観光地ならではの賑わいでしょうか！？ : スプリングバレーブルワリー 京都

日本も、やっとこさ「自醸」という文化というか、免許の緩和なのかクラフトビールをよく目に・
口にするようになりましたね。※海外では、低アルなら、各家庭でも自醸されていますもんね！

今回は、知り合いからの紹介店へ訪問。京都でもおそらく「外せないであろう」錦糸市場を抜け
横道にそれた好立地の場所にある、京都の古民家をリノベーションした歴史を感じさせる店頭。
横幅が非常に長く、黒の統一と照明の配置から夜には重厚感を感じました。外からも店内設置の
醸造タンクの様子が見える様になっておりました。こういった演出は、期待度が増しますね！！

さて、おのおのが好みのクラフトビールで乾杯の後、頂いたお料理は

「自家製豆腐のスモーク」味噌漬けの豆腐を燻製にしてあり、山椒の実が削られておりました。
全てのお料理にペアリングが表示されている点や、メニューの魅せ方は非常に良心的に感じたが
この料理自体の価格は。。。いった印象でした。自家製の手間や、豆腐自体に濃厚さや深み、更に
うま味等を売りにされているのかな！？ビールとの相性という部分も小生的には、やや。。。也。

「京都YOSANO　IPA」
お料理も待つ事もなく、単体で旨みや香りのあるクラフトビールの特徴かな。連れがオーダー。
与謝野産のホップと醸造家が厳選した世界中のホップを組み合わせ作られたSVB京都さんの
オリジナルビールとの事。泡が無く、泡ゼロ注ぎという香りを楽しんで貰う為の注ぎ方との事。
逆に酸化が早く風味が損なわれる印象もあるが、確かに香りは鼻腔にダイレクトに入ってくる。
こちらは、アルコール度数７％としっかりと重みのあるクラフトビールでした。　
当日飲めるSVBオリジナルが４種類ありましたが、この日は、印象に残る様なクラフトビールには
出会えませんでしたね。。。使用ホップ、材料にはこだわりを感じました。国産ホップ使用の
「MURAKAMI　SEVEN」や「京都産コシヒカリ」使用等、、、オリジナルのグラスも鳥獣戯画に
似た取り皿もかわいかったです。

「大山鶏と黒キアヌの京タブレ～柚子胡椒ドレ～」
女性を意識されてか？スーパーフードも取入れたメニューですね。キヌアは食べ慣れていないのか
どうしても、パサパサ感が否めないが、大山鶏が低温で調理されており、しっとり感が程よく一緒
に食べれば丁度良かったです。口中のプチプチ感が徐々にクセになってくる素材ですね！（笑）


「京野菜のもろみバーニャカウダ」
価格だけを見れば少し高いかなぁと感じましたが、実際に運ばれてきたメニューは納得の質と量。
一番美味しく見た目も華やかでした。人参1/3本、たまねぎ1/4個がグリルされており、人参は
縦に1/3本カットされただけで豪快に並べてありましたのでボリューム感の演出も◎。
水菜も長いままに並べられており、大小のバランスと彩りが綺麗な盛り付けでした。
野菜の美味しさもありましたが、ソースが濃厚でニンニクも程よく、ソースの仕上げが☆逸品☆
美味しかったです。もろみや麴といった類のものは、日本人の味覚に合った、和洋中関係なく料理
に深みを与えるなと改めて感じました。

「京都ポークのソーセージ3種盛り～自家製キャベツの和ピクルス添え～」
至ってシンプルなソーセージの盛り合わせでした。。。京都ポークの良さが。。。
正直、味わいや、風味に印象に残るものが少なかったかなぁ。。。添え物の「和ピクルス」は
酸味の効いたキャベツの浅漬け。こちらの方が肴になり、クラフトＢとチビチビ頂きました（笑）

「LAVA ROCK　GRILL　肉盛り3種 」
メインにふさわしいお料理でした！Tボーンステーキ500ℊはインパクトもあり、3種、5種の
肉盛り合わせから、今回は3種の肉盛りをオーダーしました。①リブアイステーキ・「チョイス」
ランクの牛肉を使用との事でしたが、肉肉しさを感じながら、フラフトを頬張る。口福也☆　　　
②丹波地鶏の手羽先・サイズも程よく、旨味が閉じこもった焼き加減も◎。黒七味、塩加減も
小生好み（ちょい薄め）で、素材自体の旨味や香りを楽しめました。ここで、また一口ＣＢ
（※ＣＢ＝クラフトビール也）③京丹波高原スペアリブ　サイズは大きく食べ応えありました。
西京味噌漬けにしてあり、味は濃厚で美味しかったのですが、ややボリューム過多気味（凄汗）。
店員さんに聞くと、LABA　ROCK　GRILL　＝　溶岩石で焼くという事らしいです。

「釜揚げしらす・九条ねぎ・焦がしバター醤油ピッツァ」
しらすがたっぷり乗っており、焦がしバター醤油は辛くもなく適度に振りかけられており
淡白なしらすの相性が良かったです。ピッツァってお腹が膨らんでしまい、ピッツエリア以外では
あまりオーダーしないが、クリスピータイプのピザで、サクサクっと何枚でも食べられる軽さが◎

「４９６×GALAXY　HOP」
分かりにくいメニューだったのですが、このメニューを頼むと作っている所を見学出来るとの事。
体験型メニューとなっておりました。ホップなどのスパイスをインフューザーに入れる所や
そこに圧力をかけている状況と説明、実際に素材が入っているインフューザーのハンドルを
オーダーしたお客様が上下させたりと、、出来上がっているビールにスパイスを足したタイプの
出来立てを飲めるというもので３分程度の説明を受けながらビールを注いで頂きました。
※数量限定との事です。このオリジナルビールは、なかなかなインパクトでした！！

客層が若い女性から、カップル、現役を引かれたご老人まで幅広い客層が見受けられました。
所々、仕掛けが見られ、インフューザーポンプを使った見学メニューや、コースターの裏が
どんなクラフトビールを飲んでみたいかのアンケート用紙になっていたり、日本の四季を意識した
四季折々のクラフトビール、SVBオリジナルグッズの物販であったりと練られ構成された工場兼
お土産や兼レストラン、多くの京都産の素材（お野菜・お肉はじめ）を取り入れていらっしゃる
点でも『観光地』ならではの賑わいを感じた、今後各観光地でもオープンしそうなお店でした。