エルメなモーニング(京都(4)) : ザ・ロビーラウンジ ザ・リッツ・カールトン京都

2016年6月　初訪☆

ピエールエルメのクロワッサン。一度いただいて以来、そのおいしさの虜になった。
でも、いただける場所が限られているのでなかなか会えないもどかしさ。
京都のリッツカールトンではエルメのクロワッサンがいただけるのだけど
うーん。リッツか・・・。
宿泊するにはお財布にブリザードが吹き付けてしまいマンモス登場なんてことになってしまうので
エルメのクロワッサンに会いに、ちょっとリッチなモーニングをいただきにリッツに訪問してみた。

今回の京都旅行の宿泊先は祇園界隈だったので、リッツまでは徒歩で向かった。
6月だというのに朝からかなり日差しが強く、歩いているだけで汗がじんわり。
しばし歩くと、鴨川沿いに佇む風情ある外観が見えてくる。リッツだ。
エントランスからひとたび入ると、アロマのいい香りとひんやりとした空気感に包まれる。
にこやかに出迎えてくれたホテルマンに案内されテーブルへ。
ふかふかのソファー席からはグリーンが見えて日差しがキラキラとまぶしい。
ファブリック類もシックでモダン。最低限に流れるクラシックBGM。

さて、いただいたのはアメリカンブレックファースト(4,882円)。
・ピエールエルメパリよりヨーグルト、フルーツサラダ
・卵料理(ハム、ソーセージ、ベーコン、温野菜付き)
・ジュース(オレンジ、グレープフルーツ、アップルのいずれか)
・ピエールエルメパリセレクションよりヴィエノワズリー、もしくはその他パンより3種
・コーヒーもしくは紅茶

というような構成。

卵料理なしのコンチネンタルブレックファーストも選択肢にあったのだけれども
ホテルモーニングを楽しむひとつの指標として
クロワッサンとフレッシュジュース、そして卵料理と個人的に勝手に決めている(笑)
なので、卵料理が入ったアメリカンブレックファーストをいただいた。

まずはピエールエルメのヨーグルト。
イスパハンコンフィチュールが入った滑らかなヨーグルト。
ライチやローズ、ラズベリーの甘みのバランスがとてもいい。
上品な甘さですごくおいしい～。
フルーツサラダはマンゴーやオレンジ、ラズベリーやブルーベリーにハーブを添えて。

そしてオムレツ。
ふっくらとしたオムレツは中はとろっと。味付けは塩と胡椒で軽めに。
卵が濃厚。添えられているのは、厚切りのベーコン、ジューシーなソーセージにハム。
野菜類もソテーしてあるものとボイルしたものとにわかれてる。
個人的にはもう少し中身がとろろん、としたほうがツボかな。

そしてそして、お待ちかねのヴィエノワズリー。
もちろん選んだのは、エルメのクロワッサン、イスパハンクロワッサンにヘーゼルナッツとシトロンのパン。
都内で食べたタイプよりやや小ぶり、ころんとまぁるいフォルムがキュート。
温かくはないのだけれども、やっぱりさっくさく、中はふんわり・もっちりでとってもおいしい。
バターの風味も主張しすぎていなくってバランスがとてもいいクロワッサン。やっぱりおいしいなぁ。
そして、イスパハンクロワッサン。イスパハンコンフィチュールを中に入れて上からもイスパハンをトッピングしたスイートなクロワッサン。
コンフィチュールを入れているせいか、ノーマルクロワッサンよりも生地がもっちり。
そしてとても華やか。こちらもすごくおいしい。
そして新作というヘーゼルナッツとシトロンのパン。
ビス生地にヘーゼルナッツクリームを練りこんで焼き上げシトロンで香りづけ。
どっしり重量感あるパンなのだけど、これもまたおいしい。
あぁ、エルメのパンはどれもおいしいなぁ。

オレンジジュースはまぁ、ふつうかな。
でも、紅茶はすごく種類が豊富(15種類くらいあったかも？)で選ぶのに迷ってしまうけど
こういうのは楽しい。いただいたのは、マンダリンオリエンタルオリジナルブレンド。
すっきりとしていて朝食でいただくには最適なタイプ。

とても空いていたのでついついゆっくりしてしまった。
その間、ホテルの方が「ピエールエルメのレシピ本」を見せてくださったのだけども
色彩豊かな心がわくわくするようなデザートがたくさん、見ていてとても楽しい気分になった。

朝食をいただいたラウンジは、京都の町家建築特有の明るさと暗さのコントラストを取り入れているということで
なるほどなるほど、確かに2つのコントラストを感じさせるつくりになっている。
ラグジュアリーで、朝からとっても優雅な気分になれるし、エルメのヨーグルトやヴィエノワズリーもとってもおいしい。
オムレツは正直そこまでツボではなかったので、次回はコンチネンタルでいいかな。


ごちそうさまでした～

おひとり様度・・・★★★
迷子レベル・・・・★☆☆
りぴ度・・・・・・★★★