常連になりたい : 飯田

《再訪》2017年5月初旬

京都旅行2日目の夜、大阪のお友だちと私たち夫婦の3人で
こちらのお店に伺いました。

昨年10月に「5月は、毎年ほぼ同じお料理です」と
大将から聞き、前回感動したお料理をもう一度いただこうと、
京都行きが決まってすぐ予約しました。

一足先に着いていたお友だちと、「お久しぶり！」とビールで乾杯。
前回同様、鰻の八幡巻きも稚鮎の炭火焼きも牛鍋も、
みんなすばらしく、感激しました。
女将さんの接客も天下一品。笑みを絶やさずステキです。

食通のお友だちもとっても喜んでくれました。
次回は蟹の季節に伺ってみたいものです。

《再訪》2016年10月末

京都に着いたその日の夜、こちらのお店を訪ねました。
前回とっても気に入ったので、京都旅行が決まってすぐ予約。
「10月末だから丹波の松茸はないかもしれないって……」と、
予約時に残念そうにしていた夫でしたが、
今年は松茸の出足が遅かったそうで、無事、ありつくことができました。

「今年いちばんの松茸です」と、大きな松茸を手に胸を張るご主人。
わぁ、本当だ。容姿端麗でとっても立派。大きさは15㎝以上あるかしら。
手に取るとズッシリ重く、独特の清々しい香り。もう、ウットリです。
その松茸を、ピカピカ輝く包丁でスパッと切ると、断面は密度充ち満ち。
丁寧に、注意深く、松茸を焼くご主人に見入っていたら、
「あっ、あれぇ〜。お久しぶりです」と夫。
夫の知り合いの方かしらと、着いたばかりのお客さまをチラリ。
「えっ、えぇ〜、うっそ〜！！」
またまた偶然。京都の大好きなお店で、
年上のお友だちご夫妻とバッタリ会うなんて嬉しすぎです。
ご主人を囲んで、5人で話が弾み、
よりいっそう、おいしく楽しい、思い出に残る夜になりました。

年上のお友だちご夫妻と、今度は東京で会いましょうと約束し、
ご主人と女将さんに見送られて大満足でお店をあとに。
「楽しかったね〜。焼き松茸おいしかった〜」と話しながら歩いていると、
「○○さ〜ん、○○さ〜ん、待ってくださ〜い」と、ご主人が走ってきます。
私たちが忘れてきたおみやげの松茸ご飯を持って、
下駄（！）のまま、全速力で追いかけてきてくれました。

翌朝、その松茸ご飯をいただきました。
お店でいただいた炊きたてももちろんおいしかったけれど、
よりいっそうおいしく感じました。
来春、新緑の頃にでも、また伺いたいなぁ。

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2016年5月初旬

常連になりたい

京都旅行1日目の夜に、こちらのお店に伺いました。
以前から、お店の前は何度か通っていて、
良い雰囲気のお店だなぁと思っていました。
今回、食いしん坊の夫から、こちらのお店を予約したと聞き、
さっそく検索してみたら、おぉ、マイレビュアーさんたちが
高評価しているお店でした。

ワクワクしながらお店の引き戸を開けると、
和服姿の素敵な女将さんが……。
最近、改装したばかりだという、
雰囲気のあるカウンター席に案内していただきました。
座席の間隔もゆったりしていて、寛げますね。

この日いただいたお料理
うすい豆の葛豆腐
鮮やかな緑色がきれい。
豆の味もしっかりしています。
この一品で、こちらのお店の虜になりました。
食前酒（生姜酒）
鯉とヨモギ麺のお椀
身が締まっていて臭みがない鯉。
澄んだお出汁もいい味ですねぇ。
お刺身／明石のアブラメ、クレソンのお浸し
和歌山のケンケンガツオ
行者ニンニク、辛子、醤油で。
八寸／粽寿司、空豆など
鯛の粽寿司。きれいに作ってあって、感激！
こんなに美しい粽、初めて見ました。
鰻の八幡巻き
カウンター内で、炭火でジックリ焼いています。
焼きたてで表面がパリパリ。牛蒡はホックリと柔らか。
ご主人が3年かけて完成させたという絶品。
稚鮎
串刺しにした稚鮎。まだピチピチ跳ねて元気一杯。
5cmくらいの稚鮎を炭火焼きにして、
木の芽酢でサッパリといただきます。
スッポンの煮こごり
牛鍋
花山椒と蕨を添えて。
柔らかくておいしいお肉。
少しあまったお出汁に溶き卵を加え、ご飯とともに。
これまた絶品。
食事／ご飯、香の物
水菓子／ミカン、サクランボ、キャラメルアイス
甘味／焼き柏餅
香ばしくて、おいしかったです。
アイスも柏餅もご主人の手作りだそう。
お薄

この日いただいたお酒
ビール　中瓶
鄙願
「甘くなく、辛くなく、主張し過ぎず……」という注文に、
女将さんが勧めてくれたのがこれ。私好み。ど真ん中でした。

こちらのお店は撮影禁止です。
メモと記憶を頼りに書いたので、
お料理のヌケも間違いもあると思いますが、
お料理の味はもちろん、器類との相性や
女将さんの接客もすばらしく、初めて伺ったのに居心地満点。
最後まで寛いで過ごすことができました。
大好きな京都で、またまた素敵なお店を見つけてしまいました。