【再訪】キラメキノトリ　～ 鶏SOBA〈黒〉（2018.01） ～ : キラメキノトリ

これまた2018年の訪問記録　京都で台湾まぜそばをメインとして人気を集めるキラメキグループの創業店『キラメキノトリ』へ久しぶりに

2018年1月 鶏SOBA〈黒〉

かなり久しぶりな『キラメキノトリ』 ここ数年で急成長して店舗急増 我が家の近くにも系列が２店舗も　当初は鶏白湯を軸にしながらパッとせず、台湾まぜそばを軸に置き換えてから今の勢いに　今や飛ぶ鶏、もとい鳥を落とす勢いながら、合わせてネガな話もチラホラ　で、そんなネガな話にまつわるメニューがこのキラメキ本店にあると聞いて訪問　当事者に話を聞いたわけじゃないし、あくまでここはフラットな目でジャッジ　が、結論から言えばダメ 出汁感希薄でカエシが強く、とにかくカエシがグイグイ押してくるスープ　そこへ無慈悲にデフォルトで粗挽き胡椒って何故に？ しょっぱいわ、辛いわ　高井田系でもないし、富山ブラックでもないし　まぁとにかくバランスの悪さしか印象に残らなかったなぁ

こちらもやはり昨年12月の訪問レビュー　今更ながら何やら最近京都で増殖中の「キラメキノトリ」グループ1号店

2014年12月 初訪

この日は日曜日　でもって引き続き期間限定の独身貴族を楽しもうとお昼に気になるお店巡りを敢行　日頃から車移動がメインの私には街中近辺はCPの値段が気になって足が遠のくのだけれど、この日はちょいと久々に街中に近いエリアを攻めてみるかなと　というわけでBMしているお店の中からまずは此方『キラメキノトリ』さんへ


元々は『久保田 北店』として営業していた此方　それがどういう理由かよく知らないけれど2013年に『キラメキノトリ』としてリニューアル　それまでつけ麺メインのお店だったのだけれど、リニューアルして「鶏」系のお店へと　オープン当初は清湯と白湯を提供されていたようだがその後メニュー改編が数度あったようだ


何やらポップな外観　イマドキ狙いな雰囲気　若者には相当ウケが良いのだろう　私にとってはこの場所は大好きだった『眠眠』の場所なのだが(苦笑)　そういえばこの『眠眠』で『たんぽぽ』の亡くなられた大将に偶然会ったこともあったなぁ　それはさておきそんなシャレオツなお店にドキドキしながら入店するオサーン一人　開店待ちする客数名も私以外はやはり若者ばかり


入店するとまずは券売機のご登場　そうアノにっくき券売機　これだけ後ろに若者がいるというのに何てことだ　が、ここは焦らず心落ち着けて・・・　メニューをよく確認　ラーメンは「鶏白湯らーめん」と「にぼとり」の二種　これに台湾まぜな「まぜそば『直太朗』」　ちょいと迷ったけれどここはあえて「にぼとり」からいただくことにした


にぼし鶏白湯らーめん「にぼとり」

どうでもいいけど「鶏白湯煮干」というフレーズはよく耳にするけど「にぼし鶏白湯」というのはあまり聞かない気がする　いや、どうでもいいんだけど　なので「とりにぼ」はよく耳にするけれど「にぼとり」は初めてのような　そんな「にぼとり」は真っ黒な器でサーブされるがあまり見た目がいいとは言い難い　スープはチャーシューで覆われ、その端からちょこんと顔を覗かせる　その表面には結構な油脂分　さてさていただくか


スープを覆うチャーシューをひとまず端に寄せてスープを　しかしこのスープは量が少ないなぁ　器に対して少なすぎるような・・・　それはともかく鶏をしっかりと炊き込んだ鶏白湯　なかなか濃厚であり旨みもしっかり　そこへふわりと煮干がアクセント　そう、あくまでアクセント　ガッツン煮干ではない　浮かんだ油も煮干油？　若干タレ押しで塩分高めなような　鈍重さはなく悪くはないけどなんだかちょっとボケた印象はある


ここは自家製麺なのかな？勉強不足で申し訳ない　記憶が確かならば自家製麺だったかと　その麺は中太ですこしちぢれがかった麺　表面滑らかな麺ながらこのスープをしっかり持ち上げ相性はなかなか良し　もっちりとした食感もなかなか良いしコシも適度にある　これはなかなかいい感じ　『久保田』から自家製で鳴らされただけのことはあるのかも


チャーシューはスープを覆うほどに大判な肩ロース　少し炙りを入れて香ばしくされているがこれは蛇足なような　やや厚みを持たせて肉感もあり旨みもしっかりなのでもったいない　しかしもっと違和感は穂先メンマ　この濃厚スープに穂先は弱すぎ君　ここは違和感以外の何物でもない　ネギはしゃきしゃき新鮮でこのスープにバッチリ


初訪であえて「にぼとり」から食べておいてつらつらとネガな部分を書いてしまったけれど相対的には決して悪くない一杯　どこかバランスを崩しているというのが正直な感想　『久保田』が限定で出す濃厚鶏白湯と比べちゃいかんだろうがどうしても期待、比較してしまう　が、聞けば此方もどんどん改良されて旨くなっていると聞く　次回はやはり鶏白湯を食べてみようかな　ごちそうさま～