遂にマイベストチョイスに到達！ : ＣｏＣｏ壱番屋 四条大宮店

＜最終回＞リーズナブルに満足できる組合せを突き詰めてきたココイチさん。遂にマイベストチョイスに到達したので最終回レビュー♪
■訪問日時:2015年6月14日14:20頃。7月5日13:30頃、19日17:00頃、24日14:30頃、28日22:50頃。8月27日21:30頃、9月8日20:30頃。11月3日11:45頃、2016年2月21日13:30前。

■頂いた品
・6月14日:ポークカレー。ライス200ｇ、エビあさり+イカトッピング。とび辛スパイスで辛さ極大化！会計792円。
・7月5、19、24、28日、8月24日、9月8日、11月3日:海の幸カレー。ライス200ｇ。とび辛スパイスで辛さ極大化！会計690円。(具材の量は少なくなるが、同じ構成で更に約100円安くなる!)
・2月21日:ポークカレー。ライス200ｇ、牡蠣フライカレー。とび辛スパイスで辛さ極大化！会計781円。

■味・総評
ココイチで、価格を抑えて楽しむコツは「ライスの減量での△51円の割引」+「卓上のアイテムを使った味変」を組み合わせる事だと思う。海老、あさり、イカの魚介三重奏は力強い。カレーソースにきちんと幹があるので、まず、とび辛で思い切り辛さを増して課金を回避。更にハチミツやりんごなどのフルーツをベースに開発したという「とろ～り甘くなるソース」を多めに入れ、少量のウスターソースを足して、ソースの味わいを深くしたものが個人的な完成形。お店側の課金を伴う定型の味変より、自分で味を調整する方が楽しいし安上がり。遂にマイベストチョイスに到達することができたと思う！冬場はイカフライを牡蠣フライにチェンジするのもアリ！
(2015年9月9日：8件。3.11/3件3.00→11月3日：8件。評価3.03/3件3.00→2016年2月22日:9件3.03/3件3.00）

<第4回レビュー>
・タイトル:潔すぎるほどに家庭的なカレー♪組合せの妙をもう少し突き詰めたいとの気持ちになる。
2015年2月7日22:40頃、3月12日20:50頃、4月24日21:00頃の訪問。
■場所：四条大宮の南東角を南下した大宮通沿い。
■お店の状況：カウンターのみのキャパ10人程のこじんまりとしたお店。時間帯に関わらず、4～5人のお客さんが常時回転している。
■頂いた品
・2月7日:ポークカレーのライス小にカキフライ751円。
・3月12日、4月24日:ポークカレーのライス小にえびあさり586円。
■味・総評
3回ともにプレーンな辛さで注文。卓上のとび辛スパイスで辛さマシ。牡蠣フライは、中に適度な生感覚が残っていたし、あさりやえびの魚介風味も合う。ライス小+魚介系選択+辛さプレーン(自分でとび辛で辛さ調整)というのが、安価かつ味の面でのバランスもちょうどいい。遂に自分にとっての好み、満足感の高いバランスを見つけることができた。
(2015年2月8日：8件。3.08→3月12日：8件。3.11/マイレビュアー様3件3.00。）

<第3回レビュー>
2014年8月と9月に1回ずつ訪問。マイレビュアー様のレビューに触発され、あさり・海鮮系のカレーにトライ。
■頂いた品
・8月訪問時：あさりたっぷりカレーの10辛にほうれん草のトッピング。（レシートを紛失しており会計額は失念）
・9月訪問時：海老あさりカレーで会計は637円。
■味・総評
気づきは2点。
・ココイチさんのカレーはベースのスープそのものは、そんなに濃厚でないので、海老、あさりといった魚介の具は、味わいを重層化してくれ、イイ印象！（また肉や揚げ物程、カロリーが高くない気がするのも心理的にプラス！）

・改めて、卓上の辛味スパイスでの辛さ増しは意外にいいと感じた。(あさりカレーは10辛を選び、海老あさりカレーは通常の辛さを選び、卓上の辛味スパイスで辛さを増した。)

正直、私の鈍重な舌では、課金での辛さ増しと、価格の差程の味わいの違いを検知できなかったというのも大きい（汗）

そして、何より、いいのは、卓上のスパイスを使用した場合、自分の好みでの辛さの調整がしやすいということ。これが一番大きい。少しずつ足していって、自分がいいなと思うところで止められる。一方で、課金で予め辛さを指定した場合、微妙な調整はできないからだ。辛味スパイスは胡椒が中心だと思うが、量を入れると汗が噴き出すような感覚も、しっかり味わえるし・・・

メニューを読み込むと本当に組合せは、ほぼ無限大。当チェーンの人気の一番の肝なのかなとの思いを強くした。まだまだ、試してみたい組合せもたくさんあるが、よほどのことがない限り、レビューとしては、今回で最終回にしたい。

具材やトッピング等の組合せを変える度にレビューしていたら、それこそキリがないので。

(2014年9月11日：7件/3.06）

<第2回レビュー>
2014年7月19日23：00過ぎの訪問。1軒目で炭水化物を頂かなかったので、〆カレー♪
■頂いた品
ビーフカレーのハーフの10辛にイカのトッピングで会計は701円。
ハーフにした場合、飲み物を選べるようで100%野菜ジュースをチョイス。

■味・総評
実は、ココイチさんで10辛に挑戦するのは初めて。今までは追加料金をケチり、辛さは卓上の辛味スパイスで調整していた（笑）
ビーフカレーは、白ご飯にビーフの肉片が3つ程入る。

まず、ルーとご飯だけで一口。ベースのスープにあまり厚みがないのか、そのままで頂くと辛さのみがやや突出しすぎる。ただ、イカと一緒に頂くと味わいが激変。劇的に美味く感じる。イカのフライが辛さを和らげてくれるだけでなく、その旨みが加わることで、辛さとのバランスがとても良くなる。

これは、かなりの発見だ！というか、カレーをメインにレビューされているレビュアー様がココイチで一番美味しい食べ方と書かれていたのを、そのままマネさせて頂いたので、「発見」という言葉は不正確（苦笑）

カレー好きというと大きく以下の3つのタイプに大別されるのではないかと思う。
1.家庭のカレーの延長上にある品が好き。
2.日本人の作るスパイスカレーが好き。
3.インド人の作るインド料理の1品としてのカレーが好き。

ちなみに私は2のタイプ。最近は大阪のスパイスカレーのお店に結構嵌っている。脱線するが、私の限られた情報網からすると、日本人の作るスパイスカレーという観点では、大阪がとても熱く良店が目白押し。

今までは、ココイチに代表されるような家庭のカレーの延長上にある品を、やや下に見る傾向がなくもなかったのだが、今回頂いてみて、ベースのルー、具材、辛さの組合せは、色々試して突き詰めたら、かなり面白そうとの印象を強くした。
(2014年7月21日:7件/3.06）

<初回レビュー>
2013年4月7日の深夜。正確にはもう日付が変わっている。突如。無性にカレーが食べたい病になる。この時間になると、もはやチェーン店しか選択肢がない。そうなるとやはりCOCO壱なのだ。

超雑食を自認する私は当然のように松屋でも、すき家でも、吉野家でもカレーを食べたことがある。

それらのチェーンの一番ベーシックなカレーの並の値段を比較するとこんな感じ。
・松屋350円
・すき家350円（朝カレーなら280円）
・吉野家330円（こく旨、旨辛とも同一料金）
・COCO壱430円

COCO壱では、一番シンプルなポークでも430円で、他の大手チェーンと比較して80円～100円も高い。にもかかわらず、とりあえずカレーという時に真っ先に足が向くのは、COCO壱なのだ。

ずっと自分の中では謎だった。正直、味も普通で、値段も決して安くはないのに？？？

今日、その答えが分かった気がした。

ちなみに、今回の注文は、ほうれん草カレーに野菜プラスの830円。ご飯を並の300ｇ→200ｇに減らし、△50円減額で総額780円。

辛さをプラスすると追加料金が発生するが、私はいつも卓上の辛味スパイスを大量投入して、涙ぐましく節約している（爆）

一口目。野菜から水が出ているのか、正直やや水っぽい。しかも何となく熟成の足りない感じで微妙な粉っぽさも。

しかし、これが何とも言えぬ程に、昔、家で食べていた作ったばかりのカレーに近い感じ。

非常な懐かしさを感じてしまった。

当店のカレーは潔すぎるほどに家庭のカレーに近い気がする。むしろ、「本格的」なカレーを作ろうという欲のようなものを無理やりに押さえ込んでいるのではないかと思うほど。

食べログでは、家庭ではできないような調理や、手に入れることのできない素材との出会いを与えてくれるお店が通常は、取り上げられるのだと思うが、その意味で当店は全くの対極。まさに外食と対置される家食のカレー。

潔すぎるほどに家庭的なカレーを提供するお店だと思う。家で食事をしているような感覚に癒されました。

ご馳走様でした♪