やはり、このお店は好きです！ : いはら田

今回が２回目の訪問、初めてファミリーで訪問してみました。

コロナ過の中、半年以上自粛生活をしていたワタクシ。
ボチボチ再開し始め感じた今、少々疑問な事が・・・。
京都のお店限定ですが、ご主人がマスクをしていない有名店がボチボチある事。

他の職人さんは全員されてみえますが、ご主人のみされていません。
何か特別な意味があるのでしょうか？？？
客とお話するのはご主人のみのお店が多いだけに、何となく気になってしまうワタクシ。
皆様はどう思われますか？

で、こちらのお店の主人はマスクされてました(*^^*)
何となく安心感がありますよね～。

今回は２階テーブル席での会食です。
たまたま、トイレの真裏の席と言う事で少々ついていなかったのですが、致し方無いところ。
ですが、この席は無くした方が良いかな・・・と、個人的には感じました。

さてさて、大好きなこちらのお店の料理。
今回も超豪華！
税込み16,500円をお願いしたのですが、金額以上の満足感。
素晴らしい料理の数々を提供して頂きました(^^♪

では、内容の方です。

◆湯葉　蕪　落花生　筋子　カニ　トマトジュレ掛け

◆スッポン入り卵豆腐　松茸　スッポン出汁の椀

◆カツオ　明石蛸　梅肉の醤油おろし

◆淡路産生鱧　ウニ　フィンガーライム

◆トロの握り　鯖の押し寿司

◆八寸（アワ麩、とうもろこし、鯛のみ和え最中　甘えび沖漬け　豆　水菜とクラゲ　子持ち鮎の有馬煮　鱧せんべい　ユリネ饅頭）

◆熟成但馬牛　ウナギ筒焼き

◆ウナギの肝　胃袋　山椒

◆カキフライ　九条ネギすり流し　ズイキ　鍋

◆担々素麵

◆松茸と鶏出汁御飯

◆ズッキーニの赤出汁

◆酢橘のシャーベット　パチパチキャンディー

◆イチジク　シャインマスカット　クリームブリュレ

腹いっぱいです(^▽^;)

上質素材や特別な食材が使われている訳ではありませんが、ムチャクチャ手はこんでます。
数多くの食材を使い、これだけの品数を作るのも大変な事。
頭が下がります。
ワタクシも自粛生活中は料理作ってましたので、大変さがよーくわかります。
高級食材をバンバン使う高額店も良いですが、地道なこういったお店も良いですよ～。
機会があれば皆様も是非！

ご馳走様でした。

名古屋に「梶川」という素晴らしくハイセンスな料理を提供してくれる和食店があります。
ワタクシ的には、そこの御主人は天才料理人・・・。
いくつかの旬の素材を組み立てて、一つの作品に仕上げる芸術家。
その仕上がった作品の完成度の高さ、出来栄えは、名古屋では群を抜いている・・・そう思っております。
誰もがまねできないオリジナリティ溢れる料理が素晴らしく・・・ただ美味しいだけでなく、見た目も美しく季節感もありで・・・。
素晴らしいお店なんです。

で、そうなんです・・・。
このお店の御主人も、超ハイセンスな天才料理人・・・ワタクシ的に、同じ匂いがしたのです！
料理に関してですよ・・・^^;
旬の食材を何種類か使い、驚くほどに素晴らしい一品に仕上げる技術力。
まさに芸術！＆ビューティフル！
お洒落感やセンスの良さも突出しています。
「天才型料理人」間違いないです、ハイ。

どの料理もオリジナリティが強く、他のお店では真似できない素晴らしい料理の数々。
全体の構成、バランスも素晴らしく、とにかくどの料理も凄く美味い！
ワイフも同感で、ただただ「美味い」と大感激・・・)^o^(
良かったです～(*^_^*)

ジャンルとしては・・・。
京都では珍しく創作系の和食になるのかな・・・。

御主人は、見た目、サッカーの松木安太郎氏的な風貌。
親しみやすく話しかけやすい雰囲気を持った方です。
実際、気を使って話しかけてくれたりもします。
とても感じの良い方。
一見でも十分に楽しい時間を過ごす事が出来ます。
この辺は「イケメンで無口」な梶川の御主人とは違うかな・・・^^;

料理は月替わりのおまかせ。
10000円から18000円。
今回は12000円のコースです。

では、そろそろ料理内容の方に・・・。

＊トウモロコシのムース　
　　　上には富山の白エビ　車エビのジュレがかかっています。
　　　また、焼きトウモロコシ、パウダーがまた良いアクセントとなり、トウモロコシの甘さを引き立ててます。
　　　無茶苦茶美味かったです、そして美しい～。

＊スッポン鍋と白ズイキ
　　　トロトロに煮込まれたスッポン、熱々で激ウマでした！

＊鱧の造り
　　　海ブドウ　おくら　とびこ　塩コブ　自家製しば漬け　等・・・。
　　　複雑すぎて・・・^^;　これだけの食材がケンカせず、まとまってオリジナルの美味しさを醸し出しています。
　　　素晴らしい！ただ、鱧の味はその分、薄いかな・・・。

＊鱧の焼き霜
　　　トマトのジュレ　赤ウニ　紅芯大根　丸いのはオリーブオイルです。
　　　トマジュレと鱧・・・驚きました。合うんですね～。やはり天才料理人です!(^^)!

＊本マグロの握りと鱧の押し寿司
　　　マグロの上に乗っかっている茶色の物体。これがポイント。昆布風味でこんなマグロの握りは初めてです。
　　　鱧寿司も、もちろん美味かったです。

＊八寸　鱧の子　鱧の揚げ物　明石タコ　バイ貝　ゴーヤとクラゲの酢の物　新じゃが芋のエビ寿司　等
　　　笹の葉の中のジャガイモとエビのお寿司には・・・これまた驚きました(^_^;)
　　　苦みの無いゴーヤを食べたのも初めてです^^;
　　　見た目も美しいですし、バランスのとれた八寸でした。

＊琵琶湖の若鮎
　　　上には、キュウリと大根のすりおろし＋蓼酢が乗ってました。
　　　もちろん、頭から全部美味しくいただけます。

＊賀茂なすの油焼き
　　　この料理は凄かったです。茄子を揚げるのではなく焼くという発想。蒸した後焼いているのか、もちろん中も柔らかいです。
　　　油っぽさが無い茄子料理。中には蒸しアワビ、上にはパブリカ。ソースはゴマクリームソース、そしてアワビの肝のソース。
　　　言葉にならない、手間暇がかかった超一流料理・・・いやいや驚きました～。

＊毛ガニ　ふき芋　フルーツトマト
　　　ジュンサイ入りのカニ酢でいただきます。ジュンサイにより酢がまろやかになるんですね・・・。

＊タコ飯　岩モズクの味噌汁　香の物
　　　大き目なタコが入ってました。これは京都らしい炊き込みご飯。普通に美味しかったです。
　　　ただ、一組毎ではないようで、余った分お土産に・・・は、ならなかったです^^;

＊デザート
　　　宮崎マンゴー　マスカット　抹茶アイス　白ワインのジュレ・・・だったかな。
　　　で、黄色い物体。口の中でパチパチと飛び散ります(^_^;)
　　　何でしょう・・・これは・・・。
　　　御主人曰く、遊び心・・・だそうで・・・^^;

もうお腹いっぱいです。
大満足のボンパパ、ならびにボンワイフ。
今回は大成功でした!(^^)!

最後に御主人から伺った話を少々・・・。
場所が中心地から離れているので、コスパと味で勝負してみえるとの事。
物価の高い京都であって京都ではないほどの高コスパ・・・間違いないですね。
おまけにサービス料も無しですし・・・。
他、遅くまでお店を開いている事もあり、地元のお医者様が多く利用されてみえるようです。

確かに、この辺は観光客は少なめ・・・。
ですが、これだけの素晴らしいお店、京都でもなかなか出会えないと思います。
他県の方々も是非一度お試しを・・・。

帰りは、御主人自ら玄関外までお見送りして下さいました。
ワタクシ的には、全てにおいて満点に近いお店。

またまた京都の素晴らしさを実感です。
京都には良いお店があり過ぎですよ・・・^^;

御馳走様でした。