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店名 |
お食事処 高嶋(おしょくじどころ たかしま)
|
---|---|
ジャンル | 食堂、うどん、丼 |
予約・ お問い合わせ |
075-781-1514 |
予約可否 | |
住所 | |
交通手段 |
京都市バス 高野停留所 一乗寺駅から386m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
~¥999 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
21席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
備考 |
☆近隣にパーキングあり |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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新しいシリーズです。食べログを始める前、どころか、私が20台30台くらいで独身だったころにお世話になったお店、まだお店は健在、私は久しぶり、という京都のなつかしどころをあらためて訪ねてまわるという企画。
記念すべき第1回、そして京都投稿400件目はこちら高嶋さん(久しぶり度・25年)。
一時期よくおじゃましました。そのころはまだ一乗寺はごくごく普通の街、あったのは天天有くらいかな。いわゆるラーメン激戦区ではありませんでした。そのせいか、こちらでは以前ランチもたしかやっておられましたね。今では午後7時開店、でも深夜(4時まで)の営業の伝統はしっかり守られています。
さて、開店間もなくの7時過ぎ一人で入店。扉を開けると、ああ、いつもの雰囲気だ。先客2組。いずれも近所のおっちゃんおばちゃん。テーブルには当然、瓶ビールが林立している。それを見ながらカウンターに。お水はセルフ、でも給水器が壊れているのもまたこの店らしい。ご夫婦も当然齢を重ねられたはずだがあまり外見ではうかがえない。
テレビはぬるいバラエティ、改編期にありがち。こちらではリモコンは客にさらしているので、選局自由。そして、ビールもテレビ下の冷蔵庫からセルフ取り出し、セルフ開栓。住宅地の食堂ならではの自由でお気楽なご近所宴会の面目躍如。こういうのがちゃんと残ってて何ともうれしいかぎり。
大将の進さんに向かって
カツ丼一つお願いします。
と声をかけると、「はいっ!」と元気な声で。でも開店すぐだからしばらくはかかるなこれは。飲みの方々のパターンは、こちらでまず何品かあるつまみ(安い、200円300円台が中心)を頼んで、それをつつきながらビール。後半は定食や丼(やや高い)を食べながらさらにビール。ちょうどいま、飲み部の食事が出来上がりつつある段階です。
と、後客お一人、服装と外の気配でわかりますが、トラックの運転手さん。入るなり「カツ丼!」と一言。おっと同志現る。ここでの私の一押しはやはりこれなんですわ。
そして、待つこと10分少々で堂々のカツ丼将軍ご降臨。ふんわりとした香りが目の前にただよう。そして隣の同志の鋭い視線も感じます。すんません、お急ぎでしょうけどお先にいただきます。
卵がね、やらかいのここ。通常よりお出汁の分量が多いのでしょうね。お出汁も一口でうまっ!というんではなくて、ほのおいしさが少しずつ伝わるみたいな。たっぷりの青ネギ、そして玉子にくるまれつつもはっきりと感じることができるカリッと揚がったトンカツ。豚の肉質は普通なれど、ご飯と卵とネギと一体となったトータルでの旨さの勝利。
私より少し遅れてカツ丼を供された運転手同志氏、いやーかっ込んでますねえ。
すると今度は小上がりの飲み部から「カツ丼お願い!」と声がかかります。やはりカツ丼人気揺るがずですね。
こちらの漬物(2種)は質はいいものの出来合い、しかし赤出汁がけっこううまい。玉子とじとワカメ。味はややしっかり目。あっさり味の丼と相性がいいです。
あっという間の夕ご飯。800円、大満足です。ごちそうさまでした。
一乗寺の風景は激変し、週末お昼だと長蛇の列、連食、ラーメンを求める若者たちの街に。でもこういうお店がしっかりと続いているのが何ともうれしいのでありました。
満足度 4.5
面影保存度 5
再訪希望度 5
(5点満点)
トイレ 場所はだれでもわかるお店の真ん中、男女共用、和式。