この時期の鯖は特に絶品！ : 末廣

【2022年11月 再訪】

朝からの京都食べ歩きもそろそろ終焉です。あとは帰りの新幹線で末廣で購入した鯖寿司を食べるのみ(^_^)
ちなみに赤垣屋で〆鯖でなく鯛を選んだのは鯖寿司を帰りの新幹線で食べる用に確保していたからでもあります。
鯖寿司に合わせる日本酒も京都駅内の土産コーナーで確保。名古屋を通過した辺りでいそいそと頂きました。

・鯖の棒鮨六切れ 2376円
日持ちは本日中なので購入→即食いです。１本丸ごとだと流石に多すぎるのでハーフサイズにしています。
鯖に脂が乗ってくるこの時期に購入したのは初めてですが流石に素晴らしい脂乗りです。肉厚でブリブリ^ｍ^
濃口醤油がついていますが使わなくてもシャリに出汁の味わいがほんのりついていてそのままでめちゃ旨です。
京都には鯖寿司の店が沢山ありますがその中で末廣はかなり割高です。でも味わいはやっぱり断トツですね～

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【最後に】
京都らしくて手頃なグルメとして私がオススメなのが和菓子とこの鯖寿司。中でも末廣は最高峰だと思います。
通年で購入出来ますが鯖に脂がのってくる秋口から冬にかけての鯖寿司が格別です。今が旬ってやつですね(^_^)
本日のお勘定は〆て2376円。ご馳走様でした。

【総評】
京都市役所前駅から寺町通を北上して徒歩5分ほど。天保年間(1831-1845年)創業という京寿司の老舗です。
京都寿司のれん会(※)にも名を連ねるこちらでは、さばずし・箱ずし・子鯛ずしといった代表的な京寿司を一通り楽しめます。
今回はさばずし・穴子箱ずし・えび巻きを頂きましたが、いずれも素材の良さと手間暇の確かさを感じる逸品でした(^_^)
テイクアウトで楽しむのも良いですが、なんとも渋く趣のある店舗で頂くと味わいは一層深まりますよ～
※京都寿司のれん会のHP
http://kyoto-sushi.jp/index.php

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お店は小物や茶器等のお店が多く集まる寺町通の一角にあります。建物は相当古いですが清廉で凛とした佇まい(^_^)
店内は2人掛けテーブルが3つと席数は少なくかなり手狭ですが、立派な石畳で木板の壁が渋い光沢を放っています。
訪問したのは平日の昼時ですが先客はなく、調理のご主人とお母さん(多分)のお二人で切り盛りしていました。

メニューはさばずし・箱ずし・おいなりさん等、京寿司の定番が一通り並んでいます。冬場はむしずしも登場する模様。
店内滞在中にいなりずしを慣れた感じでテイクアウトしていく人がいましたが、持ち帰りの方が多い店かもしれません。
2人で訪問した今回は人気のさばずしとあなご箱寿司にえび巻を注文。昼からビールも頂いちゃいましょう^m^

・鯖寿し
夏場ですが鯖はかなり肉厚です。白昆布から透けて見えるメタリックな模様が何とも美しいですね(^_^)
濃いめの醤油をチョイと付けて頂くと、鯖は脂乗りも上々でブリブリ弾力ある素晴らしい食感。シャリとの馴染みも良好。
〆加減も強すぎず浅すぎず絶妙な加減でレアな風合いを残してあるのも好み。この鯖寿司かなり旨いです。

・あなご箱寿司
使っているのは焼き穴子。シャリの真ん中に海苔を挟んでいます。よくある甘辛の椎茸とかは入っていません。
頬張った瞬間に穴子の風味がドスッと舌に乗っかってきます。香りも良くストレートに穴子を食わせる寿司です。
椎茸や昆布を咬ませて調和で食べさせるタイプとは全く違う穴子そのものな味わいがかなりツボでした^m^

・えび巻
しっとり仕上がった海老の周りにご飯を薄く纏わせています。なので食べると海老がかなり主張してきます(^_^)
シンプルですがこれも穴子同様に主役が何なのかがはっきりした海苔巻です。チョイと摘む感じがまた良いんです。

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【最後に】
ここの寿司は手間暇かけた素材の良さを直球で前面に押し出している感じです。なるほど、これも良いなあ(^_^)
趣あるお店の雰囲気も素晴らしいし寿司も極上。昼間からイイ感じで飲食いさせていただきました。大満足です。
本日のお勘定は2人で4450円。1人2000円ちょっとで京都の雰囲気と美味しい食事が楽しめるのはかなり良いですね。
ご馳走様でした。