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京都・百万遍、「進々堂 京大北門前」。【75th】
この喫茶店ほど落ち着ける喫茶店を、僕は知らない。
喫茶店に何を求めるかは、人それぞれだろう。
僕は、高校時代、この喫茶店を図書館代わりに使っていたような気がする。
表には「おかげさまで85周年~」と書かれている。確か50周年のときも来たと思う。
喫茶室の方の扉から店内に入る。朝9時前。奥のテラス席の方に向かって歩き、店内一番奥の席に、入り口側を向いて座る。よく磨かれている木にしみ込んだ油の匂いがイイ。教室の一番後ろの席のようだ。天井も高く、この広々とした空間を楽しむには最適の席でもある。朝や夕方は、他の客も含め、店内が影絵のように見える席でもある。
BGMが無い空間が、逆に心地良い雰囲気である。僕たちは、日常生活において無駄な音に慣らされ過ぎているコトを教えてくれる。
リラックスした気分になり過ぎて思わず肘を立て、頬杖をついたりする。やがて、その頬杖も倒れがちになり、気づけば体勢はだらしなく這いつくばるようにして、腕の上に頭を埋めて眠ってしまいそうになる。
だから、図書館であり、教室の一番後ろの席なのである。
「アイスコーヒー」(¥失念) ―― アイスコーヒーの味は、特にどうこう思ったコトが無い。400円位だったと思う。
コーヒー1杯で、何度もお水を入れに来てくれる。この店では、きっとコーヒーの容量の3倍以上水の方を飲んだ。(笑)
いつも笑顔で注ぎに来てくれる。
おおきに、ありがとう。
水を大量に飲むから、トイレに行きたくなる。トイレはテラス席(この日は使われてなかった)のある中庭の別建物のようなところだ。トイレも古い。芳香剤や洗剤の匂いでなく、清掃が行き届いている感じの香りだ。
店員さんの控えめなエプロンにも気品が感じられる。
こんなコトを書いたら怒られそうだが、秋葉原のメイドカフェより、よほど萌える。(笑)
長い時間過ごすと、たまにお店の電話が鳴ったりする。
今では、なかなか聞けないようなレトロないい音色である。
「ますたに」が開店する10時まで、たっぷり1時間以上過ごさせてもらった。
(文責:京夏終空、2015.10.10)
(3.15/2018.1.21)
(※写真は、後日掲載。)
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京夏終空
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店名 |
進々堂 京大北門前(シンシンドウ)
|
---|---|
ジャンル | カフェ、パン、サンドイッチ |
お問い合わせ |
075-701-4121 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
京阪・叡電出町柳駅より徒歩10分強(ゆっくり歩けば15分~20分程) 元田中駅から702m |
営業時間 |
|
予算 |
~¥999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
100席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
オープン日 |
1930年 |
備考 |
店内は撮影禁止(扉に撮影禁止の貼り紙有り) |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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いつ来ても、時が遡る場所。
僕自身、高校時代から通っている店がどれぐらいあるのかよくわからないが、そんな中の1店である。
奥の方の席に座り、窓の方向を向く。
前回も書いたが、影絵のような世界観が広がる。
この店に通う、彼女の姿に見惚れていたのかも知れないが、と同時に、そんな自分自身にも幾分か酔っていたような気もする。
まだ17歳、18歳、そんな自分がいて、そんな彼女がいた。
こうして久々に訪れ、その場で時を過ごすと、胸がいっぱいになる。
あの時、・・・・。
そんな想いは誰にでもあるだろう。
静かで、あたたかくて、客観的には歪であったとしても、主観的に幸福感を感じる。
人それぞれの心の内は、人それぞれの中にある。
「時間」というモノに「価値」があるならば、僕は間違いなくこの店で、ソレを得ているだろう。
窓際に座った彼女を見続ける。
「カフェ」(450円)+「タマゴサンド」(800円) ーー 写真の通り。
(文責:京夏終空、2023.1.2)
(165件/3.48)