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食べログ 天ぷら 百名店 2023 選出店
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てんぷら女さんの他のお店の口コミ
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店名 |
天ぷら 京星(きょうぼし)
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受賞・選出歴 |
2022年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2022 Bronze 受賞店
2021年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2021 Bronze 受賞店
2019年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2019 Bronze 受賞店
2018年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2018 Bronze 受賞店
2017年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2017 Bronze 受賞店
天ぷら 百名店 2023 選出店
食べログ 天ぷら 百名店 2023 選出店
天ぷら 百名店 2022 選出店
食べログ 天ぷら 百名店 2022 選出店 |
ジャンル | 天ぷら |
予約・ お問い合わせ |
075-551-2303 |
予約可否 |
完全予約制 キャンセルポリシー |
住所 | |
交通手段 |
祇園四条駅より徒歩10分 祇園四条駅から384m |
営業時間 |
|
予算 |
¥15,000~¥19,999 |
予算(口コミ集計) |
¥15,000~¥19,999
|
支払い方法 |
カード可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
8席 (カウンター8席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
オープン日 |
1991年5月13日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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京都ミシュラン星獲得の天ぷら屋さん。現御店主さんで3代目。老舗や。
その特徴はなんといっても独特の衣と、天だねの独創性ではないだろうか。衣は卵を使っていないらしく、また油にもこだわられているようで、とても薄くて繊細。噛めばさっくりと軽い。
天だねも、オーソドックスな海老や鱚のほか、蟹とアボカドの2色巻きや、さつま芋天にブランデーと砂糖を付けて「大学芋」っぽく食べるものなど独創性に富んだものも多く、「次はどんなのが、どんな姿で出てくるんだろう?」というワクワク感があった。
オーソドックスな素材も全然レガシーじゃない。鱚は「え、これ鱚?」と一瞬思うくらいにふっくらしてるし、いんげんもまるで五重塔のごとく屹立。アスパラや白魚、ヤングコーンなんかはシンプルな素材だけど、全体的にクリーム色の揚げ具合なのに白魚の小さな尾ひれやコーンの粒の部分だけほんのり茶色がかっており、目も舌もそのコントラストに喜ぶ。火入れにめちゃくちゃ拘っていらっしゃるのが素人目レベルでもわかった。
油の中で踊る天ぷらを繰る箸さばきは、もはや絵を描く画家さんのようだった。職人さんなんだなあ。
私は特に太刀魚、鱚、ぐじなどの魚系に感動した。ふっくらしながらもジューシー。その中でも特に鱚。ほんとになんであんなにふっくらしているの。鱚も鱚冥利に尽きるでしょうよ。
魚系の印象が強烈に残るお店と、逆に野菜系が際立つお店、天ぷら屋さんってどちらかに寄る気がするのはなんでだろう。
塩は自家製のお塩。ほんのりと甘い、雪塩のような粒のごく細かいもの。天つゆはなく、レモン果汁と、レモンを絞った大根おろしのいずれかをつけて食べる。私は塩が好きだったな。大根おろしは箸休めにぱくぱく食べた。
2軒目で行ったバーにて「京星さんに行ってきたんですよ〜」と話したら、
「京都はもともと料亭・おばんざい文化であり、料亭では一通りの品を出す。おばんざいも、複数の惣菜から選んで食べるもの。天ぷらはそのコースの中の料理の一種類にしかすぎないという概念が京都人にはあると思う。だから、そんな土地で天ぷら一本で勝負されているのは、並大抵のご苦労ではないのではないかなぁ」とマスターがおっしゃっていた。
なるほど‥。しかも3代目の現御店主は、天ぷらカルチャーの色濃い東京で天ぷら屋さん人生をスタートされているらしいから、余計にそこのギャップや、京都という土地でどう勝負していくかを考える苦悩は計り知れなかったのではないかな‥。
江戸風でも京都風でもない唯一無二の"京星の天ぷら"は、そういった御店主の人生経験やそこから生まれた研鑽から出来上がったものなんだな、と思いました。
帰りにこだわりの揚げ油を瓶詰めにしたものもいただけて、嬉しい。