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| 店名 |
東山 吉寿
(よしひさ)
|
|---|---|
| 受賞・選出歴 |
2026年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2026 Bronze 受賞店
2025年Silver受賞店
The Tabelog Award 2025 Silver 受賞店
2024年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2024 Bronze 受賞店
2023年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2023 Bronze 受賞店
2022年Bronze受賞店
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2021年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2021 Bronze 受賞店
2020年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2020 Bronze 受賞店
日本料理 百名店 2025 選出店
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日本料理 百名店 2021 選出店
食べログ 日本料理 WEST 百名店 2021 選出店 |
| ジャンル | 日本料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
075-748-1216 |
| 予約可否 |
完全予約制 ・過度な香水をまとってのご来店はご遠慮いただいております。 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
京阪本線「清水五条」駅から徒歩約11分 七条駅から633m |
| 営業時間 |
|
| 予算 |
¥30,000~¥39,999 ¥10,000~¥14,999 |
| 予算(口コミ集計) |
¥30,000~¥39,999
¥10,000~¥14,999
|
| 支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
| サービス料・ チャージ |
サービス料10% |
| 席数 |
14席 (カウンター10席、プライベートカウンター1室) |
|---|---|
| 個室 |
有 (4人可) |
| 貸切 |
可 (20人以下可) |
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
| 駐車場 |
有 パーキングご用意致します |
| 空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり |
| ドリンク | 日本酒あり、ワインあり、日本酒にこだわる、ワインにこだわる |
|---|
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ロケーション | 隠れ家レストラン |
| サービス | テイクアウト |
| ドレスコード | ・スマートカジュアル |
| ホームページ | |
| オープン日 |
2018年9月1日 |
| 備考 |
※お昼ランチはカードでの支払い不可 |
| 初投稿者 |
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今年ミシュランの星二つ星に昇格した京都・東山の「吉寿」へ。
今年の予定はすでに全て満席とのこと、今京都で最も勢いのあるお店の一つです。
この日のコースは、春の食材をただ並べるのではなく、海のうまみ、山菜の香り、出汁のやさしさ、肉吸いの力強さを、ひと皿ごとに違う角度から見せてくれる構成でした。
最初から印象的だったのが、十六島の天然岩のりとシャコ。
塩を強く効かせているわけではないのに、岩のりそのものに海の香りとうまみがしっかりある。そこにシャコのやさしい甘みが重なり、磯の香りでふわっと包み込まれるような一品。かなり好みの入りでした。
続く白甘鯛のうろこ焼きも見事。
大根菜を添え、出汁はやさしく、でも奥にしっかり力がある。甘鯛は身がふわっとほどけ、皮目は香ばしく、鱗の食感が心地いい。桜の葉の塩気と香りも効いていて、春らしさがすっと立ち上がります。
印象に残ったのが、サーロイン牛を65℃で5時間火入れした肉吸い。
利尻昆布と本枯節の出汁を合わせ、筍を添えた一椀。サーロインは口の中で脂がほどけるのに、重たくならない。じゅわっと広がるうまみがありつつ、出汁の存在で全体がやさしくまとまっている。肉吸いらしい満足感がありながら、後味はすっと澄んでいました。
春の苦味を感じさせる流れでは、ほたるいかのなめろう焼き、竹の子、コウイカの組み合わせも良かったです。
コウイカはねっとりと甘く、ほたるいかのなめろう焼きの塩味とほろ苦さがそこに重なる。竹の子は香りよく、春の山の気配をしっかり感じさせる。魚介と竹の子が一緒になって、華やかすぎず、でも記憶に残る味わいでした。
サクラマスのお出汁漬けは、カツオの内臓と卵黄を使ったマヨネーズが印象的。
サクラマスのやさしいうまみに、マヨネーズの塩気とうまみがすっと寄り添う。マスのやわらかさを壊さず、むしろ包み込むように味を深めていました。
そして、かなり好きだったのがちまき仕立てのうなぎ。
もち米を少し使い、ねっとりした食感の中に、うなぎのうまみがしっかり入っている。濃い味で攻めるのではなく、山椒がきれいに効いていて、食べ進めるほどに香りが立つ。うなぎの存在感と米のやさしさのバランスがいい一品でした。
途中の燻製したチーズも小さいながら印象的。
食べやすいのに、香りに深みがある。コースの中で少し気分を変える役割として、とても気が利いていました。
春の主役として何度も登場したのが、竹の子。
花山椒のジェノベーゼを合わせた一品では、竹の子にふわっと甘めの汁が入り、そこに花山椒の香りが絡みつく。華やかだけれど、きつすぎない。
別の皿では、竹の子を豪快にかぶりつくように食べる形で、タレの香ばしさと一緒にダイナミックなおいしさを楽しませてくれました。
天然わらび、豆腐、白和え、一寸豆の皿も春らしい。
わらびのねっとりとした食感、豆腐のまろやかさ、一寸豆の青い力強さ。甘さでまとめるのではなく、素材の春の強さをそのまま感じさせるところがいい。
後半の魚料理では、マルハタ、白ばい貝、豆苗、白ねぎ、生姜を合わせた一皿。
中華を思わせる香りがあり、生姜の香りとキリッとした塩味で、ハタのうまみがくっきり立つ。白ばい貝は噛みごたえがあり、噛むほどにじわじわとうまみが出てくる。和食の中に少し別のニュアンスが差し込まれるのが面白いです。
締めは、竹の子ご飯と木の芽たっぷりのご飯、そしてわかめのあんかけご飯。
木の芽の香りがふわっと立ち、竹の子のやさしいうまみがご飯にしみる。わかめのあんかけは、出汁とうまみが一体になっていて、最後までしみじみおいしい。春の香りをゆっくり残してくれるような終わり方でした。
デザートは、文旦のカクテル。
爽やかで、すっきりしていて、コースの最後にとてもいい軽さ。のどを通る清涼感があり、食後の重さをきれいに流してくれます。
全体を通して、東山 吉寿はやはり面白い。
古典的な和食の出汁や素材感を大切にしながら、花山椒のジェノベーゼ、カツオの内臓と卵黄のマヨネーズ、中華を思わせる魚料理など、ところどころに自由な発想が入る。
それでいて奇抜さに寄りすぎず、最終的には「うまみ」と「香り」に戻ってくるところがいい。
春の京都で、山と海の味をかなり多層的に楽しめるコースでした。