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怒涛の松茸天国、魚の手当も印象的でした
久しぶりの訪問、劇的進化に驚愕!
2年ぶりに富小路を歩きました。
以前は自分で予約を取って訪問していましたが、予約が1年以上の待ちとなる超人気店のため、自分で予約を取ることは諦めてしまいました。
今回はお食事会のお声掛けを賜り、参加させて頂きました。
幹事さま、諸事のご連絡をありがとうございました。
m(_ _)m
さて、久しぶりのやま岸さん。
お出汁のキレや炭火焼きの火入れの素晴らしさは以前と同様でしたが、魚の仕入れと手当てが劇的に変化していました。
例えば鱧は兵庫県淡路島産で水深?mのモノを指定(?mは企業秘密)して仕入れているそう。
これって釣り師的には当たり前のことで、餌と生息環境で魚は味わいが変わる。
①餌が豊かなこと②海底の砂が軟らかいことが大切で、餌は身の味わいに影響し、砂の軟らかさは皮の軟らかさに影響します。
砂に潜るから砂が硬いと皮も硬く強くなるからです。
メイタガレイ(正式名:真子鰈)は食べた感じは鮮度を活かした1日寝かせで旨みは2~3日寝かせに匹敵かなと思いましたが、当日〆で寝かせ無しでした。
以前は魚屋さんからサクで買っていたそうですが、今は生きた魚を買いお店で放血神経〆をされているそうです。
当日〆で短時間の寝かせでコリ感を落ち着かせて旨みを引き出すというのもかなり難しい。
時間経過を加速させるのは、温度と湿度の管理がポイントなんだろうな。と推測。
2年の月日を進化に繋げているご様子は、やはり超一流の料理人ならではと感銘を受けました。
今回はおまかせコース(税込38,500円)を頂きました。
写真に解説を付けています。
ご馳走さまでした。
お料理メニュー
①食前酒 澤屋まつもと
②炭火炙り鳥貝、新蓮根の餅米粥掛け、紫蘇の花掛け
③朝摘み賀茂茄子のオランダ煮、摺り自然薯と刻みおくらの陰陽掛け
④鱧の湯引き、梅おろし、黄韮添え
⑤炭火炙り赤甘鯛と葛素麺、炙り半生バチコ添え、利尻昆布&鰹節出汁のお椀
⑥メイタガレイ(正式名:真子鰈)(当日〆)
⑦アカイカ(正式名:剣先烏賊)(当日〆)
⑧炭火焼き大鰻の白焼き、牛蒡天麩羅載せ、京野菜大葉和え
⑨蓴菜の餡掛け梅茶碗蒸し
⑩炭火焼き朝獲れ鮎、鬼もずくのトマト酢和え
⑪赤雲丹のウニドック
⑫胡瓜、蓮芋、万願寺唐辛子、湯葉の胡麻酢和え
⑬鴨のそぼろ&実山椒入り百合根饅頭
⑭白ご飯(煮えばな)
⑮本紅鮭と玉蜀黍の炊き込みご飯
⑯ご飯のお供(榎茸、ちりめんじゃこ、明太子)
⑰冷製煎茶
⑱蛍籠の紫陽花饅頭
⑲マンゴー 太陽の卵、ライム
⑳お抹茶
○お水
お店の地下50mから汲み上げた地下水
冬の京都を頂きました♪
午前中は小春日和だったのですが、徐々に曇って風も出て京都らしい寒さに。(^_^;)
予約時間まで少し時間があり錦市場で京野菜のお店を眺めつつ、春野菜のお勉強。(笑)
予約時間の15分前にお店に到着。
随分前になりますが、お世話になっているお方をお誘いして、この日の予約をしてお伺いしました。
ナガカッタゼ。('~`;)
外観
表札と暖簾のみ、それを照らすレトロな外灯。
シンプルな佇まい。
エントランス
外の世界から切り離された美味しい世界への通り道、足元の灯りで土壁の凹凸が浮き彫りになり、光の陰影を使って京都の町屋らしさを演出しています。
中に入ると白木のカウンター。
通常は10席ほどのお席、今日は11席と目一杯。(笑)
和やかにお話をしつつスタートしました。
お料理は、おまかせ20,000円(税別)のみ。
では、本日のメニューです。
(01)蕪の霙餡、雲子とふきのとう
(02)鯖へしこ餅、平貝入り
(03)鯨のコロと粟麩の茶碗蒸し
(04)虎河豚のお造り、白子餡掛け
(05)松葉蟹のじゃぶじゃぶ、白味噌仕立て
(06)松葉蟹の蟹味噌和え
焙烙八寸
(07)のれそれの海鼠腸掛け
(08)玉子カステラ
(09)煮車海老
(10)太巻き
(11)煮人参
(12)煮南瓜
(13)黒海鼠
(14)?菜(聞き忘れ)(法蓮草かしら?)
(15)太刀魚の白葱載せ焼き、牛蒡のたたき
(16)鯖棒寿司
(17)蝦夷馬糞雲丹の手巻き寿司
(18)シラウオと浜防風菜とうるいの酢のもの
(19)炭火焼き虎河豚白子、煮淀大根、煮蕨
(20)にえばな
(21)ご飯のお供(えのき、じゃこ、明太子)
(22)焼き鰯
(23)蓮根餅とお抹茶
お水
お店の地下50mから汲み上げた地下水。
お酒
①麒麟 ラガービール
②澤屋まつもと 純米(京都)
③喜楽長 辛口純米酒(滋賀)
お会計は29,800円。
京都の伝統を押さえつつ、遊び心満載の懐石料理。
以前、伺った時よりも明らかに御弟子さんが増えています。
随分、人が増えたんですねと尋ねたところ、4月に二条でお鍋屋さんを開店するのと香港でも日本料理店をお出しになる準備をされているそうです。
いやはや飛ぶ鳥を落とす勢いに圧倒された宴でもありました。
ご馳走さまでした。
京都の伝統を押さえつつ、遊び心満載の懐石料理。
幸運にも冨小路やま岸さんにお伺いする機会を得ました。
外観
表札と暖簾のみ、それを照らすレトロな外灯。
シンプルな佇まい。
エントランス
外の世界から切り離された美味しい世界への通り道、足元の灯りで土壁の凹凸が浮き彫りになり、光の陰影を使って京都の町屋らしさを演出しています。
中に入ると白木のカウンター。
10席ほどのお席。
スタート前の時間、大将の物腰の柔らかい話ぶり、的確な所作、期待が高まります。
① 雌ズワイガニ(こっぺ蟹・福井県)・真鱈の白子(雲子)、外子入り酢ジュレ
まず、酢ジュレだけ、口に含みます。
淡い甘みが拡がり、これだけでビールが進みます。(嬉)
柔らかな甘さの蟹の脚、ややコクのある蟹身、ほのかな塩味と旨みの内子と白子の濃厚な旨さ、そこに外子入り酢ジュレを掛ける。
「うひゃぁ♪」とボソッと小さく独り言。
堪りませんわ。
② スッポンの出汁の飯蒸し、紫雲丹(兵庫県淡路・由良)・松茸(和歌山県みなべ)・銀杏・零余子(むかご)入り
出汁の旨味、強い松茸の香り、零余子のシャキシャキ食感、銀杏の山の幸、今年初ものの紫雲丹の甘みが合わさり想像以上のウマさ。
③ 茶碗蒸し。鯖のヘシコと利尻昆布の出汁のみ(具無し)
そりゃ、濃いお出汁が出ますよ。
熱々でハフハフ。o(^o^)o
④ 鰤(石川県氷見)の刺身、小鰯(山口県)を乗せて
鰤が鰯を追いかけてるイメージで創作されたそう、遊び心が感じられますね♪
ごっつい脂のりの鰤を大きくザクザク山盛り。
濃厚ですね!口溶けも凄い!
炙りが一切れでは足りない!(>_<")
小鰯も芳ばしくて良い状態の魚です。
山葵醤油と、玉葱たっぷりの醤油で。
勿体無いないけど1/3は山葵だけで頂きました。
ここで日本酒にチェンジ。
銘柄はおまかせ。
「招得酒造 京乃辛口」
⑤ クエ(大分県)と蓮蒸しの椀
蓮根を擦ったもので山、クエを平野、刻んだ白葱は雪景色。
水墨画の世界が拡がります。
蓮根は甘く、白葱は薫り豊か。
まさかの大分県産のクエ、珍しい!
五島列島よりも穏やかな海で育ったからでしょうか、優しい脂のりかなぁ。
⑥ 山ウズラ(飼育)と栗(兵庫県丹波)そして和三盆、杉八寸盆
山うずらは炭火焼きで芳ばしい、地鶏などよりも濃厚で、滋味深い。
和栗は和三盆の優しい甘さが加わり、超上質な栗きんとんみたい。
⑦ 松茸(和歌山県みなべ)と太刀魚(兵庫県淡路)のフライ
フライになっても松茸は薫り高いですね♪
もう松茸はほぼ最終かしら。
太刀魚はフライになってホクホク。
山椒入り醤油でもお塩でも美味しい!
太刀魚は脂がのり始め、産卵期に向けて小魚や同種食いが激しくなり、これから脂がどんどんとのり、魚体が紫がかった銀色に輝きます。
○薬味
塩、山椒入り醤油。
ここで銘柄チェンジ。
銘柄はおまかせ。
「松瀬酒造 松の司」
⑧ 蕪(京都府)蒸し、利尻昆布の出汁
蕪は瑞々しい。柚子皮の削りを添えて
利尻昆布の上品なお出汁に蕪の甘みが引き出されてます。
⑨ 雌ズワイガニ(こっぱ蟹・福井県)寿司
蟹の脚、本体、内子、外子が混ぜられたお鮨。
蟹まるごと味わえます♪
⑩ 馬糞雲丹(北海道)の手巻き寿司
雲丹をたっぷり乗せて巻く。
海苔の香りも良いです♪
旨みたっぷり雲丹エクレア!
⑪ 鰆(兵庫県淡路)炭火焼き
生でも絶対美味しい鰆をあえて焼く。
芳しい炭火焼きの薫り、素晴らしい脂ののり。真ん中は半熟、感涙しそう。(TдT)
⑫ ご飯(長野県)
少量ずつ、おかわり。
ご飯の友、タラコ・シラス・エノキダケ。
1杯目はお供3種を交互に。
今日は鮪も有りました!(嬉)
2杯目は大トロ、中トロ、赤身、何とも贅沢。
3杯目は究極の全部乗せ。(笑)
うまニッシモ!
⑬ 代白柿、ライム
柿の橙色とライムのクリアな緑色が好対照で、現代美術のよう。
代白柿(渋柿)を中身をトロトロに熟させつつも、形を留める絶妙な堅さを残してある極甘な逸品です。
最初に柿を頂いて、後半はライムを絞って爽やかさを加えると更に甘さが際立ちます。
○お水
お店の地下50mから汲み上げた地下水。
京都の伝統を押さえつつ、遊び心満載の懐石料理。
しかも抜群に美味しい!
幸せな時間でした♪
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ふひと@広島
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ふひと@広島さんの他のお店の口コミ
オレゴン(銀山町、胡町、稲荷町 / 喫茶店)
コグマ食堂(土橋、小網町、十日市町 / 居酒屋、焼肉)
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OUR BREWING TAPROOM(福井、福井、福井城址大名町 / ビアバー)
店名 |
富小路 やま岸(とみのこうじやまぎし)
|
---|---|
受賞・選出歴 |
2024年Silver受賞店
The Tabelog Award 2024 Silver 受賞店
2023年Silver受賞店
The Tabelog Award 2023 Silver 受賞店
2022年Silver受賞店
The Tabelog Award 2022 Silver 受賞店
2021年Silver受賞店
The Tabelog Award 2021 Silver 受賞店
2020年Gold受賞店
The Tabelog Award 2020 Gold 受賞店
2019年Silver受賞店
The Tabelog Award 2019 Silver 受賞店
2018年Silver受賞店
The Tabelog Award 2018 Silver 受賞店
2017年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2017 Bronze 受賞店
日本料理 百名店 2023 選出店
食べログ 日本料理 WEST 百名店 2023 選出店
日本料理 百名店 2021 選出店
食べログ 日本料理 WEST 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | 日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
075-708-7865 |
予約可否 |
完全予約制 |
住所 | |
交通手段 |
車 電車 京都河原町駅から478m |
営業時間 |
|
予算 |
¥60,000~¥79,999 |
予算(口コミ集計) |
¥80,000~¥99,999
¥60,000~¥79,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners、VISA) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
10席 (カウンター10席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 隣にコインパーキング有り |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
|
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
ホームページ | |
オープン日 |
2015年10月4日 |
備考 | |
初投稿者 |
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自分では予約が取れない「富小路やま岸」さん、天の声を頂き馳せ参じました。
貴重なお席をありがとうございます。
m(_ _)m
やま岸さんと言えば、
「富小路やま岸」さん(懐石)【2015年創業】
「二条やま岸」さん(鍋懐石)【2019年開業】
「呑小路やま岸」さん(居酒屋)【2022年開業】
と今やハイレベルな料理店グループを形成。
しかも「富小路やま岸」さんは平日3回転、土日は日によって4回転と大変な忙しさ。
それなのに1年ぶりに訪問したら、魚の手当レベルがまた上がっている!( ̄□ ̄;)
1年の月日を進化に繋げているご様子は、やはり超一流の料理人ならではと感銘を受けました。
いつ研究しているのでしょう?
山岸大将の体力たるや超人の如し。
お出汁のキレや炭火焼きの火入れの素晴らしさは以前と同様でしたが、魚の手当てはまたまた進化していました。
前回のレビューでは鱧について長々と書きましたが、今回は真鯛について。
真鯛の産卵期は春~初夏、旬は秋~晩冬。
まさに旬となった真鯛、実は雌の真鯛はこの時期が一番良いのです。
脂がのって旨みが増しているにも関わらず、その旨みの質が穏やかで繊細なのが特徴。
そんな味わいがしたので多分「雌」かな?と思いつつ頂きました。
お伺いするのを忘れてしまったので真実は謎のままですけど。
今回の真鯛、断面が軟らかくて微妙に白濁、内側は活かってコリッ感があったので当日〆だと思ったのですが、まさか30分前とは。
塩脱水して旨みを凝縮しているのかもしれませんね。
当日〆の30分寝かせで活かったコリ感を落ち着かせつつ旨みを引き出すのは相当難しい。
時間経過を加速させるのは、塩脱水に加え、温度と湿度の管理がポイントなんだろうか?と推測。
いやぁ~、③品名の炭火焼き秋鰆の盛り付けの美しさも素敵でしたが、やっぱり真鯛の絶妙で繊細な手当もまた芸術でした。
お料理+お酒を合わせてお会計は64,800円也。
写真に解説を付けています。
ご馳走さまでした。
お料理
①松茸の飯蒸し、百合根入り、削り青柚子皮を振って
②湯引き鱧、湯葉、千切り茗荷載せ、水出し白味噌仕立て
③皮目を炭火炙りした秋鰆、菊花&穂紫蘇載せ、海苔添え
④松茸&毛蟹真薯、利尻昆布と3種節(血合い抜き鮪節&鰹本枯節&鰹荒節)出汁のお椀
⑤真鯛
⑥剣先烏賊
⑦炭火炙り叺
⑧丹波栗の渋皮煮の白和え掛け、削り青柚子皮を振って
⑨炭火焼き白甘鯛、ホイル焼き松茸載せ
⑩焚き海老芋
⑪赤雲丹素麺
⑫花弁茸&榎茸の出汁和え、〆鯖&モロヘイヤのお浸し載せ、生姜添え
⑬焚き小蕪と鶉つくね、九条葱&あけがらし添え【ご飯のお供】
⑭蒸らし松茸入りにえばな
⑮松茸の佃煮
⑯松茸の炊き込みご飯
⑰焼き無花果
⑱丹波栗の松風
飲み物
①焙じ茶
②抹茶
お酒
①サッポロ黒ラベル(瓶ビール、サッポロビール)
②東洋美人 大吟醸酒未来(山口)
③會津宮泉 純米酒 火入(福島)
④喜久泉 吟冠 吟醸酒(青森)
⑤〆張鶴 純 純米吟醸酒(新潟)
⑥古伊万里 前 垂直落下式 純米吟醸(佐賀)