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京都二条城近く|100年程の伝統ある隠れた米菓店に再び
蒸し暑さが残る2017年9月に再び。
店舗とは気づきにくいものの
瓦屋根の上には「東坂 れらあ都」の渋い扁額。
袖看板には「老舗 東坂の京あられ」と書かれています。
販売は小さなガラスケースのみの対面式。
前回はおばあさんの話しが聞けて
大正5年からの手焼きスタイルとのこと。
今回は優しそうなおじいさんがおられ
テイクアウトしたのは以下のおかきです。
■□七味入味松葉(80g 税込250円)
細長くて七味がきいた溜醤油と上薄溜の2種入り。
■□鬼あられ(80g 税込250円)
画像の真ん中の袋が鬼あられ。
国産餅米、溜醤油に山椒風味のあられ。
■□京小町(80g 税込250円)
溜醤油、エビ風味、青海苔風味の他
ゴマ入おかき、昆布や黒豆も入ってます。
いずれも昔ながらの手焼きスタイルで
大手の量産品とは一線を画する素朴さが特色。
今回もおいしくいただき満足です。
■□店内には昭和3年に贈られた賞状をはじめ
こちらを讃える多くの賞状が飾られていて
日本最古のチンチン電車の白黒写真も掲示。
販売スペースの奥なので断って見てると
おじいさんがニコやかに説明してくれました。
店舗らしい看板はなく目立ってなくても
100年程の伝統を受け継ぐ隠れた良店。
素朴なおかきやアラレが一袋80g250円と求め安く
派手にPRするお店とは対照的な佇まいが印象的です。
すぐ近くには古式庭園で有名な「神泉苑」
数軒隣には貴重な遺構「二条陣屋」があり
地下鉄「二条城前駅」から数分。観光の方もぜひ☆
京都二条城近く|100年程の時に磨かれた京あられの隠れた良店
寒さ舞う1月のとある午後。
京都一のアーケード・三条会商店街から二条城方面に向かいながら
重要文化財「二条陣屋」の数軒隣で見かけた一軒の町家。
瓦屋根の上には歴史を感じる「東坂 れらあ都」という扁額
袖看板には「老舗 東坂の京あられ」と書かれています。
お店とは気づきにくい外観から思い切って入ってみたところ
奥からおばあさんが出てこられ
出してくれた試食のおかきがとても美味しく
買って帰った3種類のおかきもイメージ以上の美味しさ☆
接客に関しては、京都らしく少し素っ気なかったものの
大正5年に始められたという昔ながらの手焼きスタイル。
伝統的なアラレを受け継ぐ隠れた良店という印象を抱きました。
販売は小さなガラスケースのみの対面式。
テイクアウトしたは以下のおかきです。
■□お城焼き(約80g 250円)
白醤油の淡いおかき。おそらく良質な醤油と餅米なんだと思う。
素材のよさを感じるクリアな風味が広がります。
■□味松葉(約80g 250円)
私の後に入ってきた地元らしきおばあさんが
これが美味しいよって教えてくれたマヨネーズ味のおかき。
マヨネーズの風味と塩のバランスよく、こちらも十分な美味しさ。
細長いのが味松葉です。
■□千枚(約80g 250円)
上記「お城焼き」の溜まり醤油バーション。
濃いめの醤油とコメの味わいよくビールともばっちり☆
いずれも昔ながらの手焼きにこだわってるそうで
大手の量産品とは一線を画する素朴さが特徴です。
■□店内の奥には多くの賞状が飾られていて
こちらのおかきに対する高い評価が伺えます。
一部を除き1袋 約80g250円(2017年1月)とリーズナブルだし
ひっそり隠れながら大正5年から続く伝統的なアラレやおかき。
多くの方に知ってほしいと思い本稿を書いてみました。
世界遺産「二条城」、古式庭園で有名な「神泉苑」に近く
「杉市仕出し店」がある三条会商店街からも至近。
貴重な遺構「二条陣屋」と同じ並びで二条城前駅から3分程。
この辺りに行かれる際はぜひチェックを☆
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アルボス
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店名 |
京あられ 東坂米菓(きょうあられ とうさかべいか)
|
---|---|
ジャンル | せんべい |
予約・ お問い合わせ |
075-841-2160 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
地下鉄東西線「二条城前駅」から徒歩約3分 二条城前駅から185m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
(販売のみ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
駐車場 |
無 |
利用シーン |
|
---|---|
サービス | テイクアウト |
ホームページ | |
オープン日 |
1916年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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この日は冬の澄んだ空気が心地よく
買い物中の「三条会商店街」から少しそれ
二条城近くに隠れるように佇む100有余年の米菓店へ。
趣のある外観から店内に入ると以前お会いした
感じのよい3代目のおじいさんが迎えてくれました。
小さなショーケースには多くのあられやおかきが並び
特色は大正5年からという少量手製の伝統的な技法。
元祖チンチン電車のモノクロ写真や賞状も掲示され
「食べてみておくれやす」と書かれた試食もあります。
そして ここ数年で気づいたんだけど
公式サイトができていて3代目のおじいさんに聞くと
4代目にあたるご子息の奥様が開設とのこと。
そんな話しを伺いながら買って帰ったのは
【高瀬川】(約80g300円)と【お城焼き】(約80g300円)。
高瀬川は溜まり醤油の風味と香ばしさが印象的。
お城焼きは白醤油の味付けで
誰もが満足できると思うオーソドックスな味わい。
サイトによると無農薬もち米や無添加の醤油にこだわり
天日干しをはじめお米の味を大切にしているそうで
量産品とは一線を画する素材感。
今回もおいしくいただき満足です。
■□店内には昭和3年に贈られた賞状のほか
色んな賞状や盾が飾られていて陳列は画像の通り。
商品ラベルが新調されてた以外は以前と変わらず。
冒頭に書いた公式サイトのアドレスは
http://www.tousakaarare.com
オンラインショップもあり購入も可能です。
ここから南に少し歩けば「三条会商店街」
数軒隣には貴重な遺構「二条陣屋」があり
すぐ北側は「神泉苑」や「二条城」というロケーション。
古きよき伝統のある素朴な良店へぜひ。
誰もいなければ呼び出しベルを鳴らして。