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店名 |
未在(みざい)
|
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受賞・選出歴 |
2024年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2024 Bronze 受賞店
2023年Silver受賞店
The Tabelog Award 2023 Silver 受賞店
2022年Silver受賞店
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2021年Silver受賞店
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2018年Silver受賞店
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2017年Silver受賞店
The Tabelog Award 2017 Silver 受賞店
日本料理 百名店 2023 選出店
食べログ 日本料理 WEST 百名店 2023 選出店
日本料理 百名店 2021 選出店
食べログ 日本料理 WEST 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | 日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
075-551-3310 |
予約可否 |
完全予約制 |
住所 | |
交通手段 |
東山駅から760m |
営業時間 |
|
予算 |
¥60,000~¥79,999 |
予算(口コミ集計) |
¥60,000~¥79,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
なし |
席数 |
15席 (カウンター14席) |
---|---|
個室 |
有 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ホームページ | |
オープン日 |
2004年6月 |
備考 |
【京都市東山区八坂鳥居前東入ル円山町620-1】より移転 |
初投稿者 |
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今宵のことは、なかなか忘れられそうに在りません。
そんな空間でした。
名前を聞いた方も多いのではないでしょうか。
一見様お断りなどは緩くなったのでしょうか。
たまたま京都に行く予定を立てていたところ、空きがありまして。
素敵な方々のアドバイスや、後押しがあり。
こんな偶然は今後ないだろうと、予約させていただきました。
前々日の夜10時ぐらいに確認のお電話がありました。
その際に、女性に対しては、量を少なめにすることも可能ですとのことでした。
まあ、せっかくなので、ここは基本の量で。
ポケットコンシェルジュの予約なので、事前に支払い済み。後は、酒を抑え目にいけばなんとか。
まず、お店に着きましたら、まあ趣のある雰囲気の中、梅酒をいただきます。やんだぁ、美味しいわぁ。
店内には小さな器に蝋燭の火が揺れております。
調理場が完全に見える席で、蝋燭の並びの光景は優美でした。
17時スタート、16時45分集合です。
ほとんどの方々がお連れがいらっしゃいました。
料理の写真は基本ダメなので、メモをとることに。
間違いや、忘れ、勘違いなどあるかもです。
まずドリンク聞かれます。
ある意味、酒禁止なこの時期なので救われたかもしれんです。お高いと聞いていたので。
ミネラルウォーターでグラス1000円。これ、うっかりおかわりするとグラス換算されます。
ジュースグラスで1900円。ジュースはソーダ割りにすると+300円など。
ジュースのボトルで14000のジュースとかありますのよ。お高いですのよ。
まず、店主の方が一人一人に丁寧に挨拶してくださいます。
佇まいが素敵です。
初めに茶会席としての作法を楽しみます。
京都のこうした雰囲気、好きです。
○一口ほどの島根のニエバナ。
とても香りが良いです。
タケノコの入ったお味噌汁がいいお味ですなぁ。
お皿に三角形の胡麻豆腐がありめす。そこに鰹のお出汁を芋餡の5倍にした旨味のジュレ、レンズ豆、ひよこ豆など5種のお豆。お豆ほっくり。
胡麻豆腐がほろ苦です。
ズイキの小鉢は赤く、甘酸っぱいです。
○お造り
まず、イカのお造り。九州のイカです。甘味はあまり感じず。わずかにねっちり。
胡麻和えのイカのエンガワは胡麻と合います。
まつな、生姜を乗せたり包んだりして塩酢につけて食べます。
その後は本格的なお造り。
人の顔より大きい鉢に氷の山。
愛媛のタイ
愛媛のハモには、梅肉などが乗ってます。
カツオは藁で燻してあります。
マグロは鳥取。大トロ、中トロ。
うみぶどうなど。
マグロだったかな。皮を炭火で焼き、黒七味で。
調味料として、タイの肝なども特製ポン酢と添えられました。
氷山に乗ったお刺身を何度か霧吹きをかけて、仕上げがキラキラしてました。そんなにかけなくてもぅ。
やはり、お刺身系統は山のほうだと仕入れが大変なのかもしれませんね。
美味なお鮨屋などに訪問後は、個人的には避けた方が良いかなと思いました。
どれも脂はしっかり乗ってる感はあるのですが、香りや旨味はあまり感じませんでした。
懐石としてはかなりお造りの量が多いです。
氷山といい、デカ盛りの海鮮丼っぽい量に見えました。見目は辛味大根をまんまるにして、ちょこんと乗せてあったり、とっても可愛らしいです。
個人的には、量は半分にしても、質を上げてくる方が好みですかね。
○お椀
焼いた鮎に汲み上げ湯葉のしんじょを包み、蓬麺、ズッキーニ、茗荷、赤万願寺とうがらしがはいってます。なんだか、人参みたいな形に飾ってあって可愛い。
蓬麺はつるつとしてます。蓬は言われなければわからないかも。
皮の部分に特に鮎の風味を感じます。
汁が美味しい。
鮎の骨煎餅も添えてあります。
○奥出雲の黒毛和牛
皆様の分をカットした状態でホットプレートで焼かれていきます。
わぁーい、バーベキューだーあぁー、あ?
溶岩プレートとかかしら。と思いましたが、普通のホットプレートだそうです。
やや、噛みごたえがあるかしら。
個人的には、肉汁は好きなので、どうせ切ることになるならステーキっぽい焼き方の方が好きかな。
ソースが日本ミツバチの蜂蜜と、実山椒のソース。
これがちょっと個人的には肉との組み合わせは好みでないかも。肉の旨みが感じられないといいますか。甘すぎますかね。肉自体の柔らかさとか甘みを感じれる方が好きです。
青トマトのソテー、新じゃが、無農薬サラダ、玉ねぎソースなど。
○お口直し
女性には、本物の紫陽花の花がガラスの器の上に載っててとっても素敵です!
いいなぁ、写真撮りたし。
スナップエンドウのすりながしです。
焼いたホタテ、マイクロトマト、じゅんさいなど。ぷるぷるとしてものも入ってます。
味わいは非常にすっきりです。
食感も面白いですし、スナップエンドウの豆の香りがします。
○夏越しの祓えの八寸
夏ですねぇ。
茅の輪がたててあります。見た目としては、大門の同じぐらいの値段の懐石の八寸に似てると思います。
八寸全体にも、霧吹きが。
賢明なご婦人に伺ったところ、霧吹きは魔除けの効果があるとか。
浄化されるぅ。
琵琶湖のワカサギ、鮎のフライ、海老煎餅、かぼちゃ、レンコン、さつまいも、エビ、ライチなど。山椒の効いたタイの柿の葉寿司は美味しかったです。
アンコウの腸など、珍しいものも。
後から空豆のコロッケ。揚げたては美味しいわよね。
しかし、本当に勿体ないのが、頼んだジュースでは合わないですねぇ。お酒の方が合いそうです。
○賀茂茄子のあげだし
カツオ節を後から入れます。
鰻の白焼きは、骨が気になりましたが、美味しいです。茄子は美味しいですよね。
○琵琶湖の固有のマスをキミオロシと実山椒で。
玉ねぎが使われているからか、なんだか甘苦いかな。
○伊勢鮑
マスと同じタイミングで出されます。
肝、旨みジュレ、めかぶ。
なんか口の中で、肝の滑らか不足というか、めかぶのつるっと感というか。旨みジュレは、アワビは柔らかいのでその味わいだけ感じたかったので、個人的はいらないかもです。
○ご飯
焦がし湯というものです。
白米に、後からおこげの入ったスープをかけます。おこげもかけます。
お茶漬けのように食べます。
お焦げの茶っぽいかんじが、なんとも言えない美味しい味わいの汁になってます。
漬物はキュウリ、茄子、奈良漬、切り干し大根など。どれも程よい塩加減、浸かり加減です。
○甘味
和三盆の水羊羹が青竹に入ってます。
甘さが大変ちょうど良く、上品。スゥーっとした口触り。
下の方に白花豆と柑橘を炊いたものが入ってます。
あんみつ系のフルーツがあまり好みでないせいか、この柑橘がなければなぁ。と歯痒かったです。
八阪神社で組んだ水の抹茶です。
濃ゆくて苦め。
○果物
ワシントンの佐藤錦、ライチ、巨峰、天草の晩柑ゼリー、奈良のいちじくにロゼシャンパンゼリーがかけられてます。ブルーベリーのミニグラス。
甘いです、どれも。
さらに、小さなグラスにマンゴー、ドラゴンズルーツ、キウイ、など種類豊富すぎるものがてんこ盛り。
最初から最後まで、なんと72種のフルーツを使用してるとか。
○シャーベット
入るなら。と言われて。
アンデスの塩を散らし、スーパートマトのシャーベットです。
オリーブオイルのキャビア、スリランカのバジルシード、トマトのスープのジュレ。
甘さというよりスッキリさがあります。
いやあ、お造りやデザートの量がすごいです。
2店舗分ぐらいの量があるのでは。
昼夜良いとこのレストラン梯子したらこのぐらいの値段はいくわよねぇ。
三食あちこち行ったとしてたら、費用的にトータルを見るとお腹的にはどっこいどっこいなのでわ?私の場合。
と、量と値段を天秤にかけると、逆にそう感じました。
この日は朝、昼、晩とかけて口にしたものが水分系ばかりでしたが、大食な私でもこの一食でお腹いっぱいになりました。
それにこれだけの食材を集めて出すお店はないのでわ。
味としては旨み、甘味が好きな私としては、渋み、苦味系を感じる此方とは残念ながら好みが異なってしまったかも。
汁物は美味しいなぁと感じましたが、美食の衝撃は特に感じられずでした。
盛り付けなどは確かに美しいですが、やや味とか出来立ての鮮度の劣化などに響いているのでは。
料金は関係なく、予約困難なのには変わりはありませんし、建物の雰囲気や器も素敵ですので、未在さんには今後不在になるのだろうなぁと思うと、大変勉強になるお食事となりました。
お茶の席の作法など、なかなか無い体験でした。
お土産品は、販売で在ります。
帰りは、タクシーまで店員さんが提灯で送ってくださいました。
京都の雰囲気を楽しんだり、話の種には大いになるお店ではないでしょうか。
所要時間は17時スタートで20時終わりでした。
もっと時間がかかるのではという気配もしまいたが、手早く動かれていました。
総合点数は、こちらは食事だけで無く雰囲気も味わう場だと思うので、味と雰囲気の中間にいたしました。