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祇園 さゝ木
（ぎおん ささき）The Tabelog Award 2024 Bronze 受賞店
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店舗情報（詳細）
店舗基本情報
| 店名 |
祇園 さゝ木（ぎおん ささき）
|
|---|---|
| 受賞・選出歴 |
2024年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2024 Bronze 受賞店
2023年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2023 Bronze 受賞店
2022年Silver受賞店
The Tabelog Award 2022 Silver 受賞店
2021年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2021 Bronze 受賞店
2020年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2020 Bronze 受賞店
2019年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2019 Bronze 受賞店
2018年Silver受賞店
The Tabelog Award 2018 Silver 受賞店
2017年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2017 Bronze 受賞店
日本料理 百名店 2021 選出店
食べログ 日本料理 WEST 百名店 2021 選出店 |
| ジャンル | 日本料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
075-551-5000 |
| 予約可否 |
完全予約制 月初～受付 翌々月まで |
| 住所 | |
| 交通手段 |
京阪祇園四条駅より徒歩１０分 または 阪急京都線 四条河原町駅より徒歩１２分 祇園四条駅から577m |
| 営業時間 |
|
| 予算 |
￥40,000～￥49,999 ￥20,000～￥29,999 |
| 予算（口コミ集計） |
￥40,000～￥49,999
￥8,000～￥9,999
|
| 支払い方法 |
カード可 （VISA、Master、JCB、AMEX、Diners） 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
| 領収書（適格簡易請求書） |
適格請求書（インボイス）対応の領収書発行が可能 登録番号：T4130001070629 ※最新の登録状況は国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトをご確認いただくか、店舗にお問い合わせください。 |
| サービス料・ チャージ |
ランチサービス料込み、ディナーサービス料10％ |
席・設備
| 席数 |
26席 （カウンター１3席、離れカウンター7席、座敷６席） |
|---|---|
| 個室 |
有 （2人可、4人可、6人可） 離れカウンター、掘りごたつの座敷１部屋 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 禁煙所が室外Ｉ有り |
| 駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
| 空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり、座敷あり、掘りごたつあり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる、ワインにこだわる |
|---|---|
| 料理 | 魚料理にこだわる |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
| サービス | ドリンク持込可 |
| お子様連れ |
１０歳未満のご入店をご遠慮いただいております |
| ドレスコード | スマートカジュアル |
| ホームページ | |
| 備考 | |
| 初投稿者 |
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本日は桜の京都を訪れ祇園の中でも予約困難とされる「祇園さゝ木」さんで夜のコースをお昼間にいただける特別な会にお誘いいただきました。
桜に包まれる建仁寺の方丈池を愛でながら緩やかな傾斜の八坂通りを上がってゆく、見上げた階段にひっそりと紅い暖簾が揺れています。
中へ通していただくと中庭からの淡い陽射しが長いカウンターに伸びて飴色になった木の光沢がしっとりとした佇まいを映し出していました。
どちらに目を移しても絵になるような行き届いたしつらい、一服の春の趣きに訪れる客をもてなす心遣いを感じさせます。
今回はお料理の写真は禁止。
…とのことで心に残るひと皿との出逢いをしたためようと思います。
時間は正午、中央に立つ大将の挨拶と共に一斉にスタートされるお料理一品目の先付けは貴重な河豚の白子から。
白磁の4寸ほどの器に菜の花の鮮やかな緑とぷっくりとした白子が乗り上にはキャビアが添えられています。
色彩のコントラストの美しさはさる事ながら濃厚な白子の口溶け混ざり合う昆布ダシのキャビアの艶味が実に贅沢、その味わいが消えゆく頃現れる菜の花の苦味が麗かな春を告げます。
続けて炭の香りに包まれ楽しむ琵琶湖の若鮎の塩焼きと味醂焼きの食べ比べ。
先ずは塩焼きから、小ぶりの鮎を頭から頬張ると香ばしい皮目と対比する身のふっくらとした柔らかさ、
黄金色に火入された味醂焼きの皮の食感がパリっとして風味豊かです。
また金柑酢味噌でいただく肉厚で芳醇な旨味を閉じ込めた赤貝の造りは橙色が目に鮮やかでお味噌の金柑の香りが爽やかに鼻腔を抜けてゆきました。
そして今日の為に用意されたという貴重な桜鯛がお目見え、
薬味はすりおろしたワサビと青菜のわさび漬け。
今朝4時に締めたばかりという刺身に下ろし目の前で豪快に出汁に漬け込む演出です、
その時間は僅か1分ほどでしたが桜の絵柄の茶椀にそっと盛り付けされ、むっちりとした鯛はつけ汁により甘みを増しふくよかな味わいが豊かな瀬戸内の海を思わせました。
驚いたのが直ぐに口に入れないと崩れてしまう富山の白海老の握り。一貫に18尾も入っているという気の遠くなる手間をかけられた蕩けるようなご馳走、
大将が目の前で念を入れるように握りひとりひとりに手渡されその心を受け取る。
口に運ぶと塩から導き出された溢れんばかりの甘み、
堪らずお願いして追いかける早瀬浦のひやしさけの美味しかったこと。
合間に蛤の澄んだ深いスープと春野菜で心を落ち着かせる小鍋でほっこり小休止、
そして出された蒸し鮑と空豆など春野菜の盛り合わせ
指で摘んでいただく白味噌ソースを掛けた太いホワイトアスパラガスの瑞々しさは鮑がそっちのけになるほど見事な食感でカリッと噛んだ時のあの音と溢れ出したジューシーは今も忘れられません。
脇に添えられた隅の湯剥きトマト、杏子酒に漬け込まれ甘みが最大限に増している
まるでデセールをいただく様な感動で自宅でもマネしたいなと思いましたが聞きそびれてしまいました。
次の機会に是非聞いてみたい、大将は教えてくれるかな。
旬の最上の食材は先ず祇園さゝ木に行くという伝説がある程の京都のトップに位置する名店
本日はお料理を通してその本質を見せつけられ一皿に込められた料理人の技と匠、圧倒される気迫さえもが伝わってきました。
全14品そのどれもが選りすぐりの食材で素材本来の味が緻密なまでに引き出されている。
旬の食材たちは幸せですね。
揺るぎなき祇園さゝ木の『味の美学』、素晴らしい
和の心に触れさせていただきました。
もてなしのお料理をありがとうございました。
【特別コース】
◆先付け河豚の白子 昆布の入ったキャビア 菜の花
◆炭で焼き目を入れ琵琶湖の若鮎塩焼き
◆味醂焼きの若鮎
◆新玉ねぎのアサリのスープ小松菜 ウド サンド豆 雲丹
◆1分間豪快に漬け込まれた淡路桜鯛の漬け
◆大分赤貝の造り 金柑辛子酢味噌
◆富山の白エビの握り アンデスの塩
◆宮崎の初鰹の握り
◆小鍋 春野菜と九十九里のはまぐり セリ フキ
◆香川県アスパラガス 杏酒漬け込まれたトマト 鮑 アスパラ スイーツのようなフルーツトマト
◆甘鯛 自生のクレソン蕨 一年寝かせたカラスミ 小蕪 奈良の花山椒
◆塚原の筍ごはん
◆デザート 苺大福 福岡のみつのか
◆冷たい抹茶
◇生ビール
◇早瀬浦 特別純米 ひやしさけ（生酒） 季節限定商品 福井県三方郡美浜町早瀬