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店名 |
旬席 鈴江
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受賞・選出歴 |
2024年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2024 Bronze 受賞店
2023年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2023 Bronze 受賞店
2022年Silver受賞店
The Tabelog Award 2022 Silver 受賞店
2021年Silver受賞店
The Tabelog Award 2021 Silver 受賞店
2020年Gold受賞店
The Tabelog Award 2020 Gold 受賞店
2019年Gold受賞店
The Tabelog Award 2019 Gold 受賞店
2018年Gold受賞店
The Tabelog Award 2018 Gold 受賞店
2017年Silver受賞店
The Tabelog Award 2017 Silver 受賞店
日本料理 百名店 2023 選出店
食べログ 日本料理 WEST 百名店 2023 選出店
日本料理 百名店 2021 選出店
食べログ 日本料理 WEST 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | 日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
075-771-7777 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
京都市営地下鉄東山駅から徒歩4分 東山駅から277m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥80,000~¥99,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 |
席数 |
(カウンター8席、個室3部屋) |
---|---|
個室 |
有 (2人可、4人可、6人可、8人可) |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり、座敷あり、掘りごたつあり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | お祝い・サプライズ可 |
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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京都は平安神宮近く、
静かな川辺のそばにある食べログ京都ランキング上位の和食。
ずーっとずーっとビビってました、ここ。
なんせお代は一人片手以上なのでちょっと足踏みしてしまいます。
ちなみに片手といっても5,000円じゃないからね、おとっつぁん。
そんな中、レビュアーのgunmadontistさんからのありがたいお誘いを受け、
思い切ってご一緒させて頂きました。
我が家の夫婦とgunmaさん、そしてひとりたべ人さんの4人でカウンターです。
さすがに素材がすごい。
お造りにその本領が発揮されます。
淡路でとれた鯛をしめて、同じく淡路のうにを横に。
厚く切った鯛、力強い弾力感とかみしめた味わいの深さ。
そしてうにのたまらない甘さ。
鮑と賀茂茄子をあんかけで供されてた料理、
ここでも最高の鮑の証明として
鮑の旨みが口の中に広がります。
炭で焼いて出されてる太刀魚は今まで経験したことのないぶ厚さ。
皮だけを香ばしく焼いて肉厚な身はレアな状態で頂きます。
広島の松茸も淡路のはもも、どれもこれも大胆に切って豪快に焼いて。
その素材力があればこそ、ただ炭に焼かれてもその個性がぐんと引き出されます。
そのはもは最後に焼いて握りで頂きます。
大間のまぐろも握りで。
このお店、ご飯ではなくお寿司で締めます。
感動したのは最後のお菓子。
出来立ての薄い求肥にそっと包まれた栗の大福。
栗あんの風味と求肥の柔らかさ。
ああ、身も心もとろけてしまいます(*^_^*)
それぞれ盛り付けられるお皿も
乾山であったり、400年前の明の大皿だったり。
最後に見せて頂いた乾山の角皿は色違いが根津美術館に所蔵されているという。
とにかくすべてが別格なのですが、
素材を大切に、素材をこわさないような調理にこだわります。
全体の印象ですが、
素材重視は理解できますが、
もう少しワザの細やかさを拝見したかった感もあります。
別の季節にその本領が見えるんでしょうか。
そして何より意外だったのが
ご主人の繊細な気配り、優しい心配り。
訪問する前にはいったいどこまでがんこな大将なのかと
これもちょっとビビッていましたが、
一目見るなり、まったく違っています。
料理や器の目利きに発揮される恐ろしいほどの眼力とはうらはらに
お客様への穏やかな視線、きめ細やかな接客。
どこまでもお客に緊張をさせないように
心づくしの接待を心掛けていらっしゃいます。
一方で初めてお会いしたgunmadontistさんの
心優しいご配慮の数々。
そして同席させて頂いたひとりたべ人さんの深く包み込むようなお人柄。
ああ、この夜のやすらぎ、優しさに満ち溢れたひととき。
初めて訪問する緊張と、初めてお会いするレビュアーさんの緊張。
それらをすべて温かく包み込まれる柔らかな人たちのおかげで
忘れられない秋の夜となりました。
清らかな川のほとりに店を構えられて、
初夏にはホタルも飛び交うという鈴江さん。
そんな幻想的な風景を思い描きながら、
この夜の食事の思い出も
優しいご主人と気遣いあふれるレビュアーさんと。
なんだかホタルが飛び交っても不思議じゃないほどゆったりとさせて頂いて
素敵な夜となりました。
ありがとうございました、鈴江さん。
そして優しく緊張をほぐして頂いて、
感謝しかありませんgunmaさん、たべ人さん。
さあ、最後に精算してお店を出ます。
1人5万円でしたので我が家は夫婦して10万のお支払。
いえいえ、このお店でお支払のことを語るのは
やはり無粋でございましょう。
最後にこの夜の献立です。
☀落ち鮎をなんと番茶でたいて。甘さがひきだされていました。
☀お造りは福良の鯛をしめて、由良のうにと。
☀淡路の鮑と賀茂茄子をあんかけで。呉須赤絵の白磁のお皿に乗せて。
☀立派な太刀魚を炭で焼いて。
☀広島のでっかい松茸と福良のはもを炭で焼いて。
☀淡路のさわらを里芋と煮付けて。
☀握り二種、焼いたハモと大間のまぐろ。
☀作りたての栗の大福。