京都、東山三条、「はやし」の冷麺。 │ あじあんじゃんくしょん : はやし

京都、東山三条、「はやし」の冷麺。毎日、毎日こんなに寒いのに冷麺の話かよっておっしゃるかもしれん。
確かにこれを食ったのは、それほど寒くはない頃だった。
でも、暑かろうが寒かろうが美味しい冷麺は美味しいのだ。
見よ、このビジュアル。

ラーメンの専門店でもないし、韓国料理店でもないのにメチャうまそうではないか。

真ん中にキムチとチャーシューがデンと乗って存在感を誇る。
ナムルみたいなんもメチャ美味しそうだ。

しかも、ほんまに美味い。
キムチが美味い。本格的だ。酸味と辛さがちょうどいい。
ナムルも美味しい。
混ぜ混ぜして食うと元気モリモリだ。
麺がちょうどいい。

喉越しがとても良い。程よく腰があって、しなやかさも良い。
美味しい具とお汁と合わせて食ってると箸が止まらない。
わしのような消化力不足の爺さんでも一気に食ってしまうほどなのだ。
お店は、東山山上の交差点をちょい南に下がったところにある。
「はやし」さんだ。

通りを挟んでお向かいには、定休日以外は行列が絶えない中華料理店がある。

しかし、この店も知る人ぞ知る和食屋さんなのだ。

看板の、「はようてやすくておいしい」にいつわりは全くない。
選ぶのに迷うほどの豊富なメニュー、どれも美味しい。
ご近所の勤人の人、町内の人、通りすがりの人、わざわざくる人。
サクッと来て、サクッと食って帰りはる。
簡単明瞭。
早くて、安くて、美味しい。
庶民の味方だ。
とてもいい。
ご馳走さんでした。
店名　「はやし」
ジャンル　定食・食堂
住所　京都市東山区東大路三条下る北木之元町５２３
電話　075-561-1530
営業時間　10:30-22:00
定休日　日曜
メニュー　日本語
言語　日本語

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ありがとうございました。

最近京都に行く機会がかなり減ってきた。
画の老師が中国に行っている期間が長くなってきたので間があくのだ。
それで、残念ながら京都のあちらこちらを巡ったり、なんか珍しいモノを食べにいったり
する機会が大幅に減った。
これは少し前に京都に行った時の話。
この時はあまり時間がなかったので近場で食事をしないといけない。
うどんと親子丼も少しあきたので、｢何にしよう？」
決めないまま店に入った。「はやし」と言う店だ。前にも紹介したことがあるが、
ごく普通の大衆食堂だ。
しかしよくはやっている。ご飯時には平日でもいつも満員になる。
常連さんもいるし一見さんもいるし、ときたまさんもいる。
メニューも豊富だし、ボリュームもある。値段も安い。味もいい。
なかなか良い店なのだ。
何かが特別おいしいというわけではないが、何を食べてもそう不満にはならないと思う。
そういう店だ。
それで、店に入ると、入り口の端の方で、「オムライス」を食っているのが見えた。
「今日はこれにしよう」
実はオムライスもかなりの好物なのだ。
なぜか卵料理が私は好きなのだ。
値段も550円と安い。
当然ながら大きなテーブルの端に相席だ。相席に抵抗はない。
待っていると新聞を出してくれた。せっかくやからあまり興味はないけどスポーツ
新聞を読みながら待っていると、向かいのおばさんの野菜炒め定食がきた。
「えらいパワフルやなあ」、ぐいぐい食べている。
しかもおいしそうだ。
「こんなんもええなあ」と思う。
おばさんが食べ終わる頃、私のがきた。

「でかい！」
えらいボリュームたっぷりだ。
卵とご飯のバランスもいい。ケチャップライスはしっかりおいしい。
この値段で卵たっぷりというわけにはいかないが、オムライスとしては十分だ。
「今日はええもん食ったなあ」
満足であった。
「しばらく、オムライス追っかけてみようかなあ」
と思う。

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今でも京都に良く行く。画を習いに行くからだ。
ちょうど昼飯を食って行けるように設定してある。
それで、昼飯を食う事になるのだが、楽しみでもあり面倒でもある。新しい目標を見つけて行く時は
楽しみだ。目標がない時は面倒だ。
面倒な時や出汁巻き卵が食べたくなった時は、「はやし」という定食屋さんに行くことにしている。
東大路通りを三条から四条に向かう途中、東山三条のバス停の丁度眼の前にある。
ここはご飯時になると平日でも満員になる人気の店だ。
常連さんは勿論だが、旅行者もふらりと立ち寄るみたいだ。外国人を見掛ける事も多い。外国人に
とっては店の前に料理の写真を大きく貼ってあるのが分かり易くて安心感があるのだろう。
中に入っても、壁の写真をみて指さしで料理を注文している。これなら間違いない。
それに何と言ってもボリュームがあって値段が安いのが魅力なのだ。日本人にも外国人にも値段が
安いのは分かり易い。
勿論、味もいい。
中に入ると、当然のことながら相席だ。ゆずりあって詰め合わせて腰掛ける。
ちゃっちゃと食べてちゃっちゃと出て行くのだ。
焼き鯖定食とか和食の日替わり定食みたいなのが人気のようだ。
若い人は、唐揚げとかトンカツとか肉系のものを頼んでいる。
それはそれで旨そうなのだが、私にはカロリーが高すぎる。
私の注文は、「きつねうどん」と「出汁巻き卵」なのだ。
出汁巻き卵は、「お客さんが多い時はお断りすることもありますから」と調理場に確かめに行って
くれる。
「きつねうどん」はあまいおあげさんが入って、薄味だがしっかりおいしい出汁がきいていておいしい。
出汁巻き卵はいつもあつあつふわふわだ。ちょっとずつ箸で切りながら大きいのを食べ進むのが楽しみ
なのだ。卵焼きを前にしたらいつも子供になってしまうのだ。

この組み合わせは、ずっと前に別のお客さんが注文して食べているのを横目で見ていて、
「今度は絶対あれ食うぞ」と心に誓ったやつなのだ。その人は、それに小ライスをつけていたが、私は
ライスなしでいく。
時には定食もと思うが、入ってしまうとやっぱりきつねと卵になってしまう。
簡単明瞭だが、私にとってはおいしい昼めしだ。

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