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食べログ カフェ 百名店 2022 選出店
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店名 |
市川屋珈琲
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受賞・選出歴 |
カフェ 百名店 2022 選出店
食べログ カフェ 百名店 2022 選出店
喫茶店 百名店 2021 選出店
食べログ 喫茶店 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | カフェ、喫茶店 |
お問い合わせ |
075-748-1354 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
京阪電車清水五条駅徒歩15分 清水五条駅から602m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (AMEX) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
25席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 中庭で喫煙可 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり、ソファー席あり |
料理 | 朝食・モーニングあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
サービス | テイクアウト |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2015年11月11日 |
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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京都旅行2日目の朝食で訪れました。
清水五条駅からしばらく歩きます。知らない場所なので、ちょっと距離があるように感じました。
でも、お店の前まで来ると、思わず「おおっ、良さそう」と感じるような雰囲気が。
京都らしい古民家。東京からの旅行者にとっては「かなわない」と思ってしまう店構えです。
店内はカウンターとテーブル席があり、私たちはカウンター席に着きました。
このカウンターの木が素敵です。京都の人はこういう部分をおろそかにはできないのでしょうね。
私と連れがオーダーしたメニューと感想は以下の通りです。
◆野菜とハムのミックスサンド 900円
パンにも中身にも質の高さを感じます。青菜の部分は壬生菜の漬物(自家製)だそうで、これがアクセントになっていて面白い。
◆季節のフルーツサンド 980円
しっとりしたパンとたっぷりのホイップクリームに、シャインマスカット・ナガノパープル・梨。美味しくないはずがありません。
◆市川屋ブレンド 300円※
香ばしくて広がりのある味。店名を冠しているだけあってか、バランス型の飲みやすいコーヒー。
◆青磁ブレンド 300円※
酸味があるけど、全体的にはまろやかにまとまっている味。上手い落としどころだなと。
※コーヒーはセット価格(単品価格は470円)
カウンター席からは、店主が丁寧に、手際よくコーヒーを淹れたり、サンドイッチを作る様子がよく見えます。所作という言葉が頭に浮かびます。
それで出されたコーヒーとサンドイッチがすごく美味しいのですから、もう、「ああ〜、良い店だなぁ」と感心するばかりなのです。
吟味した材料を使い、ひとつひとつの手順をきちんと行なっている感じがしっかりと伝わってきます。
ティーカップは青磁、壁には青磁のオブジェ、洗面所シンクも青磁。
いずれもほどよく現代的なセンスが感じられる趣味の良いもので、お店の雰囲気に合っている、というか、ひとつの柱になっています。
(これらが店主のお兄さんの作であることは後でWEBの記事を読んで知りました)
また、中庭に出られたのも貴重な体験でした。こういう古民家の中庭を見られる機会はあまりないですからね。
中庭は喫煙スペースになっているのですが、タバコを吸っている人はめったにいないと思うので、吸わない方もご覧になられたほうがよろしいかと。
店内は穏やかでありながら、どこかキリッとした成分が含まれた空気が流れていて、それがとても心地良いです。
別にかしこまる必要はないし、リラックスして過ごせるけど、大声を出して騒いだり、極端にだらしない姿勢でいてはいけない空間。
お店は客を選べないものですが、このトーンに共感する人だけが集まっているのか、それとも上質なトーンがあるので、どんな客も手懐けられてしまうのか。
いずれにしても通りすがりにふらっと入るような場所ではないですから、「良いコーヒー屋があると聞いてわざわざやってきた人」と、それがリピーター化した人が主な客層ということでしょうね。
ドリップコーヒーと、ちょっと贅沢なサンドイッチというのは、店主が勤められていたイノダコーヒ的スタイルの踏襲ということかと思いますが、感覚的にずっと新しく、質も高くなっています。(イノダだって開業した時点ではものすごくモダンな存在だったでしょうけど)
いや、どうだろう? 単に新しくなった / 品質を高くしたというのではなく、戦前戦後の大衆車だったフォルクスワーゲンビートルと、現代の技術で開発されたニュービートルぐらい中身の質が異なるのかもしれませんね。カタチが似ているだけで。
もう一つ大きく違うのは、プライベート感=店主の個人的な背景やこだわりが強く感じられる店だということです。
イノダで働くのは他の地域の出身者でも可能でしょうが、このお店は「この場所に窯を構えていた陶芸家ファミリーの一員である市川さん」でないと創れない世界だという意味で。
そこは少しばかり羨ましいと感じないでもないですが、そうはいっても他店で腕を磨き、いざ自分の店を持つことになった時、このクオリティと雰囲気にまとめ上げるというのは、やはり並大抵のことではないと思います。
というわけで、隅々まで素敵なお店です。
私の評価点は同ジャンルの中での相対評価的な意味合いが強いのですが、その中ではトップレベル。
本当は満点でもいいぐらいなんですけどね。だって至らないとかツメが甘いと思うような要素は皆無でしたから。
けど、オープンして1年という若いお店に満点を付けてしまうのも、伸びしろに期待してないみたいでかえって失礼かな、なんて余計なことを考えてしまうのでした。