京都南禅寺、紅葉に埋もれながら鮨を喰らふ『南禅寺の華麗な余韻に・・・。』 : さえき

さえき

(さえ㐂)

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この口コミは、7070JAZZさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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4.1

¥40,000~¥49,9991人
  • 料理・味4.1
  • サービス4.1
  • 雰囲気4.5
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク4.1
2020/12訪問1回目

4.1

  • 料理・味4.1
  • サービス4.1
  • 雰囲気4.5
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク4.1
¥40,000~¥49,9991人

京都南禅寺、紅葉に埋もれながら鮨を喰らふ『南禅寺の華麗な余韻に・・・。』

蹴上駅を降りて、のんびりと南禅寺を散策。広い敷地の中には重要文化財が点在しており、かなり見応えがある。紅葉の時期としては終盤となり、観光客がほとんどいない閑散とした南禅寺ではあるが、かえって趣きがあるものだ。

立派な門構えの玄関から入ると、まだまだ美しい紅葉が残るお庭に迎えられる。それにしても、なぜか店名の『さえき』の看板ではなく『大力邸』の文字が。建物は南禅寺境内にあり、お店の所有物ではなく間借りされたものらしい。

ちょっと早めに伺うと、古い洋風の建物2階の待合室に通される。すると素晴らしいお庭が広角に広がる豪華絢爛な色彩に圧倒される。2方向が全面木製枠のガラス窓となっており、芸術的なお庭が美しい絵画のよう。╰(*´︶`*)╯♡

カウンターは1階にあり、奥にはもうひとつのカウンター席が。この時期ゆったりとしたスペースを確保された配席と、正面のお庭が気持ちを和らげてくれる。

ご主人の谷口さんは、大阪の有名店であった北新地『さえき』にて大将の佐伯氏に師事、大将の東京移転とともに大阪店もこの京都南禅寺に移転されたもの。ご主人にご挨拶して、皆さん一斉にスタート。

本日は、白ワイン「アルガブランカ クラレーザ2019 勝沼醸造」を頂きます。

【お摘み】
・椀物
~3kgの大きな鮟鱇の唐揚げ、振り柚子、白髪葱、鴬菜。パリパリの衣と柔らかな鮟鱇の身を出汁につけて染み渡った味わいが美味い。

・平貝
~ルッコラと和えて、京野菜の壬生菜とラトビア産キャビアを添えて。キャビアは塩分の調味料として使っている。

・お造り
~クエ(五島)、マルハゲ(高知)。クエは昆布締め。ちなみに、マルハゲは旨味が濃く、ウマヅラハゲは多少水っぽいかな。昆布を練りこんだ昆布醤油とマルハゲの肝醤油で頂きます。

・焼き物
~タラの白子の照り焼きは、黄身醤油と自然薯の山葵漬け、針海苔のせ。それにタラの身の塩焼き。タラは淡白な脂身が多くあまり焼き物として頂くことがないが、意外にシンプルに美味いかな。照り焼きはもう少し薄味が良かったかな。

・蛸(明石)
~夏、冬が旬の蛸を敢えて出すほどに歯応えと旨味が良いね。

・鯖寿司(対馬)
~脂ののった対馬産の鯖は鮮やかな飾り包丁が綺麗で、酢加減も絶妙。海苔で巻いてご主人から手渡しで。

・香住蟹(兵庫)の椀物
~立派な香住蟹をしゃぶしゃぶすると、ふわ〜っと蟹の香りが部屋中に広がる。昆布と鰹出汁の餡に、春菊と解し身を蟹味噌とプレミアム椎茸の天恵姑(テンケイコ)で味付けし、トリュフで香りづけ。だが、トリュフは香りが強すぎて蟹の風味の妨げに・・・(^^;)。

・生雲丹(昆布森)
~生産地の塩水に浸った生雲丹にイクラをのせる。ご飯とかき混ぜてとろっとろにして贅沢に頂きます。

【握り】
・赤身本鮪漬け(大間、石司)
・白甘鯛(八幡浜)
・小肌(徳島)
・真鯵(山口)
・カマス昆布締め(天草)
・大トロ本鮪(大間、石司)
・車海老(天草)
・穴子(対馬)
・トロタク
・こみつ林檎(青森)

赤酢を使った小ぶりのシャリで、あまり酸味はきつくないかな。ネタ箱が綺麗なので、ネタの仕上がりは言うに及ばず。お摘みに使う素材の香住蟹や白甘鯛、クエ、丸ハゲは事前にお客様にすべてお見せしてから、料理がでてくるという配慮が嬉しい♫

ネタのレベルは納得ではあるが、全体的にややポーションが少なく・・・かなり割高な印象(美しいお庭の拝観料も?)。1週間前でありながら、予約が取りやすいのは、そういう理由もあるのかな 。(^^;)

ごちそうさまでした。

  • さえき - 美しく魅力的な小肌(徳島)。

    美しく魅力的な小肌(徳島)。

  • さえき - 立派な門構えの玄関から入ると、まだまだ美しい紅葉が残るお庭に迎えられる。

    立派な門構えの玄関から入ると、まだまだ美しい紅葉が残るお庭に迎えられる。

  • さえき - 堂々として美味しそうな香住蟹。

    堂々として美味しそうな香住蟹。

  • さえき - サッカー日本代表の長友選手に似たご主人の谷口さん。鯖寿司を手渡しで。

    サッカー日本代表の長友選手に似たご主人の谷口さん。鯖寿司を手渡しで。

  • さえき - 香住蟹(兵庫)の椀物 ~ご主人が立派な香住蟹をしゃぶしゃぶしすると蟹の香りが部屋中に広がる。

    香住蟹(兵庫)の椀物 ~ご主人が立派な香住蟹をしゃぶしゃぶしすると蟹の香りが部屋中に広がる。

  • さえき - 臨済宗大本山 南禅寺。

    臨済宗大本山 南禅寺。

  • さえき - 白ワイン「アルガブランカ クラレーザ2019 勝沼醸造」

    白ワイン「アルガブランカ クラレーザ2019 勝沼醸造」

  • さえき - 平貝 ~ルッコラと和えて、京野菜の壬生菜とラトビア産キャビアを添えて。キャビアは塩分の調味料として使っている。

    平貝 ~ルッコラと和えて、京野菜の壬生菜とラトビア産キャビアを添えて。キャビアは塩分の調味料として使っている。

  • さえき - 大きな平貝。

    大きな平貝。

  • さえき - お椀も綺麗な鮟鱇の唐揚げが入った椀物。

    お椀も綺麗な鮟鱇の唐揚げが入った椀物。

  • さえき - 椀物 ~3kgの大きな鮟鱇の唐揚げ、振り柚子、白髪葱、鴬菜。パリパリの衣と柔らかな鮟鱇の身を出汁につけて染み渡った味わいが美味い。

    椀物 ~3kgの大きな鮟鱇の唐揚げ、振り柚子、白髪葱、鴬菜。パリパリの衣と柔らかな鮟鱇の身を出汁につけて染み渡った味わいが美味い。

  • さえき - 捌かれたクエ(五島)と丸ハゲ(高知)

    捌かれたクエ(五島)と丸ハゲ(高知)

  • さえき - クエ(五島)、丸ハゲ(高知)。昆布醤油とマツハゲの肝醤油で頂きます。

    クエ(五島)、丸ハゲ(高知)。昆布醤油とマツハゲの肝醤油で頂きます。

  • さえき - クエ(五島)、丸ハゲ(高知)

    クエ(五島)、丸ハゲ(高知)

  • さえき - タラの白子の照り焼き、シンプルなタラの塩焼き。

    タラの白子の照り焼き、シンプルなタラの塩焼き。

  • さえき - タラは淡白な脂身が多くあまり焼き物として頂くことがないが、意外にシンプルに美味いかな。

    タラは淡白な脂身が多くあまり焼き物として頂くことがないが、意外にシンプルに美味いかな。

  • さえき - タラの白子の照り焼きは、黄身醤油と自然薯の山葵漬け、針海苔のせ。

    タラの白子の照り焼きは、黄身醤油と自然薯の山葵漬け、針海苔のせ。

  • さえき - 蛸(明石) ~夏、冬が旬の蛸を敢えて出すほどに歯応えと旨味が良いね。

    蛸(明石) ~夏、冬が旬の蛸を敢えて出すほどに歯応えと旨味が良いね。

  • さえき - 鯖寿司(対馬) ~脂ののった対馬産の鯖は鮮やかな飾り包丁が綺麗で、酢加減も絶妙。

    鯖寿司(対馬) ~脂ののった対馬産の鯖は鮮やかな飾り包丁が綺麗で、酢加減も絶妙。

  • さえき - 香住蟹を大胆にしゃぶしゃぶ。

    香住蟹を大胆にしゃぶしゃぶ。

  • さえき - 生雲丹(昆布森) ~生産地の塩水に浸った生雲丹をイクラをのせる。

    生雲丹(昆布森) ~生産地の塩水に浸った生雲丹をイクラをのせる。

  • さえき - 生雲丹(昆布森) 、ご飯にかき混ぜてとろっとろにして贅沢に頂きます。

    生雲丹(昆布森) 、ご飯にかき混ぜてとろっとろにして贅沢に頂きます。

  • さえき - 見るからに新鮮な白甘鯛。美しい〜♫

    見るからに新鮮な白甘鯛。美しい〜♫

  • さえき - 赤身本鮪漬け(大間、石司)。

    赤身本鮪漬け(大間、石司)。

  • さえき - 白甘鯛(八幡浜)。

    白甘鯛(八幡浜)。

  • さえき - 真鯵(山口)。

    真鯵(山口)。

  • さえき - カマス昆布締め(天草)。

    カマス昆布締め(天草)。

  • さえき - 大トロ本鮪(大間、石司)。

    大トロ本鮪(大間、石司)。

  • さえき - 穴子(対馬)。

    穴子(対馬)。

  • さえき - トロタク。

    トロタク。

  • さえき - こみつ林檎(青森)。

    こみつ林檎(青森)。

  • さえき - ネタ箱が綺麗なので、ネタの仕上がりは言うに及ばず。

    ネタ箱が綺麗なので、ネタの仕上がりは言うに及ばず。

  • さえき - 立派な玄関の門構え。

    立派な玄関の門構え。

  • さえき - なぜか、『大力邸』の看板が。建物は南禅寺境内にあり、所有物ではなく間借りされたものらしい。

    なぜか、『大力邸』の看板が。建物は南禅寺境内にあり、所有物ではなく間借りされたものらしい。

  • さえき - 2階の待合室に通されるが、これがまた素晴らしいお庭が広角に広がり豪華絢爛な借景。

    2階の待合室に通されるが、これがまた素晴らしいお庭が広角に広がり豪華絢爛な借景。

  • さえき - 素晴らしいお庭。

    素晴らしいお庭。

  • さえき - カウンター席の前は、全面木製枠のガラス窓となっており、芸術的なお庭が美しい絵画のよう。

    カウンター席の前は、全面木製枠のガラス窓となっており、芸術的なお庭が美しい絵画のよう。

  • さえき - お庭の紅葉が綺麗な借景となり雰囲気も良いね。

    お庭の紅葉が綺麗な借景となり雰囲気も良いね。

  • さえき - 疏水を引いた水路閣。琵琶湖から京都市内に向けて引かれ南禅寺内を通る水路。

    疏水を引いた水路閣。琵琶湖から京都市内に向けて引かれ南禅寺内を通る水路。

  • さえき - 南禅寺法堂 南禅寺三門。

    南禅寺法堂 南禅寺三門。

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店舗基本情報

店名
移転 さえき(さえ㐂)

移転前の店舗情報です。新しい店舗はさえき(さえ㐂)をご参照ください。

受賞・選出歴
2022年Bronze受賞店

The Tabelog Award 2022 Bronze 受賞店

2021年Bronze受賞店

The Tabelog Award 2021 Bronze 受賞店

2020年Bronze受賞店

The Tabelog Award 2020 Bronze 受賞店

寿司 百名店 2021 選出店

食べログ 寿司 WEST 百名店 2021 選出店

ジャンル 寿司
住所

京都府京都市左京区南禅寺草川町81 大力邸

交通手段

蹴上駅から489m

営業時間
  • ■営業時間
    昼 12:00~
    夜 18:00~ / 19:30〜

    ■定休日
    水曜日

営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

予算

¥20,000~¥29,999

¥15,000~¥19,999

予算(口コミ集計)
支払い方法

カード可

電子マネー不可

席・設備

個室

貸切

禁煙・喫煙

全席禁煙

駐車場

特徴・関連情報

利用シーン

オープン日

2018年10月1日

初投稿者

毎日外食グルメ豚さん毎日外食グルメ豚さん(10909)

最近の編集者

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