人生の楽しみ : 中善

＜備忘録＞
２０１４年１０月４日（土）、１６回目訪問
国産松茸（産地聞くのを忘れました、けど美味かった）使用の土瓶蒸し（鱧たっぷり）、松茸と栗の炊き込みご飯美味しゅうございました。

２０１４年７月１２日（土）、１５回目訪問
愛媛のマグロの中トロ、大トロ美味しゅうございました。
京都北山の地酒「初日の出」にハマりました。

２０１４年４月１２日（土）、１４回目訪問
琵琶湖の本もろこの塩焼き美味しゅうございました。

２０１４年１月11日（土）、１３回目訪問
金目鯛の皮目の燻製お造り美味しゅうございました。

２０１３年１１月１６日（土）、１２回目訪問
名残の松茸の天ぷら（あられを潰した衣）大変美味しゅうございました。
赤楽の柳川小鍋、とても素敵でした。

＜２０１３年９月１４日（土）、１１回目訪問＞

今回の訪問は台風１８号の襲来の前々日。台風１８号は９月１６日早朝、京都に甚大な被害をもたらしました。お見舞い申し上げますとともに被災された皆様方の一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

年間予約とは別に、飛び入りでの訪問。２週間前の９月１日に予約した。予約出来るか心配であったが無事予約出来た。１８：００の予約。電話口で女将さんが、「まだ坊主（０件）、大丈夫です。」と仰ったが、３連休の初日、経営を案じて私は心配であった。

岸和田でだんじり祭を楽しんでからおじゃました。私の心配は杞憂で終わった。私たち夫婦が一番であったが程なく満席となった。大将に「２週間前に予約０と聞いて心配していた。」と言った所、「うちは、いつも間際で埋まる。」との返答。まずは安心。

いつもながら美味しい料理のオンパレードであった。特に美味しいと思ったのは、子持ち具合が良い鮎塩焼き。思わず「旨い」と大声を発した。ロースターの違いをより強く感じた。妻も同じ印象を受けたと言っている。素材、串打ち、焼きの全てが完璧であった。生きている喜びを強く感じた。

いつもながら楽しく騒がしく飲んで食べて夫婦で￥２８，３００－。ＣＰ最高と思う。酒は二人で８杯飲んだ。ビール、赤白ワイン、妻お気に入りの自家製黒糖梅酒ソーダ割り、何れも美味しく頂きました。

今年はもう一回予約してあるが、来年２回分の予約をしたら大将が「それまで店があるかな。」との常套句。「私も頑張って生きるから、大将も頑張って。」と応援した。

どうぞ皆さん、無病息災でお元気で。


＜２０１３年７月１３日、１０回目訪問＞

季節は祇園祭り、熱く不快指数最高、当日は神戸で開催中の絵画展でルノアールと粉もん（そば飯、お好み焼き）を楽しんでからの訪問。１８時００分到着、我々夫婦含め同時に３組入店、カウンター席は満席となった。私たちが最後だったので中央に着席。最近はカウンター右端が多かったので久しぶりの中央席であった。大将、左右のお客様とお話出来るので、かなり良いポジションだ。

年間予約の３回目、今回も満足度１００％。前回の７月訪問は２年前。供される料理は定番のウニ豆腐、明石の天然鯛の刺身、鮎焼物、鱧の炊き込みご飯、赤だし、とろろ芋擂り流し以外は新メニュー。
特に感心し且つ美味しかったのは、車エビとトマトエキス入りにお椀。軽く湯がいた車エビをトマトエキスいりのお出汁に入れたイタリアンなお味の温かいお椀、じゅん菜、焼いた万願寺唐辛子も入っている。京料理の定番なのか？創作料理か？いずれにしても私好みの一品だ。流れで京都の地酒「初日の出」と供に頂いたが、辛口白ワイン、イタリアの赤ワインとも合うかも。

今回は大将のお許しを頂き、アイフォン５でお料理全品の写真を撮らせていただいた。本当はデジタル一眼レフで撮りたかったが、あまりの存在感で場の雰囲気を壊す恐れがあるので遠慮した。写真を撮られるお客様は多い様で、中には写真を撮り忘れると大将に「何で教えてくれなかった。」と怒るお客様がいるようだ。大将も大変だなあ。

２品目のお造りに、蓋として載せてあった茎が付いた胡瓜の葉っぱが珍しく、野人の如く茎ともむしゃむしゃと食べてしまった。大将は「胡瓜の灰汁が集まった味」と言っていた。大原の胡瓜の葉っぱはいける味であったが、少々恥ずかしかった。

自宅ＷＣのウォシュレットが壊れかかっているので、中善さんのＷＣを観察。オレンジ色とワインレッドのコンビネーションの便座洗浄機はＩＮＡX製、特注品との事。手洗い蛇口は水が出る時、白色ダイオードが光る、凄いＷＣだ。

お料理、接客、ＷＣも楽しめる中善さん、大好きです。

次回訪問予定は紅葉の季節、１１月中旬。それまで皆さんお元気で。


＜２０１３年４月１３日、９回目訪問、タイトル：大人の修学旅行＞

２０１０年９月以降、９回目の訪問。料理、酒、雰囲気、全てにハマッテしまった。
そもそもは、小学校の修学旅行で旅程タイムオーバーの為、金閣寺に行けなく、夫婦だけのリベンジ修学旅行を企画。食べログで京料理の高コスパ店を探したところ中善さんを発見。私の五感を十二分に満足させて頂けるお店でした。

夫婦とも岐阜の田舎で天然鮎をご飯のオカズとして育ち、季節には河原のヤナで鮎フルコースを堪能していましたが初回訪問の際、琵琶湖の鮎塩焼きを食した感動は今も忘れられません。小ぶりな鮎を蓼酢にチョイと付けて頭から食す美味しさは筆舌に尽くし難く、１０月の子持ち鮎なんぞは絶品。

そんなかんなで修学旅行は大成功。金閣寺は３回連続行ってしまった。夏期の境内で供される冷やし抹茶はお勧め。もちろん中善さんには毎回訪問しております。

４月、中善さんの献立で記憶に残っている料理は琵琶湖の子持ちもろこの塩焼き。野趣に富んだ味わいはグット。大将お勧めの京都の地酒「初日の出」がベストマッチング。
去年に続き２回目となる生き伊勢エビと京筍、ワカメの白味噌仕立て、はんなりとした味わいが何とも言えません。去年と比較してお味が進歩したように感じました。「初日の出」が進みます。
締めの淡路島の桜鯛の炊き込みご飯は、味、香りとも最高。残った鯛飯は折詰でお土産として頂けます。宿の冷蔵庫で凍らせて自宅に持ち帰り美味しく頂きました。
他にも沢山のお料理を頂きました。何れも美味しいお料理ばかりです。特に印象深かった献立を紹介しましたが、頂くお酒とのマリアージュで印象や評価も変わることでしょう。ちなみに私は、日本酒、焼酎、ワイン、ビール何れも大好きな飲んベイです。

今年１月に訪問の際、年間予約表（最終は１１月）を渡したところ大将が「エーそれまで店が持つかなー」とお客様満席の中で冗談を仰いました。私は「有り得るかも。」と考え、次に続く言葉が出ませんでした。中善さんでは「食材原価率が高く経営が苦しくないかい？」と思わざるを得ない高級食材が供されます。ご安心あれ。最近、入口近くに設置のフィシュロースター（私が勝手に付けた名称）が撤去されレンガ積みの焼き場に変わっていました。他のお客様が「いくらしたの。」と尋ねられ８０万円との回答。大将曰く「やっとここまで来れました。」、良かった良かった。

美味しい料理作りまっせオーラ全開の大将、美しく優秀なソムリエールの女将、可愛いお弟子さん、飲んベイで騒がしいチョイ阿房親父ですがこれからもよろしくお願い致します。

紙面に写真が無く、寂しいブログになってしまいました。美味しい料理とお酒を堪能したくカメラを持参しませんでした。普段はカメラ小僧を標榜しておりますが、酔っ払い過ぎてカメラ操作がおぼつかないのが原因です。お許しあれ。