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とても美味しく張りのあるご飯と摘み草料理の昼食@銀閣寺道/京都
2016年4月
銀閣寺の参道口、丁度交番の向かいにある全国的にも有名な日本料理のお店。
なかひがしのご主人中東久雄さんは、美山荘三代目で摘草料理で知られる故中東吉次さんの
弟さんです。
美山荘は中東久雄さんの生まれ育った実家で、その美山荘で修行された料理人でもあります。
開店時間の12時より早く着き、中々暖簾が掛からないので、5分前に中を覗いてみるとまだ用意が
出来ていないのでお待ち下さいと言われ外でしばし待ちます。
その他のお客も集まって来ていますが、店の前で立って待っています。
表の小さな木製の案内看板には「竃さんのご飯に炭火の肴と山野草を添えて」と、風雨に晒され
薄くなった文字で営業時間と共に書かれています。
5分過ぎに店内に案内され、ようやく席に着くことが出来ました。
店は1階に2台の竃を囲うように12席のコの字型カウンター席があります。
2階には個室のお座敷もあります。
食事の途中にも何組かの方々、特に欧米の方々が飛び込みで席はないかを尋ねる姿がありました。
それに和服姿の仲居さんが英語て丁寧な対応をされているのを見るとさすが京都だと思います。
今回は昼の8,000円コースを予約していました。
ひと頃は夜より昼の方が予約が取りにくいと言われた昼食でとても楽しみです。
カウンター席を見渡すと皆さん同じコースのようでした。
それから準備に20分ほどかかり、その後やっと食事のスタートでした。
きっと、何かトラブルがあったんでしょうね。
料理は八寸から始まりましたが、既に野草や花が沢山あしらわれています。
焼物でも数多くの摘み草、野花や山菜が添えられていました。
お造りに至っては、覚えきれない程の種類の野花、野草が宝石のように散りばめられていました。
そして、メインの炊きたてのご飯は、ぷっくりして表面の張りが全く違います。
流石にこんな美味しいご飯は中々食べることが出来ないと思います。
3種類の食べ方でご飯を頂きましたが、白いご飯をそのまま頂くのが一番好きでした。
<この日のコース>
1杯の「お茶」から始まります。
「八寸」・・・
・筍の荏胡麻和え
・蛍烏賊の燻製
・鰹の腹皮
・桜の幹に見立てた玉子焼き
・たんぽぽ、路地苺、米油
・たらの芽の味噌漬け
・桜の葉の飯
・山葵の葉
「口取り」・・・こごみ、かぶらの菜の花を煎った白和え、乾燥尽くし
「椀物」・・・白味噌椀、蓬餅、莢豌豆、大葉擬宝珠(ウルイ)に辛子
「焼物」・・・桜鱒の味噌漬け焼き、春キャベツ、ブロッコリーの花、スナップえんどう、
小夏っちゃん
「お造り」・・・小川の渦巻きに見立てた柄のお皿に盛られた鯉の洗い。
岩に見立てた乾燥醤油のムースに野野菜がいく種類も盛られています。
山スミレ、大根刻み、独活の芽、芥子菜の花
大根と野蒜の球根、花山葵の根っ子、虎杖、かたばみ・・・。
これ以上の種類を説明されましたが覚えられませんでした。
「煮物」・・・筍、琵琶湖のモロコ、若芽、菜の花、蕨の素揚げ、野良坊菜
「強肴」・・・丹波牛の炙り焼きに賞味期限8時間の和芥子、葱坊主、大徳寺納豆、こごみ、
大根刻み
時期的に鴨は入ってこなくなったので、この日は丹波牛でした。
「にえばな」・・・目の前の竃からお米からご飯に変わる瞬間を頂きます。
風味と香りが一番良いと言われています。
「冷物」・・・どんこ椎茸、野三つ葉、山独活、レタスの焚き合わせ
「飯物」・・・釜炊きご飯
お米は山形つや姫で駄洒落な名前が付いた3種類の食べ方で頂きました。
<かぐら>
普通の白いご飯だけを頂きます。
<パリ>
お焦げを山椒オイルとイギリスの塩 マルドンを付けて食べます。
<ニューヨークマンハッタンの夕陽と摩天楼>
出汁をかけたお茶漬けに紫蘇、ゆかり、粗めの大根おろし、梅肉があしらわれています。
おかずはメザシ、唐辛子縮緬、おから、味噌、紫野人参、玉ねぎ
「香の物」・・・大根、菜の花、昆布
糠漬けですぐきのように発酵感と酸味で私には塩味がかなり強過ぎたので
申し訳ありませんが残してしまいました。
「甘物」・・・本わらび餅、苺、黄粉のアイスに野人参の花があしらったデザート
お会計を済ませて外に出て女将さんと次回の予約など少し立ち話をしてから、お見送りを
受けながら次のお店へ向かいました。
さて、次回は夜にゆっくりとお伺いしたいですね。
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kanzan
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kanzanさんの他のお店の口コミ
店名 |
草喰 なかひがし(そうじき なかひがし)
|
---|---|
受賞・選出歴 |
2024年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2024 Bronze 受賞店
2023年Silver受賞店
The Tabelog Award 2023 Silver 受賞店
2022年Silver受賞店
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日本料理 百名店 2021 選出店
食べログ 日本料理 WEST 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | 日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
075-752-3500 |
予約可否 |
予約可 前月の1日のAM8:00~ |
住所 | |
交通手段 |
京阪鴨東線 出町柳駅 車8分 元田中駅から1,320m |
営業時間 |
|
予算 |
¥30,000~¥39,999 ¥10,000~¥14,999 |
予算(口コミ集計) |
¥30,000~¥39,999
¥10,000~¥14,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)) QRコード決済不可 |
席数 |
30席 (カウンター12席・2階に座敷2つ) |
---|---|
個室 |
有 (2人可、4人可、6人可) |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり、座敷あり、車椅子で入店可 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
お子様連れ |
子供可 現在、子供は小学校高学年からとのことです。 |
ドレスコード | なし |
ホームページ | |
オープン日 |
1996年 |
初投稿者 |
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【再訪】2017年8月
なかなか予約が取れなく、お伺いしない間に先行予約が3ヶ月前から6ヶ月前に変わっていました。
そして、今回やっと日程の合う予約が取れ、約1年以上振りのお伺いになりました。
相変わらずの盛況振りですね。
今回もお昼に前回同様の8,000円コースを予約しました。
ご主人もお元気そうで、いつにも増して全開のギャグの連発。
そして、料理も変わらず素晴らしい彩と野草料理でした。
今回特に印象的だったのは鮎一夜の炭火焼きと玉子掛けご飯とデザートでした。
鮎一夜干しに昨年のウルカを塗って炭火で焼き揚げた一品で、お酒が欲しくて堪りませんでした。
玉子掛けご飯は濃厚な黄身と紅山鳥茸に乾燥醤油を掛けて頂きます。
そして、いつも感心する白いご飯とメザシ。
まさにザ・日本食です。
次回は夜にお伺いしましょう。
<この日のコース>
1杯の「お茶」から始まります。
「八寸」・・・山の日に因んで、瓢箪型の漆器に葛の葉が敷かれて瓢箪形の塗り皿に
盛られています。
・赤紫蘇巻きの海老
・琵琶湖の鱒寿司、山椒と胡瓜
・玉蜀黍粉を寒天で固めて大徳寺納豆を一粒
・京都産「もぎ茄子」揚げ煮浸し、枝豆
・アカザのお浸し、百合根
・ささげ豆の味噌漬け
・蓮根でんぷん練り、辛子、大葉がほぼずきの器に盛られています。
「口取り」・・・胡瓜、卵白ムース、輪切り花付きマイクロ胡瓜、紅山鳥茸(セップ擬き)
ソース掛け
千石船に見立てた盛付けだそうです。
「椀物」・・・赤味噌と白味噌の合せ椀、冬瓜、キノコに辛子乗せ
「焼物」・・・鮎一夜干しを昨年のウルカを塗って焼き揚げた一品
万願寺とうがらしにトマト煮を添えて
「お造り」・・・鯉の洗いを紫蘇酢ジュレとお皿全体に散りばめられた野草などと混ぜて
頂きます。
添えられた野草などは、オクラの花、茗荷、赤紫蘇、鯉の煮凝り、完熟ゴウヤ、
ナスタチューム、梅の完熟飴
「煮物」・・・大原の椎茸、オクラ、里芋、鹿ケ谷南瓜、薩摩芋の葉、山科茄子の素揚げ
「強肴」・・・ぼん鹿の炭火焼き、チーズ、2色ズッキーニ添え
鮎の炭火焼きも選べました。
「にえばな」・・・目の前の竃からお米からご飯に変わる瞬間を頂きます。
風味と香りが一番良いと言われています。
「冷物」・・・茴香の実、ジャガイモじゃがいも3種類とモロヘイヤ、オクラ、山芋の
ネバネバ3兄弟
トンボ柄の器にじゃがいもの細切りが橋渡しされて供されました。
「飯物」・・・釜炊きご飯
お米は山形つや姫で駄洒落な名前が付いた3種類の食べ方で頂きました。
<かぐら>
普通の白いご飯だけを頂きます。
<パリ>
お焦げを山椒オイルとイギリスの塩マルドンを付けて食べます。
<玉子ご飯>
自家育成している地鶏の濃厚玉子の黄身、紅山鳥茸、乾燥醤油を掛けて頂きます。
玉子が濃厚で紅山鳥茸からトリュフの様な香りがします。
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