岡崎の隠れ家的なお寿司屋さん : とよ寿司

嫁さんは京都で用事があると早朝から出かけた土曜日

用事が終わった後に京都で合流するということで、
娘と二人、ゆっくり起きて昼前に京都移動

娘5歳・・・さすがに京都でお寺参りをして
時間を潰すというわけにもいかず・・・（ｗｗｗ
考えた結果、岡崎にある京都市動物園に行くことにした

京都駅からバスで動物園に向かっているときに
嫁さんから用事が終わったとの連絡があり、
そのまま動物園前で合流することにした

動物園前に着いたのが13時30分前・・・お昼ご飯はまだ食べていない
動物園に行く前に、先に腹ごしらえをすることにした

●この路地入って50m歩く、右向く、扉開ける、店入る、寿司食べる

　　とりあえず、岡崎公園方面にぶらぶら歩いてお店を探す
　　動物園から歩くこと5分・・・細い路地の入口にある民家の塀に
　　お寿司屋さんの案内が貼ってあることに気が付いた

　　　　京の隠れ家的すし屋　とよ寿司

　　細い路地を覗いてみても、お寿司屋さんらしきものは見えない
　　これは案内が無ければ絶対に気付かない、まさに隠れ家ですね！！（ｗｗｗ

　　また、お店の案内書きが面白い・・・

　　　　隠れ家へは、この路地入って50m歩く、右向く、扉開ける、店入る、寿司食べる

　　なんじゃ・・・この外人さんが話すような日本語の書き方は・・・（ｗｗｗ
　　この案内の面白さに、ちょっとお店に興味を持ってしまった私・・・
　　今回のお昼ご飯は、こちらのお店で決定！！

　　細い路地を入っていくと・・・
　　確かに50mぐらい行ったところで右向いたら（右側）にお寿司屋さんはあった
　　案内に従って、扉を開け、店の中に入る（ｗｗｗ

●お昼から呑めるのが休みの日って感じ

　　お店はカウンター席と、小さな2人がけのテーブル席が2つだけの
　　こじんまりしたお店で、板前さん一人と、サービス担当のおばちゃんが一人

　　カウンター席に座り、とりあえず生ビール♪
　　お昼から呑めるのが休みの日って感じですねぇ

　　今回の酒の肴はこんなの♪

　　■お造り盛り合わせ

　　　　お寿司屋さん呑みのスタートは、もちろんお造り盛り合わせから
　　　　内容は「鱧落とし、鯛、カンパチ、甘海老、本まぐろ中トロ」

　　　　京都の夏といえば、やっぱり鱧ですねぇ
　　　　骨切りもしっかり、水っぽいなんてこともなく、美味しい美味しい

　　　　これには、やっぱりお酒でしょう
　　　　ってことで、最初は長野の銘酒「真澄 純米 奥伝寒造り」
　　　　香りはふんわり系で優しく、呑みやすい感じ
　　　　うん・・・食中酒としては、なかなか優秀な感じです

　　■甘鯛の塩焼き
　　　　お造りの次は焼物
　　　　ご主人のオススメは「グジ（甘鯛）」
　　　　半身の甘鯛は、身はふんわり柔らかく
　　　　淡泊な白身の旨さがしっかり
　　　　美味しい美味しい

　　　　ここで日本酒を京都の「稼ぎ頭」というお酒に変えてみた
　　　　これが凄い味！！
　　　　なんか・・・日本酒の酸味がというレベルではなく、酸っぱいんです
　　　　また風味が葡萄みたい
　　　　私の中のイメージはワインビネガー！！（ｗｗｗ
　　　　世の中には色んな日本酒があるものだ・・・
　　　　でも、グジの淡泊な味に、意外と合うから面白い

　　■きずし
　　　　京都は鯖街道の終着点！！
　　　　やっぱり「きずし（〆鯖）」は外せません
　　　　面白いのは、醤油ではなく、酢で食べる
　　　　優しい口当たりの、ホンノリ甘いお酢が
　　　　きずしに合うのねぇ

　　　　お酒は再び「真澄」に戻す（ｗｗｗ

　　■うざく
　　　　関西のお寿司屋さん呑みの定番メニュー「うざく」
　　　　軽く炙った鰻は香ばしく
　　　　パリッとした青い香りのきゅうりと合うのよねぇ
　　　　美味しい美味しい

　　■剣先烏賊の下足塩焼き
　　　　これが今日一番の酒の肴
　　　　剣先烏賊の下足なんですけど
　　　　歯ごたえもよく、噛むと旨みも十分
　　　　旨い・・・旨すぎるぅ！！

　　　　ここでお酒を燗酒に変更
　　　　ゲソ塩焼き食べながら、ヌル燗を呑む・・・
　　　　めっちゃホッコリですわぁ

　　■茄子の揚げ出し
　　　　最後は茄子の揚げ出し
　　　　しっかりとした鰹出汁が良い感じ
　　　　茄子はトロトロに柔らかく
　　　　出汁が浸み込んでますわぁ

●〆のお寿司

　　時計を見れば15時前・・・そろそろ切り上げないと
　　動物園しまっちゃいますねぇ（ｗｗｗ

　　ということで、〆のお寿司を食べる
　　今回は嫁さんと二人で分けて4貫

　　　　・ホタテ　：　肉厚でモッチリ、食べると甘い！！
　　　　・とり貝　：　生だけど、ちょっと身が薄いか・・・まぁ・・・普通・・・
　　　　・雲丹　：　ミョウバンの香りもほとんどしない　甘さや雲丹の香りもそれなり
　　　　・穴子　：　口に入れると融けるとまでは行かないが、抵抗なくホロリと崩れる

　　〆には「玉赤」も一緒にね♪
　　トロトロの半熟玉子が、濃厚な赤出汁にめっちゃ合うのよねぇ
　　また、ネギをビックリするぐらい細かく刻んだのが、たくさん入っていて
　　これが、面白いアクセント
　　美味しい美味しい

●最後に

　　さて・・・最後にお会計
　　今回これだけしっかり食べて
　　お酒も生ビール1杯、冷酒を7杯、燗酒を1合を呑んだんですが
　　お会計ジャスト15000円
　　想像しているより安かった
　　たぶん・・・ご主人・・・おまけしてくれたんだと思う

　　お店は通し営業で
　　京都観光でお昼の時間を少し外してしまっていても
　　気軽に利用できる良いお店だと思う

　　うん・・・満足満足・・・

　　ごちそうさまでした

●おまけ

　　京都市動物園には2年ぶりぐらいに来たんですけど
　　園内が改装されてめっちゃ綺麗になっててビックリ！

　　聞くところによると、旭川の動物園の影響を受けて
　　動物を上から見たり、動物と直接ふれあえる場を作ったり
　　しているんだそう
　　確かに、昔よりだいぶ良くなっている気がする・・・

　　あんまり広くはないけど
　　なかなか良い動物園になったと思います

　　ただ、、、炎天下の中
　　酔っぱらった体で、動物園の中を長時間歩き周るのは・・・辛かった・・・（＾＾；