食べログGOLDおめでとうございます✨春の木山を味わう♬ : 木山

ギリギリ、蟹のコースもあり、選べますとの事でしたが、
今回は春を味わいたくて、通常のおまかせでお願いしました！

ふるまい酒は天縁。
乳酸菌のような後味？何だか不思議な味わいでした。
　
お酒はもちろん日本酒で！
１杯目は喜楽長。半合でお願いしえます。
ほぼ甘さは感じない、スッキリ辛口。

１品目からふぐの白子！
シャリを炊く時にも白子を使っているとかで、濃厚･･･
ふぐ白子はタレ焼きに。
わらびがハート型にあしらわれているのにキュンっとする♡
口に入れた瞬間はタレの味が強いかな？って思うんですが、
白子が割れて絡んだ瞬間にちょうど良くなる！
食感で入れてある蓮根もいいアクセント＾＾

蕗の薹のすりながし、上に乗っているのはほしこ。
中には新じゃが＋このわたの饅頭。
蕗の薹の大人な苦味と、新じゃがのホワッとした甘みが絡み合います。

卯の花和えにはつぶ貝と赤貝。
赤貝がすごく美味しい！
主人ははつぶ貝派で好みが分かれました(笑)
あと、シャクシャクとした食感の長芋？の卯の花和えが美味しい！

お出汁の準備の為、鰹節が目の前で削られています。
そして、食べ比べ。
木山さんでは３種類使用しています。
まずは一年物の荒節、フレッシュさがある。
二年物の本枯れ節は燻製を強く感じる。
最後は鮪節、華やかな香りと味わい。

引き立ての鰹節をブレンドし、お出汁を取っていきます。
一気にお出汁のいい香りが立ち込める！！
そして出来立てのお出汁を味見させてくれます。
スッキリしつつも後味が綺麗に香る～✨

そのお出汁に味を付け、お椀が完成。
上の透明のものは板わらび(わらび餅)！
明石の鯛の真丈は中に帆立、春キャベツで包み、
何とも美しく風情のある姿に✨
鯛のみだと淡白になりがちだけど、帆立が旨味を足してくれる！！

次のお酒は福井県　一本木。
１杯目の喜楽長より甘みはあるかな？
でも辛口ですっきりめ。
木山さんはかなりすっきりな辛口がお好みと見た！←

少し前に豪快に捌かれていたアカザエビが登場！
アカザエビはシンプルに焼かれていて半生のホワホワ食感。
香りが良くて、甘さも引き立ち、美味しい〜♡
雲丹が乗っている巻物は、ひらめときゅうりを錦糸卵で巻いたもの。
手が込んでいて、見た目にも美しい。
紫蘇の花が散らされ、煎り酒で軽く味付け、あしらいはうぐいす菜だったかな？
華やかな一品°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

のどぐろには辛味大根。
実は辛味大根がめちゃくちゃ苦手･･･辛くて食べられないんです(汗)
大丈夫かな･･･と、一口食べたら･･･
めちゃくちゃ美味しい(ﾟдﾟ)！
辛み大根には梅肉を絡めてあり、これが結構甘いのかな？
私の苦手な辛味がまろやかになっている。
脂の乗ったのどぐろも良かったのですが、何よりも辛味大根と梅肉が最高！！
そして、添えてある薬味も美味しい。
こごみ・うるい・せり・茗荷。

お次はからすみ餅。
料理が始まる前に、「別料金で追加になりますが」と確認されたもの。
多分、全員、追加してました(笑)
たっぷりとからすみが入り、手でむしゃむしゃ食べてしまう。

そしてお酒が止まりません。
お次は五(ファイブ)。
Zに見えたけど、漢字の五でファイブと読むらしい。
この日飲んだ中で一番スッキリ！
甘さ皆無の辛口！！

お蕎麦はとろろと山葵の茎。
のど越しも良く、さっぱりと！

油物は花うど、アスパラガス、蛤。
春らしいラインナップ。
蛤のこんな断面初めて見た(笑)
蛤は意外なタレの味で食べてちょっとびっくり！

車海老が乗ったおひたしのようなもの。
車海老をどかすと、ぜんまいが巻かれた湯葉が綺麗～✨
甘めのお出汁が美味しい！
ぜんまいクせやえぐみもなく、美味しい！　
海老もいい香り♡

そして、お楽しみの〆の時間です( ´艸｀)♬
まぁ、かなり満腹なんですが、内容を聞くまでもなく、
全部食べるの一択！！
この日は４種類、ヒガンフグの雑炊、白魚の卵とじ丼、
ヨコワマグロ(鮪の稚魚)の漬け丼、そして定番の鰹節とじゃこの卵かけご飯。
量が選べるのだが、少量と伝え忘れて、焦った。
でも、完食( ´艸｀)
どれもこれも美味しいんだよなぁ･･･
何より、米がいい。
つやっつやで、みずみずしくてミネラル感があって･･･たまらん！

いちごは滋賀のやよい姫。
めちゃくちゃ美味しい♡♡♡
ジューシーみずみずしくて酸味は控えめで、とっても甘い！！
めちゃくちゃ大粒で一粒でも満足度がある。

最後はむかごの饅頭というのか？
あと、抹茶。

今年、食べログアワードGOLDとなった木山さん。
ずっと好きでしたが、さすがです✨
しかし、常に進化し続け、快進撃は止まりませんでした！
次はどの季節に伺おうか･･･
とにかく、楽しみなお店です＾＾

2回目の訪問で、日曜日のお昼に伺いました。
この手のお店で日曜営業は少ないので非常にありがたい。

この日の席はカウンターど真ん中(♡♡)!!
木山さんがよく見える‼︎のはありがたいのですが、何か緊張しちゃう(笑)

まずは振舞酒。天縁。
杯を持ち、注いでもらう瞬間に「まさか松茸ですか？！」。
ネイルに松茸描いたのを気付かれたー(´⊙ω⊙`)
普段、ネイルとか気にしてないそうですが、食材だから反応してしまったらしいです(笑)
ある意味、職業病ですね！
あぁ…きっとこれで変な客認定かなら…それでも覚えてもらえたらいっか♡←

さてさて、乾杯からもちろん日本酒で。
福島県会津の宮泉。
旨味がすごい！美味しい！

1皿目は新物のいくらの蒸し寿司。
刻んだゆべしが入ってますとの説明があったけど、
え？いくらとご飯にゆべし？！と、自分の耳を疑った。
しかし、本当に入っていたのだ。
新物のいくらは醤油漬けではなく、淡い塩味。
これをゆべしの甘さが引き立てている。
最近、塩のいくらによく遭遇するのだが流行なのか？
それとも時期的なもの？

お次は銀杏すりながしに北海道のつぶ貝、そして小芋が隠れている。
すりながしはとろりとしているのだが、これは固めたりはしておらず、銀杏のでんぷん質でとろみがつくんだって。
銀杏の苦味があるが、つぶ貝と食べると気にならなくなり、小芋が入ると甘みすら感じる。
この変化が面白い！

続くは琵琶湖の天然鰻、どんこ椎茸、焼きなす。
上には何とか芋のすりおろしにこのわたを混ぜたものがもったりと乗っている。
どんこ椎茸は干し椎茸が一般的だが、これは珍しい生なんだって。
それを炙り、おひたしみたいにして添えられてます。
鰻、椎茸、芋、なすの食感・旨味が複雑に絡み合うお皿。

お造りは甘鯛ともみじ鯛。
煎り酒とお醤油で。
同じ鯛でも、色や香り、食感が全然違うのね。
こんな風に食べ比べが出来たからこそ、違いが分かって楽しい♪

木山名物？お出汁の時間です♡
1年あらぶし
2年ほんがらぶし
まぐろ
この3種類を食べ比べさせてもらった後は、3種類ブレンドして取った1番出汁が振る舞われる。
お出汁取ってる時点で香りがふわってきて満たされる気分。
そして口に含むと、何の味付けもしていないんだけど、
めちゃくちゃ美味しいのよね。

そしてこのお出汁で完成されたのが松茸と車海老の御碗。
松茸は岩手産。
車海老の赤が映える華やかなお椀✨

焼き物はめぬけをレアで。
万願寺唐辛子をすりながしにして唐辛子、麹を混ぜ込んだソースと、水茄子の昆布締めが添えてある。
めぬけは歯応えしっかり、すりながしの味が面白くて美味しい。

次のお酒をお願いすると、3種類出してきてくれた♪
うーん、どれにしようか悩む。
女子っぽいピンクのラベル、春鹿に。
さっぱりだけど飲み口がまろやかでふくよかで美味しい◎

毛蟹にはとんぶり、柿、春菊、もう１つ何だっけ( ；∀；)？を重ねて。
天ぷらはクエと天然の舞茸(かなり珍しい！半天然が多いんだって)。
舞茸、香りがすごい！
クエは身が詰まってて旨味もあって美味しい。
脂は控えめに感じだからかな？
蜂蜜だったかな？甘いタレが少しかかってるの。
いわもずくの塩気がいい塩梅プラス。

京都牛(平井さんの作る平井牛)は冬瓜を添えて。
脂が上品でしつこくなく美味しい♪(´ε｀ )

ここから怒涛の〆。
ご飯もの4種類(鯖寿司、鱧フライ卵とじ丼、鰤漬け丼、じゃこご飯)に、麺1種類。
もちろん全部！！！
(しかし、弱気の極小で。)

鯖寿司は一切れを更に半分にカット。
大好物だから本当はもっと食べたいけれど、続く〆に備え、グッとこらえ、味わう。

そう言えば、鱧の骨切りしてたけど、まさかここで出てくるとは！
しかも、フライだなんて。
卵とじ丼とは言っていたが、ご飯の上にトロトロ卵、そして揚げたての鱧が乗っているような構図だった。

鰤漬け丼、あぁ、本当は丼いっぱい食べたいのです。
ご飯ラストはじゃこご飯。
卵乗せますか？ってもちろんお願いしますとも！！
じゃこがあんなにギザギザというか、針のむしろ状態なのに何でこの卵黄割れないの？って不思議に思う。

本当に本当にこれで〆！
鱧ラーメン。
超半熟のゆで卵♡
塩ラーメンとは違うんだけど、鱧のお出汁がきいていて美味しい◎
とっても上品✨

生姜、きなこ、和三盆の焼き菓子。
スペインのポルボロンという焼き菓子を日本風にして作った物なんだって。稲穂の形になってるよ！
はじめは和三盆ときなこの味なんだけど、後から生姜が舌を痺れさせる！

ラフランスの生搾り。
めちゃくちゃ濃い。
砂糖とかは入れておらず、本来の甘さや香りが楽しめる。

最後、ふと思い出す。
ローストビーフ切ってたよね？
あれは何だったんだ…
〆物の説明の時にもそう言えば、ローストビーフの話はでやかったな。
1万のお昼コースの方のメニュー？
ちなみにお隣のお客さんがローストビーフリクエストしたら丼で出してくれてたのでお願いすれば、出してくれる模様。
しかし、もう1mmも入る余地なく、お腹いっぱいだったので泣く泣く諦めました( ；∀；)

次は1万の方にしてみようかなと思うのですが、
そうすると、2万のコースの料理を見て、きっと後悔するのでしょう。
どうしても欲張りたくなってしまうのです。
京都はたまにしか来れないから欲張ってもいいよね？
自分に言い聞かせるのでした(笑)

木山さんの料理は時々、和食にそれ使うんですか？！みたいな食材だったり、薬味(香辛料)や素材の組み合わせがあり、面白い。
結構、攻めてるなーと思うけれど、変に奇抜にはならず、上手くまとまっているからすごい、
今後の進化がますます楽しみな京都の名店です。

春に訪れたものを投稿出来ていなかったので、かなりタイムラグあるが、投稿。
この日は初訪問。
席に着いて、他のお客さんが入ってきた時にふと見ると、まさかの知り合い！！
京都で東京の知人に遭遇って(笑)
運命感じちゃう。

お昼は10,000円のコースだが、夜と同じ20,000円のコースもお願いできるとの事。
せっかくなので20,000円のコースに。
お品書きをメモっているが、記憶が遠すぎて詳細な味とかは覚えていない･･･
ただ、衝撃を受ける程、美味しかった事だけは確か。
なので、詳細な感想はないが、お品書きを書き連ねる。

いきなりの黒鮑！
お餅と松の実。

根セロリのすりながし。
羅臼うに、白魚、卵豆腐。

鰹節は一年物のフレッシュで酸味がある物と、
2年もので燻製の香り、カビ、水分吸い上げてコクが増したもの、
まぐろ節は上品な味わい。
この3種類を食べ比べさせてくれた。

そしてお出汁を取り、飲ませてくれるのだが、塩等の味付けはなし。
そのままでも非常に美味しく、香りも良し◎
甘みも感じた✨

あぶらめ、片栗菜、胡麻、山葵和え。
歯応えが良く、味わいは淡白だけど、胡麻がコクを出してくれる♬

御碗は赤貝、たいらぎ貝、ほっき貝、うるいの貝三昧！！
お出汁が甘い･･･貝も甘い･･･
たいらぎ貝は焼いてあり、それぞれ、食感が違い、それがまた良し◎
カンボジアの胡椒が散らしてあるんだけど、和食に胡椒？！って思うじゃないですか？
これが、華やかな香りですごくいいんです！！
全然、変わった事してるなんて感なくて、まとまってしまう。

天然の鯛を編み込んでラビオリのようにしたもの。
見た目も綺麗で可愛いし、中には石鯛の白子が包まれているという！！
白子は一度さっと炊いてあるという、とにかく手の込んだ繊細なお皿。
これが激うまなんですよ･･･
あと、添えてある山菜がハート型なのもときめいた♡

北海道きんきの木の芽焼き。
甘くてジューシーで美味しい！
麹で和えたこごみが添えてある。　

おしのぎはいいだこ、車海老の酢味噌和え。
いいだこの卵が散らしてあり、この食感が面白い。

稚鮎・筍・たらのめの天麩羅。
筍がみずみずしい。
鮎は苦いけど、爽やかに消えてく味わいが素晴らしい。

白甘鯛、ホワイトアスパラ、せり、ふきのとう。
春全開な一品。
黒七味がまたいい仕事をしている。　

〆は何と5種類！！
好きなものを選べるけど、もうここは全部！！
食べなきゃ後悔すると思って(笑´∀｀)

うなたま丼
蟹茶漬け　松葉蟹
穴子寿司
まぐろ漬け丼
じゃこご飯

どれも美味しい。
量も調整してくれるので一口ずつとかに出来るので
無理してでも全部食べるべきだ！！

ブラッドオレンジのジュースは驚く程、甘い！！！
柑橘系の酸味や苦みとか一切なく、いちごみたい。
ミニドラ焼きと抹茶で〆。

この時は神戸・大阪・京都と何軒か回ったが、本当に美味しくて絶対また来ると、心に決めた。