016.11 再訪]
冬の「吉兆」に再訪しました。
今回の特筆すべき一皿は、
◎ [椀] 笠子、赤蕪、芹、ふり柚子、十六島のり
出汁は昆布の香りも十分で相変わらず良いですね。タネの長崎産のかさごも、味、食感、火入れとも申し分ありません。
途中からお椀に十六島(うっぷるい)のりを加えたところ、品の良い磯の香りと出汁が合わさってまた違ったお椀に変わりました。お椀の味変もたまには良い演出ですね。
◎ [強肴] かに 座敷焼き
津居山産の松葉蟹をお座敷で焼いて貰いました。
蟹の身が乾燥しない様に和紙を乗せ、霧吹きしながらじっくりと焼き上げていました。蟹の身はジューシーでプリップリ、甘味と旨味は溢れんばかりの仕上がりでした。いやぁ、美味しかったです!
津居山蟹は城崎温泉から車で10分位のところにある津居山港で水揚げされた松葉蟹の事を言います。ちなみに、漁場は有名な間人蟹と同じですね。
今回の献立は、
[向付] 柿なます、唐墨
器は魯山人作の筒向でした。
[椀] 笠子、赤蕪、芹、ふり柚子、十六島のり
[造り] 九絵 薄作り、とろにぎり
[強肴] かに座敷焼き
[八寸] 穴子酢、くも子フライ、海老もろみ、厚焼、牛舌、とんぷり、木の子白和え
[焼物] 甘鯛塩焼、栗、銀杏
[焚合] 飛龍頭、南京、里芋、法蓮草
[御飯] 葱ごはん、肉タレ焼
[香物] 梅蕪、昆布、壬生菜
[果物] メロン、梨、柿、さぬきゴールド
[菓子] 初雁
今回も美味しく頂きました。ご馳走様でした。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
[2016.6]
言わずと知れた日本を代表する名店です。
今回は趣向を凝らして人力車で訪問しました。嵯峨野・嵐山を散策して渡月橋を渡り、川向こうから「吉兆」を眺めてから人力車で伺うアプローチはなかなか趣きがありました。
沢山のレヴューがありますので詳細は割愛したいと思います。
今回特に印象に残った一品は、
[煮物椀]
◎ 鱧の煮物椀
この時期の鱧にも拘らず最高の牡丹鱧でした。出汁に関しても余韻が長く楽しめる素晴らしいものでした。
[造里]
◎ 石鰈の薄造り
一口頂くだけでこの薄い身から瀬戸内産石鰈の香りが口の中に立ち込めました。美味しかったです。
[強肴]
☆ ホワイトアスパラガスと干しこの座敷焼
北海道産ホワイトアスパラガスのジューシーさも特筆すべきものでありましたが、干しこを頂いた時にホワイトアスパラは素晴らしい前座である事がわかりました。
今まで能登産のばちこ(ばちこと干しこも海鼠の卵巣を干したものです)は頂く機会が多かったのですが、今回この淡路産の干しこを頂いて、世の中にはこんな物がまだまだ沢山あるんだなぁと驚嘆しました。
写真を見て貰えば判ると思いますがこの大きさと厚さにはびっくりしました。そして、焼き上がったものはふわふわとしてとろけるような食感で、頂くと口の中には上品な旨味が凝縮された美味しさで埋め尽くされます。また、後から爽やかで嫌味のないアフターブーケが余韻と共に長く楽しめました。
一期一会、本当に食に感謝です。
[御飯]
◎ 蓮根御飯
出汁で炊かれた御飯と蓮根のハーモニーが秀逸でした。蓮根は食感も良く何杯も頂きました。
ロケーション、アプローチ、雰囲気、空間演出などは文句の付けようがありませんし、料理の素材や技量、設え、ホスピタリティなども最上級である事は間違いないでしょう。
今回もお腹いっぱい頂きました。
ご馳走様でした。