半端ない！｢油そば｣&｢限定つけそば｣ : 拳ラーメン

京都市下京区にある「拳ラーメン」さんに来店しました。

お店は龍谷大平安高校のすぐ近く、七条通り沿いの森小路公園の正面にあります。

お店には駐車場はなく近隣のコインパーキング100円/30分に車を駐車しての来店です。
※七条通り沿いのコインパーキングはいいお値段がするので、少しだけ離れた七条大宮を北に入ったところにあるコインパーキングに駐車しました(^-^)v

12月としては観測史上初めての夏日となった快晴の平日11:15着でポールゲット(上着を着てたら本当に暑かったです。半袖の方も多数見掛けました(^_^;))。
11:20頃に次のお客様が来られました。

11:30、2名待ちで開店。
※その後、11:40頃に立て続けに3名のお客様が来られ、その後も増え続けて、12:00前には外待ち客はないものの、テーブル席も含めて満席になってました。


お店は店主さんと女性店員さんのお二人でのオペレーション。
店内にはデカいバイクがドーーーン！！！


カウンターの端の席に座り女性店員さんに注文を伝えます。
この日(2018 12/4)のみ限定昼夜20食で提供される「鴨と蛤 羅臼昆布だしかけ新麦つけそば」は決定。
「鴨と蛤 羅臼昆布だしかけ新麦つけそば」には「〆のねぎご飯」がセットで付いてきます。
麺量を聞いてみると、「並盛が220g 、大盛が300g 」とのことで「大盛300g」も注文。
更に「焼豚追加」も注文。

「油そば」も気になったので麺量を聞いてみると、同じく「並盛220g、大盛300g」とのこと。
限定を食べ終えてお腹に余裕があれば注文することにしました。

券売機もいいですが、色々と聞きながら注文できるスタイルは本当に助かります。


約7分で「鴨と蛤 羅臼昆布だしかけ新麦つけそば」の着丼です。


【「鴨と蛤 羅臼昆布だしかけ新麦つけそば(大盛300g)〆ご飯付きセット」+「追加焼豚」】

※2018 12/4の1日のみ限定昼夜20食で提供。


透明の羅臼昆布出汁に浸った綺麗に揃った麺。
麺の上には薄切りの鴨ロース2枚。
紫玉葱、水菜の浮かぶ薄黄金色の清湯のつけ汁。
いかにも「京風」(^-^)
「追加焼豚」のチャーシューはキレイなピンク色。
「追加焼豚」には煮卵1/2も付いています。


まずは羅臼昆布出汁に浸った麺だけでいただいてみます。
麺は多加水の中太のストレート麺。

新麦の「春よ恋」を使用されています。
北海道地震を乗り越えて作られた平成最後の「春よ恋」は何度かいただいていますが、まさにこの時期ならではの恵み！！！
口当たり、のど越しがバツグン！！
小麦の風味が新鮮に感じられます！！！
程よいコシも最高で、やはり別格に感じられます。

その最高の「春よ恋」が浸っているのが羅臼昆布のお出汁(^^)
この出汁の風味も最高！！
麺を啜る度に、ふんわりと口の中全体に広がります。
ヌメリはなく、サラサラとしたタイプの昆布出汁に仕上げておられますが、麺にしっかりと羅臼昆布の風味が絡み付いてきます。

羅臼昆布のお出汁と「春よ恋」使用の麺。
なんと贅沢な組み合わせ＼(^o^)／


つけ汁はサラサラとした清湯タイプ。
麺に絡み付くタイプのつけ汁ではありませんが、蛤の魚介系の出汁と鴨からの香ばしい出汁、そこにしっかりとした存在感のある塩ダレがバランス良く調和されており、麺の旨さを引き立てています。

塩ダレはしっかりとしたパンチがありますが、決して塩辛さはありません。
どちらかと言えば、つけ汁だけでグイグイと飲んでも本気で「ウマイ！！」と言えるくらいの塩加減。
つけ汁の表面に浮いている鴨からの脂分も適度なオイリー感を出してくれています。
鴨と蛤で、ここまで素晴らしい上品な出汁が取れるとはスゴイ！！！
紫玉葱のシャキシャキ感、水菜の彩りもいいですね。


鴨ロースチャーシューはレア。
麺の上に2枚乗っています。
サッパリとアッサリとしていますが、鴨の旨味はしっかりと味わえます。


つけ汁内に入っている鶏ムネチャーシューはふっくら、やわらか(^^)
スゴく香ばしいお味。


「追加焼豚」のチャーシューは豚肩ロース。
しっとりとしたレア感のある肉の旨味が詰まったチャーシューで、サッパリとして何枚でも食べれそう(^-^)v
正直、「次からも、このお店に来たときは絶対に「追加焼豚」を注文するだろうな」と思えるくらい美味しいチャーシューです。


煮卵は硬め。
どちらかと言えば茹で玉子に近い感じ(^^)


麺を食べ終えてから、店主さんから教えてもらった食べ方を試してみました。

まずは、つけ汁に麺が浸っていた羅臼昆布のお出汁を投入してスープ割りに(^-^)
「うわっ！！メッチャヤバい！！！」
鴨出汁、蛤の出汁、塩ダレに羅臼昆布のお出汁。
絶対、ウマイはずです(^○^)
グイグイと飲んでしまいました。

お次は、ウマイスープ割りをねぎご飯に掛けて(^-^)
これ！！最高すぎ！！！
もう、掻き込むように一気に完食してしまいましたp(^-^)q


新麦は、この時期にしか食べれないですが、普段の小麦でもいいのでレギュラー化して欲しいと思えるくらいよくできた一品でした。


【油そば(並盛220g)】

「鴨と蛤 羅臼昆布の新鮮つけそば」を食べ終えて、まだお腹に余裕があったので、「油そば(220g)」を追加で注文しました。

店主さんにカウンター越しに直接注文を伝えて待ちます。

ほどなくして着丼。

表面に大きな豚肩ロースのチャーシューが1枚、チャーシューの下にはメンマ2本、刻みネギ、フライドオニオン、紫玉葱、水菜がトッピングされています。

トッピングの下から顔を覗かす麺は特徴的な形をしています。


まずは全体をしっかりと混ぜ混ぜ。
さらに、さらに、しっかりとしっかりと混ぜ混ぜ、混ぜ混ぜ(^-^)v
湯気がスゴイ！！
眼鏡が曇ります(^_^;)
「うん！麺にしっかりと醤油ダレの色がまんべんなく付いた(^^)」


では、いただいてみます。
麺はややちぢれの太麺。
断面がアルファベットのTかYのような形をしています。
これはW麺(ウイング麺)ですね(^^)

私、この麺、大好き！！
特徴的な段のある形をしているので、タレがメチャメチャ麺に乗ってきます。
タレの味もしっかりと麺に絡む為、無理に醤油ダレを濃くさされなくても、しっかりとしたお味。
醤油辛さはなく、絶妙な醤油加減。

さらに麺のモッチリモチモチ感も手伝って最高の仕上がりになっています。

紫玉葱のシャキシャキ感も素晴らしいアクセント(^-^)


途中で「油そば」と一緒に提供される「柚子ビネガー」を入れると味が豹変します。
柚子の爽やかな香りが溢れ、サッパリとした酸味の効いたお味に(^^)
これ、メチャメチャウマイです☆


トッピングは至ってシンプルですが、麺と醤油ダレのウマさを邪魔しない感じで必要最低限を選んだベストな選択！！


麺のウマさを全面的に押し出した、半端ねぇ！くらいウマイ「油そば」でした。


まだまだ気になるメニューがたくさんあるので、何度も通うことになりそうです。
ここまでウマイと「油そば」は毎回注文するかもしれません(^-^)


また来店させていただきます。

ごちそうさまでした。

ありがとうございました。


《2018/12/4 昼 訪問》