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京都のユニークなカウンター割烹。独自の料理哲学を持つ大将。その料理へのあくなき向上心に触れる
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ファイブペンギンズ
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ファイブペンギンズさんの他のお店の口コミ
店名 |
ユキフラン佐藤
|
---|---|
ジャンル | 日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
075-531-3778 |
予約可否 |
完全予約制 貸切についてはご相談下さい。 |
住所 | |
交通手段 |
京阪本線 祇園四条駅 徒歩5分 祇園四条駅から402m |
営業時間 |
|
予算 |
¥20,000~¥29,999 |
予算(口コミ集計) |
¥20,000~¥29,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners、VISA、Master) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
6席 (カウンター席のみ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキング有り |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
お子様連れ |
子供可 |
公式アカウント | |
オープン日 |
2013年8月1日 |
備考 | |
お店のPR |
【京都祇園】カウンター越しに躍動する店主の技術。五感で楽しむ幸せな時間をこだわりの空間で。
京都・近畿内を中心に厳選し仕入れた食材を使用。お召し上がり頂くお料理の中で一品でもお客様の心・記憶に残るよう、定番メニューしかり季節ごとのメニュー等は予約時の確認によって食材・料理法などを考えながら組み立てます。店内はカウンター8席のみの落ち着いた空間。料理を美しく引立たせる器や小物は、店主が買い揃えた骨董や現代作家の陶磁器・漆器・ガラスなど。こだわりの器で演出される料理を心ゆくまでご堪能下さい。 |
初投稿者 |
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京都祇園にあるカウンター割烹の日本料理店。その名前を聞いたときスペイン料理のお店のようなネーミングと思いました。後で聞くと大将のお母様の名前から取っているとのこと。純日本的発想でした。
前知識なくこのお店にディナーを頂きに行って、はっきりいって私は驚きました。これほどインパクトのあるお店は少ないからです。
その夜は2組4名のゲストが最大7席ほどのカウンターにゆったり座ります。目の前で繰り広げられる大将1人だけの調理風景を眺めながらのディナータイムです。もっとゲストが多い時はアシスタントさんが付くそうです。
18時開始で22時30分終了と4時間半の長丁場。ワンオペの大将はマイペースで全力投球。こだわりの料理を1つずつ作り上げていきます。
お任せコース11皿
★ホタルイカの卵とじ
ワラビ、ウド、行者にんにく、柚子の花びらなど
★蕗と鶏のささ身、きらず和え
きらずとはおからのこと
★近喜さんのひろうすに白魚を巻き付けてカラリと揚げ、白味噌仕立てのお碗に。空豆と青柚子を載せて
近喜さんは京都でも有名な美味しいお豆腐やさんです。
このお碗は忘れられない美味しさでした!
★軽く焼いた牛肉、おろしを添えて
★蛤とアスパラのおじや
いくらでも食べられそうなさっぱりした美味しさです。
★白甘鯛の湯引き
カタクリ、コゴミ、セリなどの山菜を添えて。わさびも効いています。
★有機ほうれん草を炭火で焼いて味付けしたフグに火を入れて混ぜ、柑橘入りのおろしを添えて
★タケノコと鯉の中華風
山椒も効いて味付けは濃いめ。そのせいか鯉の臭みも全く感じません。
★シオデという山菜とつぶ貝、お揚げの胡麻和え
★煮え花の炊き込みご飯に鯛の身を載せて
リゾットのような良い出汁が効いています。
★クレープにリンゴジャム、木の芽、バターを巻いて。バターが少し多すぎて濃厚だったけれど、デザートが手抜きのない1品なのも嬉しいところ。
岐阜県出身で東京の大学を出たという大将の佐藤氏は今年44才。このお店を開いて10年になるそうです。ディナーのみのオープンとはいえ、朝からずっと仕入れや仕込みをして、ゲストが来てからも最低4時間の調理と接客です。それを1人でこなすのは並大抵のことではないでしょう。
でも料理へのあくなき向上心があるせいか、以前の料理よりももっと美味しいものを目指したいという気持ちがわかります。そして料理は1品1品ももちろんのこと、全体の流れのバランスも大切にしているのもよくわかりました。
そして見映えより料理の内容重視です。実は割烹着の下がカラフルな短パンなのもご愛敬。そんなことを気にするお客さんには料理の美味しさで納得させる意気込みです。
ワインが苦手な大将はグラスで頼んだ私たちに、2杯目違うワインを頼んだらお断りされました。
「うちはそういうワインをポンポン開けるタイプの店じゃないんで」とズバリ。ゲストにもはっきり物を言う方なのです。初めて行って事情を知らないゲストは面食らうので、優しく言って欲しかったですが、その説明でやっとわかりました。
この店はワインを飲むゲストは多くなくて、ワインを飲む人はボトルで開けなくてはダメみたいです。少ししか飲めない私たちはワイン以外を頼む方が無難でした。
あくまでも自分のやり方を通していく大将のことを奇人、変人だと呼ぶ人もいるようです。
でも私は大将の信念がしっかりしていて料理作りの姿勢にも確固たるものがあるから、大将にはなんの揺るぎも感じませんでした。
基本お喋り好きではなさそうですが、料理のことを質問すると誠実で丁寧な答えが返ってきます。きっと、いつも料理のことばかり考えておられるのだと感心しました。
これからも独自の料理哲学を貫いていってほしいと願っています。