【閉店】【再訪】拳10ラーメン　～ 2019年4月 ～ 2019年12月 まとめ ～ : 拳10ラーメン

これもまた2019年の訪問記録　ミシュランビブグルマンも獲得した『拳ラーメン』の姉妹店の位置づけの『拳10ラーメン』さん　女性店主さんが『拳ラーメン』さんとは路線の異なるメニューを提供されていて私自身も大好きなお店　何ならこの2019年においては最も訪問したお店　しかし残念ながら昨年より店主さんがご病気で休業されており、ついに先日閉店されてしまった　ほんとに残念で、いつの日か復活されるのを願うばかり　というわけでとにもかくにも古い記録なので簡単に

2019年4月　焼アゴ塩そば

お楽しみのトントンデー　勿論白湯も良いけど、やはり個人的には清湯待ちなわけで　今回はアゴ塩と最高のヤツ　もう食べずとも分かる旨いヤツ　なぜなら昨夏の限定の焼きアゴの冷やしで十二分にわかっているから　デフォの煮干とはまた違うまろやかで厚みある焼きアゴの旨み　出汁の引き方が良いからこその出汁感　麺も合わせ方が良いしアブラの加減も抜群であっという間の完食　ごちそうさまでした！

2019年5月　炙り軟骨肉盛祭まぜそば

定例ツキイチ訪問　2019年はすっかり訪問頻度が上がっていた此方　煮干、月限定、トントンに釣られてねぇ　で、危うく食べ損ねかけたこの一杯　ありがたいことに期間延長でギリギリありつけるという幸運　分かっていたけど注文したら「ええっ？」というリアクションありがとうございます(笑)　炙り軟骨、豚バラ、ミンチのまさに肉祭　肉好きなだけにそれだけで満足(笑)　いや、何度も言うけど拳10のまぜそばは旨いってば、マジで

2019年6月　煮干としじみ貝塩そば

2019年早や六度目の訪問　前年からかなり訪問頻度が上がってきてたけど、この年はさらにヘビーローテーション　で、月限定のにぼしじみを食べたくての訪問　飲んだ後でもないし、飲んだ翌日でもないけどしじみが染みるかなと　何度も言うけどこのお店は清湯とまぜそば押し　あくまで個人的にだけど　で、煮干と貝ときたらねぇ　で、やっぱりコイツも旨いわけで　じんわり煮干の旨みにしじみの旨みが重なりじわじわぐいぐい引き込まれる旨さ

2019年6月　冷やし担々麺まぜそば

またもやコブトン　つい先日お邪魔したばかりなのに　だってトントンデーで冷やし担々麺まぜそばリリースなんだよ　しつこいようだけどこのお店は個人的には清湯のお店と思ってる　が、汁なし系も旨いし、実は担々系も旨い　で、冷やし担々麺まぜそば　確か以前もリリースされたかと　コレ、間違いなく美味しいヤツ 月限定にして欲しいヤツ　ドロじゃなくサラリ スパっとキレる担々と麺の相性の良さ　ナッツとミンチの食感の楽しさ うん、サイコー！

2019年6月　月見豚ザル冷やしつけそば

またも拳10へ　近年流行り出してるざる系　昔のざると違って麺は旨いわ、麺つゆも旨いわで京都でも広がりを見せる　この拳10も言わずもがなイマドキな旨いざる　全粒粉麺と月見が合う合う　麺つゆも麺と合う、月見でさらに二度旨し

2019年6月　拳10油そば

なんと6月四回目の訪問　この日はスタンプラリーの特典の炙りなんこつが食べたくて、久々の油そばのお供に　前よりマイルドに感じた油そば　油とタレと醤油のバランス　そしてなんこつ！　なんこつ油そばとして正式販売を！(笑)

2019年7月　煮干し生醤油ラーメン

此方は月イチオーバーの訪問　2019年は訪問回数が断然トップだったり　清湯とまぜ系が旨いから　その代表がこれ　じんわり煮干の旨み　そこに生醤油のカエシのキレ　それでいて丸みのあるスープがやはり旨い　女性店主さんならではの一杯

2019年7月　秋刀魚節とスダチの冷やしラーメン

またもや拳10　そう、この日はトントンday　で、期待してた清湯冷やしと来たら行かねばなるまいて　去年の秋刀魚よりおとなしめでじんわり煮干　だけどそれがスダチとバランス良く、気付けばあっという間の全汁

2019年8月　煮干と貝の冷やし塩ラーメン

これまた月イチ訪問のこぶとん　今回はトントンデーにて訪問　夏のトントンデーはとにかく目が離せないぞと　で、待望の冷たい旨いヤツ　こぶとんらしいじわり滲み出る煮干と貝の旨み　意表を突いて塩だったけど旨かったなぁ

2019年8月　冷やし煮干し醤油ラーメン

またもや此方　ついこの間来たばかりなのに　しかもトントンデー前日に(笑)　しれっと告知なし限定を聞き付けて(笑)　特別感こそないけれど、これぞこぶとんの清湯、これぞこぶとんの冷やしという感じのじんわり優しく旨い一杯

2019年9月　コブトンサンマ塩ラーメン

さらに訪問頻度が増し増しで月ニくらいに　そんな此方の9月限定は2019年もやはり秋刀魚　これ、楽しみでねぇ　今年は不漁でちょっと心配してたんだけど塩バージョンでリリース　「らしい」繊細なスープがやはり旨いねぇ

2019年9月　炙り軟骨の鶏油まぜそば

デフォの煮干に、限定の清湯にまぜそばが好きで、今回のトントンデーは鶏油まぜと来たら食べるでしょう！　で、拳10らしくちょっと変化球で軟骨が盛られてガッツリ仕様　味も濃いめで軽くジャンクで旨い旨い！

2019年10月　背脂鯵煮干ラーメン

またもまたも拳10へ　10月は秋刀魚かなと思ってたら鯵煮干ということで早速訪問　拳10のこれ系も外せないなぁ　拳10お馴染みお得意系な背脂煮干なわけだけど、鯵の旨みにカエシと脂のバランスが良くて一瞬で完汁まで！

2019年10月　イベリコ豚出汁の淡麗ラーメン

アフタートントン　前日のスペシャルトントンは名古屋出張で断念　だけどヲレにはあるさ、このアフタートントンが　去年は食べられなかった一杯　久々でもしっかり舌が覚えてる　イベリコ豚の旨みがずきゅーんとウマウマ〜っ！

2019年10月　松茸鶏油まぜそば

勿論アフタートントンを一杯で終わらせるわけには行かない　一昨年は目の前で涙を飲んだこの一杯松茸鶏油まぜ　やや鶏油が重めに感じるもやはり旨い　いつも言うけど拳10のまぜは旨いのよ　松茸なしでレギュラーキボンヌっ

2019年11月　鯵干し油そば

またもや拳10へ　このお店的には珍しいトントンデー以外のワンデイ限定についつい釣られてふらり　鯵干し油そばを　通常の油そばとは異なり鯵の旨みが加わることで和風の仕上がり　これが派手さはないけどぐいぐいと　じわり旨し　ごちそうさまでした

まずはゆっくりお身体をお大事に　出来ることならまたお会い出来ればと願っています

さて今日も今日とて2019年の訪問記録を今更に　ミシュランビブグルマン獲得店『拳』ラーメンの2号店(姉妹店)で、『拳』の前身の『こぶ志』跡にオープンされている有名人気店『拳10ラーメン』さん

2019年2月　煮干し生醤油ラーメン

遅ればせながら2019年初拳10　なかなかタイミングが合わずでようやく　で、やっぱり拳10での2019年最初の一杯はデフォの煮干し生醤油を　こいつは私の大好きな逸杯

女性店主さんらしいというか、ならではの優しく柔らかな煮干し出汁　じんわりとじんわりと旨みの波　カエシとアブラのバランスもすごく良くて、まさにバランス型の逸杯　ちなみにチャーシューも炙りじゃなくなって更にスープにマッチして旨し旨し　いつもごちそうさまです


2019年3月　モグモグ塩二朗まぜそば

個人的にはデフォの煮干と限定でリリースされる清湯が好きなお店　が、３月の限定はＧ系まぜで　入店して「限定で」と伝えると店主さんに「ええっ？！」と驚かれ、麺量聞かれて270と答えて二度驚かれるという　まぁワタシってばいつも清湯食べてるしねぇ　40半ば越えた惰弱なワタシは最近はもうＧ系はなかなか手が出ず　けど拳10ならと

で、やっぱり旨かった！女性店主らしいＧ系！ぐいぐい惹きがあってウマウマ　拳10のまぜそばは外れんねぇ　実はこの段階で店主さんは本家未食　それでいてこれを作っちゃうあたりセンスよねぇ


2019年3月　モグモグ塩二朗まぜそばプチ

『拳』からの連食　十分満足してたんだけど無性にコイツが食べたくなってねぇ　ここの限定で清湯以外でリピるのはかなり珍しいかも　とは言えさすがに連食なんでおとなしく今回はプチサイズにて　それでも180gあるからなかなかのボリューム

が、食べたらプチにしたことを後悔するくらいにやっぱりウマウマ　ジャンク過ぎずタレとアブラのバランスの一杯　これ、今後もトントンデーの限定とかで出して欲しいよねー　ほんと美味しかった！　ごちそうさまです

これもまた2018年の訪問記録　有名人気店『拳』の二号店であり、前身の『こぶ志』跡地にある『拳10ラーメン』さん

2018年7月 焼きアゴ煮干し冷やかけそば塩

待ってましたの『拳10』さんの冷やし　濃厚系が人気のお店ながら、清湯と冷やしが個人的にはツボなお店　醤油と塩から選択できるということで塩を　これがまぁ旨い旨い　焼きアゴの旨さ全開でぐいぐいっと惹きがある　柔めに茹でられた麺が逆にスープによぉ合ってて艶かしいねぇ

2018年7月 焼きアゴ煮干し冷やしかけそば醤油

この限定二回目　前回が塩だったので今回は醤油にて　ちなみに店主さんは醤油推し　結論から言っちゃうと店主さんの言葉に逆らうようだけど、ワタシとしては塩のほうが良いと感じた　塩のほうがアゴの旨さがしっかり感じられたかなぁと　もちろん醤油も旨いうえでの話だけど　しれっと麺が変わってて、この冷たいスープにさらにさらにジャストフィットしていてビックリしたなぁ

2018年7月 焼きアゴ煮干し冷やしかけそば塩

またもや『拳10』さん　今月の限定にすっかりどっぷりで早や三回目　なんならこの先二回くらいは食べるかなと思うくらい　で、今回は再び塩を　うん、やっぱりワタシは塩が好きかな　醤油も良いけど素材感の良さが際立つ塩が好み　かつ、前回から変わった麺もこの塩にジャストフィット！醤油より塩だわ　初回よりやや塩分を抑えられたけど、これがまぁまた旨い　本当素材の旨みをストレートに感じられる　ただ、好みの問題だけどあと僅か塩分があるほうが逆に味も伝わりやすい気もしなくない　あ、あくまでめちゃくちゃ旨いというのが大前提の話ね

2018年8月 煮干し塩ラーメン

もしかしてまだ冷やしやってない？と期待したけど、甘くはなく8月限定に移行してた『拳10』さん(笑)　けど、冷やしがなくてもボクにはこれがある！煮干し塩！ 生醤油から変わって以来三度目かな？　リリース当時とかなりマイナーチェンジされた？一杯　カエシ控えめで出汁感でぐいぐいと　これ、まじ旨い　となるとまた生醤油でも食べたくなるのはワタシだけ？あと、違う麺で食べてみたい気も(笑)

2018年8月 秋刀魚節の冷たい醤油ラーメン

なんとしれっとリリースされてた「本日のオススメ」！！！ Twitterで知って思わず『優光』からダッシュ　今や『拳10』さんの清湯、しかも冷やしは鉄板　しかも今回は秋刀魚と来たら行かねばなるまいと　秋刀魚節らしい柔らかく、それでいて旨みの強い出汁　冷やしでこれなら熱いスープどうなるん？って　先月の冷やし同様につるり滑らかな麺 この麺がこの冷たいスープに実に合う うん、やっぱり旨いわぁ

2018年9月 秋刀魚節冷やし塩ラーメン

前回いただいた冷やし秋刀魚がしれっとまだやってそうで突撃したらやっぱりやってた！　てなわけで今回は塩バージョンにていただいてみた　以前の月限定の焼きアゴ冷やし同様にこれまた塩のほうが俄然良し！ 秋刀魚のうまさに伸びを感じるなぁ　滑らかでエロチックな麺はやはりこの冷やしに抜群に合う　いやぁ、これ、年中やりません？(笑)

2018年9月 秋刀魚節冷やしらーめん塩

『雁木』の秋刀魚の後にもう一丁秋刀魚かなとふらりと　いや、まさかもうやってないかと思ったらあったりして　入店同時に「冷やしありますよ」(笑)　はい、もちろん　初回醤油で前回塩　迷ってやっぱり塩かなと　うん、前も言ったかな 冗談抜きでレギュラーにして良い一杯かと

2018年10月 汁なし担々麺

台風の影響で延期となったトントンメニューは汁なし担々麺！汁なし担々好きとしては見逃せないってば！　辛さはさほどではなかったけど、シビレはしっかり 個人的にはもっと辛さが欲しいけどバランスはすごく良い　レギュラーの油そばもそうなんだけど、結構『拳10』さんのスープオフはハズレがないと思ってるけど間違ってる？

2018年11月 煮干し生醤油ラーメン 肉抜き

ちょっと久しぶりになった此方　汁なし担々麺以来か　トントンにもなかなか食指が伸びずで２ヶ月ぶり　兄貴分の『拳』さんからの連食　旨い昆布出汁いただいたので次はじわり煮干出汁をと　って、あれ？塩からまた生醤油に変わってるやん　で、あえて肉抜きのわがままオーダー　うん、ジワるねぇ　塩よりさらにジワるねぇ　じわじわっと広がる煮干の旨み　そこにややパツな平打ち麺が旨いねぇ

2018年12月 鴨ニボ白湯ラーメン

久しぶりのトントンデー参戦　仕事の兼ね合いもあるけど、ビビっと来たらやはり来なければと　今回は月限定が鴨というのもあってか鴨ニボを白湯での提供　願わくば清湯が嬉しいけど十分期待できるかと

入店するなり店主さん驚きの表情　なぜならワタシが清湯ハンターと知ってるから　予想はしてたけど鴨と煮干のバランスの良い白湯　どちらかが突出するわけではなく互いにささえ合うようなスープ　実に女性店主らしい柔かくて優しくて丸みを感じるスープ　これがまぁじわりじわりと旨いんだわ

2018年12月 背脂煮干TTそば

2018年最後の『拳10』さん訪問はもちろん狙い通りのトントンデー　しかも今回は大好きな煮干となっ！　というわけで『藍』ちゃんからの煮干連食　あちらは濃い煮干だったけど、こちらは背脂煮干のたまり醤油

香りは結構ニボってるのに口にするとそれほど煮干は主張せずじんわりと　むしろたまり醤油の旨みが前面に　女性店主さんならではの優しく丸みのあるスープで大粒の背脂すらも優しく感じる仕上がり　上質な背脂ならではかな？　これで麺が平打ち縮れならど真ん中ストライクだったんだけど、それを差し引いても相当旨かったなぁと　うん、2018年もごちそうさま～

これもまた2018年の訪問記録　人気店『拳ラーメン』の2号店であり、『拳ラーメン』創業の地に構えるお店

2018年3月 煮干塩ラーメン

なんと気付けば前年大晦日以来の訪問　前年はかなりの頻度で訪問してたのに　年明けからずっと忙しくて、かつ、トントンデーはタイミングが悪くて3月になってようやく　この3月の限定が塩系　なんと大好きな煮干生醤油が煮干塩にリニューアル　と来たらやっぱり食べないわけには行かず、まんまと釣られるように

で、これが旨いんだなぁ 塩ダレに変わったことで、よりくっきりはっきりとした煮干の旨み　カエシとアブラの塩梅も非常に良くて、実にバランスの良い一杯　こうなると香ばしく美味しい脇役のチャーシューまでちょっと邪魔に感じるくらいの仕上がり具合　全粒粉麺はこの場所で塩と合わされると懐かしい気分に もちろん相性もよく、あっという間にするすると完食

2018年4月 煮干し塩ラーメン

６周年感謝祭の『拳10』へ『拳』から移動　特別メニューはなく、トントンデーでもなく、レギュラーのみで感謝価格提供　実に店主さんらしい周年記念だと思う　ぶっちゃけワタシはここの清湯が好きで、店主さんの人柄が好き　今回はあえて肉抜きにしていただき出汁感を楽しませてもらったけど、これがまぁ大当たり　旨いわぁ〜

2018年5月 マグロ節冷やし醤油ラーメン

久しぶりにトントンデー参戦　ようやくの清湯限定、しかも冷やしと来たら行かねばなるまいと

マグロ節の冷やしって塩のイメージなんだけど、醤油でもキチンと旨い！女性店主ならではの繊細な作り、それでいて力強くもありあっという間の完食　うん、これはほんと旨かったなぁ

2017年1月 生姜醤油ラーメン

勘の良い方なら早々に察すると思うけど所謂新潟の長岡の地ラーメンインス商品 肉増しするとなかなかのビジュアルだけど、じんわり優しく旨い一杯 拳10さんらしい出汁感の一杯

2017年2月 石焼豚ドロ担々風ラーメン

結論から言えば辛いもん好きとしては辛さが足らずシビも足らずでちょっとね が、それはさておき相当に旨い！ベースが豚ドロでしっかりと濃厚で旨い旨い そんな豚ドロに担々が合わないわけがなくしっかり旨い あとは辛さが選べたらなぁなんて

2017年3月 エソ煮干御前ブラック

ベースになっていたのはレギュラーの生醤油の煮干だと思うけど、これをブラック仕様で背脂まで投入してややジャンクに振った印象 拳10さんの煮干は今さらなんら疑う余地がなくしっかり旨いし、細部に至るまで隙がなく本当に旨かった 強いて言えば麺はちょいと弱かったかな

2017年3月 家系ラーメン

海苔増しとクーポンでトロトロ豚炙りなん骨ハーフを まろやかな豚骨に醤油ダレがビシッと合わされペキカン そこらのナンチャッテ家系よりずっとずっと家系してて、とにかく旨くて旨くてあっという間にずずっと完食 勿論麺は酒井じゃないしその辺りは家系じゃないし、なんならチャーシューだって違うけど、旨いもんは旨いしとにかくスープが家系だわ

2017年4月 煮干し生醤油

見た目は実におとなしいというか地味なくらいだけど、お味はというと間違いないヤツ シンプルに素直に旨い 昨今流行りのビターな煮干なんかとは一線を画す一杯 しっかり伝わる煮干の旨み 生醤油の旨さ ほのかな苦味と生醤油のバランスが実に素晴らしく、ある意味女性店主だからこその一杯

2017年5月 拳10油そば

クーポンで炙り軟骨を加えての油そばを 実にシンプルで素直に旨い一杯 個人的にはジャストフィットな油加減にタレ加減 軽く炙られ短冊切りされたチャーシューがよく合うし、ややウェーブがかった麺もジャストフィット 炙り軟骨はやっぱり激ウマで、油そばにもやっぱりバッチリ！こりゃ大正解

2017年5月 厚切り焼豚煮干しザルつけ麺

しっかり煮干の旨みが出たちょっと醤油強めのつけ汁に細めの麺をくぐらせていただくとこれがまぁ旨い旨い ザルというだけあって所謂つけ麺のイメージではなくまさに『ザル』なアプローチ ややもすればちょっと物足りなさを感じそうなところを厚切りの焼豚が上手くリカバリー バランスがなかなか良し その厚切り焼豚も勿論のことしっかりウマウマ

2017年5月 冷やし担々麺まぜそば

しっかり麻辣な一杯にビックリ！冷やしなのに冷やしであることを忘れさせてくれるほどHOTな一杯 ラー油の効いたタレがとにかく秀逸 そしてしっとりな食感のミンチにカリっと歯ごたえナッツでとにかく楽しい食感 とどめはテーガクのウイングslim麺 これがこの冷やし担々に実に見事にハマってる これはマジで旨かった

2017年7月 煮干し生醤油ラーメン

この日はいつもよりちょいと煮干のビターさがおとなしめに感じたけれど、旨みの出し方はやはり抜群 生醤油を使ったカエシの塩梅も抜群で煮干のビターと醤油の甘み酸味が実に良いバランスを織り成す まさに安心安定の一杯は派手さはない だけどしっかり個性はあり店主の思いが全面に押し出された素晴らしい一杯

2017年8月 焼きあごの冷やし生醤油ラーメン

焼きあごの旨み風味がしっかり キンキン一歩手前のスープがとにかくヤバいっ！そこへ生醤油の旨みが追い打ちをかけてくる！トッピングもさることながら麺の選択がまた絶妙！この冷やしスープにまさに合わしたかのような麺が素晴らしかったなぁ うん、旨かったぁ

2017年9月 冷製秋刀魚節醤油そば

9月に入りまだまだ暑い日が続きこいつは最高にありがたかった一杯 拳10の清湯はやっぱり旨いっ！秋刀魚の旨みと醤油のバランスが良く、じわじわと押し寄せる旨みの波 ここにキュっと〆られた全粒粉麺がまたよく合うわけで

2017年9月 煮干し生醤油ラーメン

連食のため相方はさすがに清湯をと限定の冷製秋刀魚節醤油そばを、ワタシはレギュラーの煮干し生醤油を 秋刀魚は先日いただいたばかりだがやはり旨いの一言 冷やしながらきちんと秋刀魚の旨さが伝わるスープ お気に入りの煮干しも今さら説明不要の安定安心の一杯 じんわり煮干がとにかくウメーっ！適度なニボ感に微かな苦味がとにかく良し カエシの生醤油が旨さをさらに底上げ うん、やっぱりウマウマ

2017年9月 秋刀魚節油そば

秋刀魚の旨みがバチバチと 醤油ダレと秋刀魚が合わないわけがなくウマウマ スープオフならではの麺への秋刀魚の旨みの絡みかた 油加減が絶妙で旨みを邪魔せず重さもなし 別皿にしていただいたニンニクを途中から少しずつ加えていくと、当然ながら旨さが一気にブーストされウマウマ 女性店主さんならではの秋刀魚の油そば これ、ちょっと他の方には作れない一杯ではないかな

2017年10月 イベリコ豚ドロと松茸のつけ麺

ここぞという時にリリースされるイベリコ豚メニュー 自分自身は最近清湯志向なんだけどドロ系ながらコレは外せぬと しかも松茸なんか合わされたりしたら釣られずにはいられぬわけで 1800円でも安いくらいかと

イベリコ豚の濃密な旨みを持ったスープはドロと言っても比較的軽めでさらり 重さがなく旨みが前面で旨し そこに合わされた麺がなんとま憎いなぁと 不均一な捻れが軽妙で楽しく、スープをしっかり纏い渾然一体 軽くソテーされた松茸は薫りもさることながら肉厚で食感もよく、旨みもありイベリコ豚に負けぬ存在感 うん、旨し旨し

2017年10月 イベリコ豚出汁のかけラーメン

着丼するやいなやなんとも言えぬスープの薫り 醤油の香りもさることながら、イベリコ豚出汁の香りが素晴らしい そんな香りのスープだけにお味も間違いのないヤツ 口に含んだ瞬間に一気に広がるスープの旨みと香り 合わされた平打ちストレート麺もこのスープと抜群のマッチング スープがしっかり持ち上がり旨し旨し

2017年10月 松茸鶏油まぜそば

着丼と同時に顔を突っ込まなくともぐわっと薫る松茸の香り！先日のつけ麺も良かったが此方の香りは更に上 そしてやはり鶏油と生醤油の香りがぐいぐいと来てこれだけでもかなり幸せモードに ひとたび口にすればあまりの旨さに感激、ただただ黙って啜るのみ

2017年12月 煮干し生醤油ラーメン

2017年最後の一杯 2017を締めくくる一杯に指名したのは大好きなこの一杯 突き抜けた一杯じゃないんだけど、バランスの良さや繊細でありながら力強くもあって実に素晴らしい一杯 じんわりと押し寄せる煮干の旨み 微かにビターなところが実にイイ 生醤油の香りと旨みがこれまた素晴らしくて煮干とのバランスがとにかく最高 そして平打ち麺がまた素晴らしいっ！

2016年1月 燕三条背脂煮干しそば 去年の1月にも提供されていたこちら　程よく効いた煮干出汁が秀逸でセアブラノ神もちょっとびっくりな一杯　炙りチャーシューが旨し旨し

2016年6月1回目 エソ煮干冷しかけそば　キンキンじゃなく程よく冷やされたスープがじわりとエソ煮干の旨みを伝える一杯　醤油の加減も〆られた麺も良し

2016年6月2回目 エソ煮干冷しかけそば　いやぁ、ホンマにこれは旨い　前回より更にエソ煮干の旨みが強くカエシと油分のバランスも抜群　旨し旨し

2016年7月 背脂中華そば　1月には燕三条と名打ったこのタイプ　再び登場ということでもちのろんで　うん、やっぱり旨いのよ、この一杯　これで実は現地で食べた事ないそうなんでびっくりよね

2016年10月 イベリコ豚出汁の醤油ラーメン ちょっと久々の拳10さん この日イベントで二種の限定発動とくればイクしかないでしょ　残念ながら前客さんで本命の松茸まぜそばは完売したので、此方だけで我慢ガマン　着丼と同時にふわりとトリュフとイベリコ豚の香りが押し寄せて一気に期待はマックスに　一口啜れば麺とスープの相性の良さに驚かされ、それとともに迫り来るイベリコ豚の旨みに酔いしれアッというまの完食全汁ぺろり

2016年11月1杯目 煮干し生醤油　すっきり煮干、醤油の旨みがじんわりと　あくまで煮干しの旨みはしっかりでネガなところは全くなし　合わされた平打ち麺もこのスープにそっと寄り添いつつもしっかり主張を感じる良い麺　うん、旨し

2016年11月2杯目 油そば拳10からまさかの油そばリリース　が、これが思いのほか旨い旨い　タレ、油のバランスがとにかく良くて拳10らしい女性店主ならではの丸みを感じる仕上がり　麺の選択も実に良く、この一杯に実にふさわしい麺　タレ、油の絡みが半端なく一体感が素晴らしい

2016年12月 燕三条背脂煮干そば トントンデーの人気メニューで個人的にも大好きな一杯 やはりこれは無条件で食べたくなる　この日はやや煮干はおとなしめに感じたけれど、それでもバランスがとれた出汁前面のスープでやはり大好き　大粒の背脂とざく切りされた玉葱がまた実にいい感じ 程よいカエシとアブラが本当に良い　ピロピロ捻れの中太麺がこのスープをしっかり持ち上げて、気付いたらあっという間にスープまでペロリ

これまた2015年のレポ　今更ながらなんでさらりと

2015年10月 月限定　鯵干し白湯つけ麺

前回レビューでココは清湯とまぜそばが旨いんだと書いたけれど、そう言えばつけ麺も結構旨くて　いやお世辞でもなんでもなく　この日は月限定の鯵干し白湯を　で、これが旨かったなぁ　濃すぎずほどほどの濃度の白湯　鯵の旨みがしっかり乗って　つややかな麺も旨いよねぇ　これ、密かにまたやってほしいなぁという逸品

2015年12月　濃10魚介つけ麺

10月の月限定があまりに旨かったのでそういやレギュラーって食べてなかった？とこの一杯　注文したらびっくりされるのがワタシ(笑)　いやいや、何なら少し前までマタオマなつけ麺大好きで食べまくってたのに

で、結論から言うとちょいとビックリするくらい旨かった　これもやっぱり濃すぎず良いバランスで魚介の旨みがしっかり乗ってくる　ちょっと麺が負けてるかなぁと　いや、あくまで旨いんだけどねぇ　もうちょっと麺勝ちでも良さそう

さてこれも2015年の記録

お店自体はどちらかというと白湯押しなメニュー構成だけど実は清湯やったらかなり旨いお店

デフォの煮干も旨いしトントン限定で出たりする清湯もウマウマ

で、もう一つお得意があってまぜそばがそう

この時の月限定のこの秋刀魚節まぜそばがほんと旨かったなぁと

まぜそばって麺の扱いというか選択間違えると痛い目に合うんだけど、コイツはそこんとこも軽くクリアー

ひそかーにまたやらんのかなぁと思ってたりする一杯　ごちそうさまでした～（←どんだけ遅いのｗ

さて此方も昨年6月ののレビューを　今回は月間限定ではなくてお気に入りのデフォの煮干し生醤油を

2015年6月 訪問

ちょっと久々になった此方　前回、前々回は煮干系の限定をいただいたのだけれど今回はお気に入りのデフォの「煮干し生醤油」を

「煮干し生醤油ラーメン」

概ね半年ぶりくらいになったこの一杯　お馴染みのオレンジの器にはもう慣れた(笑)　いつもながらシンプルなビジュアルのラーメン　そこはかとなく感じる女性店主ならではの繊細な一杯


実に実に優しい煮干感　じわりじわりと底から突き上げてくるような煮干し　ネガな部分もまったくなく旨みのみ引き出した出汁　前回は塩分強く感じたが今回はそのような感じはなし　この辺は店主さんの匙加減に出汁の塩分というところか　とにかく今回はバランスが素晴らしく良かった


合わされた平打ちの中細麺は張りのある麺でコシがありのど越しも良し　スープと麺の相性も実に良し　トッピング各種もバランス良い　炙ったチャーシューは味付けも良く甘みもあり旨し　メンマの仕上がりも上々　うん、スープ･麺･トッピングと実に実にバランスが良い一杯


久々になってしまったこの「煮干し生醤油」　月間限定やとんとん限定も旨い此方だけれど、完成度がぐいぐい上がっているこの一杯は群を抜いているように思う　個人的には今京都で定期的に食べたい一杯の一つ　うん、これからも実に楽しみ　ごちそうさまでした～

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2015年3月 訪問

2月は時間が取れずで訪問できなかったのだけれど、この3月の限定は何が何でもとお邪魔した　その限定は大好きな煮干系で「イワシ煮干TAMARIそば」　個人的に此方の煮干し系はとても気に入っているのでこれは間違いないだろうと


「イワシ煮干TAMARIそば」

どちらかというと現在は濃厚豚骨系メインのお店というスタンスながら清湯も旨いお店との個人的認識　というかほんとデフォを食べずに何だけど、此方の煮干し系はほんとに旨い　この一杯も例に漏れずやはり旨し旨し


イワシのネガな部分など全く感じさせずに旨みだけをしっかり抽出　たまり醤油の旨みがこのイワシ煮干出汁に見事にマッチしてとにかくバランスの良さが光る一スープ　少量ながら背脂が加わりコクを加え、ざくっと粗く刻まれた玉葱がたっぷりで甘さを演出　これ相当良いバランスのスープ


そこへかなり幅広めのびらびら平打ち麺が合わされていて、これがまたこのスープに絶妙だったり　麺そのものも実に小麦の風味が良くて食感ものど越しも実に良し　というわけでスープも麺もあっという間に平らげてしまった(笑)　これ、またやってほしいなぁと　ごちそうさまでした～


2015年1月 訪問

なんと嬉しいことにこの1月は大好きな「燕三条系」が月間限定と！　それならば行かねばなるまいと意気込んでの突撃　ほんとはちゃんとデフォも食べなきゃと思いながらも本家『拳』同様に限定に目が眩んでしまう(笑)　ちなみに現在(2015年1月)またもやこの燕三条提供中とのこと　うん、行かねばｗ


「燕三条背脂煮干そば」

やはり器の色はアレですが(笑)、そこはそれ、女性店主ならではということで　そもそもレギュラーメニューで煮干しを出されているだけにすでに煮干の旨さ・上手さは実証済み　安心感を持って臨んだこの一杯は思ったとおりしっかり煮干出汁　そんじょそこらのなんちゃってな一杯よりきちんと上質な燕三条系インス　近くのセアブラノ神も驚くだろうと思える完成度の一杯


ぐにゅんぐにゅんの中太麺もソレっぽく演出され、麺そのものもやはりウマウマ　ねじれのお蔭でスープをしっかり拾い上げ、一体感は半端なし　チャーシューやメンマも本場のソレとは異なるものの炙られたチャーシューがしっかり合うし、メンマもウマウマ　うん、きちんといい仕事　これは思っていた以上に旨い一杯だった　当然今年もこれをいただかなければと　今週末あたり突撃かな　ごちそうさまでーす！

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2014年12月 訪問

この日のテーマは「煮干」ということで『セアブラノ神』からスタートしたのだけれど、次のお店をどこにするかなと　『ぱこぱこ日本一』も迷ったけれどこの日はなんとなくで『セアブラノ神』からも近い此方『拳10』さんへ　以前一度だけいただいたが此方の「煮干し生醤油」が実に旨かった　それを再食しようという魂胆


「煮干し生醤油」

程なくしてやって来たこの一杯　相変わらずのオレンジの器が目につくがちょっと見た目としては映えないかな　まぁそこは女性店主のかわいらしさの演出ということで　そんな器にシンプルなビジュアルのラーメン　一見何の変哲もないように見える一杯だけれど食べれば分かるこの旨さ


先ほどの『セアブラノ神』に比べると優しい煮干感　それでもしっかりじわりと押し寄せる煮干し出汁　当然ながらネガな部分はまったくなくて煮干の良い部分のみを抽出した感　やや塩分高いと感じはするがとにかく良いと思わせるのが生醤油を使ったタレ　とにかくこのタレと出汁のバランスが素晴らしい　いや、これはほんと旨い


合わされるのは平打ちの中細ストレート麺　小麦がしっかり詰まった感じの張りのある麺　しなやかでコシもありのど越しも良し　そんな麺がスープをしっかりと拾ってくれる　炙られたチャーシューは香ばしさもあり甘みもあり実に旨い　本家『拳』では見られないチャーシューでそれこそ対照的だがこれがまた良い　二種のネギも良いアクセント　バランスの良さがこの一杯の妙


ちょいと久々になってしまった此方　今回は「煮干し生醤油」をいただいたが、ほかのメニューもやはり食べないといけないなと改めて思わされるこの一杯の完成度　飛び抜けた旨さ、キレというのはここにはないけれどじわりと押し上げる底力的な旨さがある　きっとほかのメニューもこういうタイプの旨さなのだろう　ごちそうさまでした～

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2014年8月 訪問

この日も仕事帰りの一杯を　今回は最初から此方に訪問と決めていた　というのも毎月10、20、30日は「とんとんデー」と称して一日限定をされており、以前から一度行かねばと思ってたから　しかもこの日の限定メニューは「背脂煮干カレーラーメン」とな！　普段まず「カレー系」はいただかない私だけれど、これにはかなり惹かれ突撃決定


「背脂煮干カレーラーメン」

程なくしてやって来た一杯　せっかくのカレースープなのにオレンジの器というのがアララな感じはあるけれどそこはまぁ愛嬌　細かな背脂がびっしり浮かんだスープは分かりづらいけれどきちんとカレー色　カレーの香りがふわっとたちのぼり食欲を掻き立てる　厚めにカットされたチャーシューは炙られており香ばしい香りも追従する


三条系のカレーラーメンのように背脂煮干しにドロっとしたカレーを放り込んだようなタイプではなくさらっとしたスープ　清湯スープにカレーを合わされている　カレーで打ち消されそうな煮干は予想外にしっかりと顔を出して主張　これが背脂とカレーと不思議とマッチ　何とも不思議な味わいながら実に旨い　カレーは変に凝ったモノじゃなく家庭的な「ルゥ」なのがこれまた良い


むちっとした中太麺がこれまたなかなか良い　やや多加水で弾きそうな感じに思えたのにしっかり持ち上げる　これで縮れだったりしたら最高な気がするのだけれど　むちっと詰まった感があって小麦がしっかり香り、旨みもしっかり


トッピングのチャーシューは普段のメニューからの流用だが、巻きバラを炙ったものでこれがまぁこのスープにジャストフィット　ちょっと甘めなチャーシューがこのカレースープに実によく合う　こりっと食感を残したメンマも良いアクセント　刻んだ玉葱は出来ればもっとたっぷり欲しかったかな


ようやく頂いた此方の「とんとんデー限定」　結構毎回評判で毎回頂きたいくらいだけれどなかなかタイミングが合わないのが実情　今回なんとかいただけたこの一杯もなかなか美味しかったし、他もきっと美味しいのだろう　派手さこそないけれど、色々繰り出してくるこの『拳10』はこれからも目が離せそうにない　ごちそうさまでした～

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2014年6月 再訪

この日も仕事帰りの一杯を　4月にようやく2回目の訪問を果たしたばかりのこの『拳10』さんだが、その後メニューが改編されたとのことでデフォががらりと変わったとのこと　その中でも清湯に「煮干」が登場、しかも「生醤油」を使っているなんて聞いたら行かないわけにはいかない


「煮干し生醤油ラーメン」

さて程なくしてやって来たこの一杯　ちなみにこの時点でのメニューでは「生醤油」振り仮名はないけれど現在は「なましょうゆ」と振り仮名が　「きじょうゆ」とは異なるので要注意　で、肝心のお姿はというとかなりシンプルというか地味なビジュアル　むしろ女性店主ならではのグリーンのトレーとオレンジの目が引かれる(笑)


以前の「豚ニボ」でも結構煮干が主張していたのである程度予想はしていたのだけれど、その予想をはるかに上回る煮干の出方　これはちょっと驚いた　味わい的にはかなりあっさり　どことなく拳DNAをしっかり感じつつ、オリジナルな息遣いを感じる煮干の旨み　そこへ適度に油分が加わりただのあっさりと一線を画す　ここに生醤油を使ったカエシが絶妙に合わされ実に旨い　強いて言えばやや塩分が高めに感じたくらいか


ここに合わされたのが平打ち中細ストレート麺　これは以前『拳』の醤油で使われていた麺だろうか　厚みをしっかり感じピティっとした食感が良い　滑らかで喉越しの良さもこの麺の良さ　そんな麺が案外と言っては失礼ながらかなりの相性の良さを見せる　しっかりとこのスープを麺が拾うのがよく分かる


厚みを持たせたチャーシューは少し炙られて香ばしく、脂身の甘みに加え素材そのものの甘みが実に良い　あっさりとレアなチャーシューでも良いように思うけれどこのあたりは拳10としての個性か　肉の旨みと甘みをしっかり感じられ実に旨いチャーシューだ　やや太めのメンマはちょっと合わないように思うけれど、二種のネギはこのスープによく合っていた


ようやく3度目の訪問　残念なことに初期のメニューをコンプリートできなかったのだけれど、この新たな「煮干し生醤油」は好みにずっぽし　派手さこそないものの拳のDNAを受け継ぎつつ個性を見せ、さらにはそこを昇華させた一杯　これからこの一杯はちょくちょくいただきたくなること間違いなし　ごちそうさまでした～

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2014年4月 再訪

すっかりご無沙汰になった此方『拳10』さん　京都に帰ってきてようやくの再訪　前回はついつい「拳10醤油」を注文してしまったので、今回こそはと気になっていた「豚ニボハーフ」をいただくことに


「豚ニボハーフ」

然程待つことなく登場したこの一杯　「こってり」と「あっさり」の「中間」という位置づけの一杯であるものの、見た目にはもう十分「こってり」な感じ(笑)　豚の香りもさることながら、それでいて煮干の香りもふわり　陳腐な言い方をすれば「豚骨魚介」な一杯だけれど、そこは『拳10』さん　一筋縄ではないだろうと期待が膨らむ


ベースの豚骨は思った以上にしっかりというか濃厚　豚骨の旨みと甘みがしっかりで、そこへ負けじと煮干パワー　これ、ほんと「中間」という代物ではない(笑)　立ち位置は確かに「中間」なれど、その味わいはかなり濃厚でカエシもくっきりはっきりで輪郭が際立つスープ　豚骨と煮干が喧嘩することなく上手く纏められたなぁと感心


麺は「あっさり」と同じかな　中太の平打ち麺　これがまぁ実にこのスープにフィットしている　「あっさり」ではかなり麺勝ちに思えたのに、このまったりスープだと実に見事に調和される　力強い麺とまったり濃厚スープのバランスが実に良い　あー、これは旨いわぁ～


具材はチャーシュー、メンマ、ネギと実にシンプル　チャーシューは少し炙りが入り香ばしく、味付けはやや甘めにフラれたものだけれどこれがまたスープに合う合う　変にレアなものじゃないのが何より好感度大　メンマとネギは特に思うところなしというところだけれど、全体バランスは良いかな


前回訪問の「あっさり」ももちろん悪くなかったのだけれど、今回の「豚ニボハーフ」は「かなり良かった」　所謂「豚骨魚介」な一杯なれど、そのバランスの良さはやはり『拳』系ならでは　シンプルな一杯ではあったけれど、これはやはりバランスの良さが際立った一杯だったなぁ　ごちそうさまでした～

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2013年5月 初訪

さて『まだら』さん、『陽はまた昇る』さんと渡り歩いたあと所用（いや、これが本来の目的だったのだけれど・・・）を済ませて向かった先は此方『拳10ラーメン』さん　此方は同じ京都は七条にある『拳ラーメン』の2号店にあたるお店　個人的には京都でお気に入りの『拳』さんの2号店ということでずっと行きたかったお店だ


お店に到着したのは昼の部も終わろうかという2時半前　さすがにこの時間帯ならば並ぶこともなかろう訪れたが予想通り待ちもなくすんなりと席へ着くことが出来た　しかし此方は初訪ながらなんともしっくり来るカウンター席　というのもこのお店は『拳』が前身の『こぶ志』時代に営業されていた地だから


そんな懐かしいようななんとも馴染みのある空間　その厨房に立たれるのは『こぶ志』時代から山内店主の右腕となり支え続けた女性の方　現在はこの『拳10』を旦那様とお二人で切り盛りされているそうだ　なんだか不思議な光景というかなんというか(笑)


それはともかくメニューの方を　本店の『拳』と言えばやはり「鮮魚出汁」と「塩釜チャーシュー」であまりに有名　そしてめまぐるしく展開される限定の数々　「究極の足し算」で多くのファンを魅了する山内店主がこの『拳10』で提供されるのは意外なことに「豚骨」ベースのラーメンとなっている


「豚骨」と一口で言うと白濁した「九州系」の豚骨白湯を思い浮かべがちだが、此方ではあっさり系清湯の「拳10ラーメン」の塩と醤油、こってり系白湯の「豚ドロつけ麺」と「豚10ラーメン」に分かれており、加えて中間とされる「豚ニボハーフ」とお馴染み月替わりの限定が提供されていた


実のところ訪問前は「中間」という「豚ニボハーフ」をいただく気満々だったのだが、偶々お隣の方が召し上がっていた「拳10醤油」があまりに旨そうで、かつ豚の良い香りが襲ってきたために意に反してついつい「拳10醤油」をお願いしてしまった(笑)


「拳10醤油ラーメン」

さて間もなくして目の前に届けられた一杯　ふむ、拳らしいと言えば拳らしいビジュアル　そこへ女性店長の繊細な感性がプラスされたという感じだろうか　見た目にシンプルながらなかなか華がある　チャーシューの鮮やかなピンク色が真っ白な器によく映え、器から立ち上る豚の香りがなんとも食欲をそそる


まずはスープから　勝手な想像で「豚骨清湯」ということで『第一旭』や『藤』に代表される京都の古きよき「豚あっさり醤油」系かと思いきや方向性は全く別　よく考えれば山内店主がそんな安易なことはしないか　豚の旨みはそこそこに出ているけれどやや醤油ダレが立った印象　『拳』とも全く違う方向性で正直なところちょっと肩透かしを喰らったかなと


いや全くダメなわけではなく美味しいのだけれど、どうしても『拳』を基準に考えればやや落ちるというのが正直な感想　独特な味わいは『拳』ならではの出汁や脂の使い方から来ると思うがちょっとバランスに欠ける印象は拭えない　鮮烈な「豚骨清湯」を期待していただけにちょっと残念


麺はもちろん『棣鄂』の麺　中太の平打ちストレート麺はピチィっとした食感がよく、粉の風味もしっかりしていて噛めば小麦の旨みにあふれる麺　この麺そのものは実に旨し　個人的にかなり好きな部類だ　となるとやはりスープの弱さが強調されてどうもボケた印象　この麺ならばもう少し強いスープが欲しいかな


美しいピンク色をしたチャーシューは厚みも持たせたもので実に肉肉しいモノ　これは流石と納得の一品で豚の旨みをしっかり閉じ込められておりスープとの相性も上々　で、やはりそうなるとスープの弱さが・・・　麺といいチャーシューといい一つ一つのクオリティが高いだけにどんどんスープが弱く感じてしまう


大好きな『拳』の2号店ということで期待大で訪問した此方　正直なところ『拳』と比較してしまうと「落ちる」というのが正直な感想　一般的な感想としても美味しいのだけれど何か物足りないというのが正直なところ　今回はとりあえず「あっさり系」から攻めたけれど、次回は「こってり」で真価を計りたいと思う　ごちそうさまでしたー