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にこみ 鈴や|Logbook
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katka(かてぃか)
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店名 |
移転
にこみ 鈴や
|
---|---|
ジャンル | 居酒屋、牛料理 |
住所 | |
交通手段 |
阪急京都線烏丸駅より徒歩7分 烏丸駅から252m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード不可 |
席数 |
12席 (カウンターのみ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
ホームページ | |
オープン日 |
2010年5月24日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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強い雨もすっかりあがった
酒で体も温まり
歩く速度にも勢いが出る
このお店をはじめ知ったのは
たしか料理雑誌の京都特集だった
お漬物の美味しいお店で紹介されたのが目にとまる
その後自分が贔屓にしているブロガーさんの紹介もあり行ってみようと思い立つ
場所を調べたら街の中心部
その店はひっそりと佇んでいた
周りのビルなどお構いないように
からから戸を開き店に入り
偶然一席空いていて滑り込むように座る
スタッフがおでんのメニューを見せてくれた
旅先のおでんを楽しみにしている僕のことを分かってくれてるみたいに
酒は福岡の独楽蔵(こまぐら)純米を注文
燗も薦められたが飲みつけない燗は節度を失いそうで怖い
だから飲みつけた常温にした
有次で仕立てたおでん鍋だろうか
とても設えの良い鍋に見える
鍋に浮いている具材は意外なほど少ない
注文を受けてから暖めるのが京都のスタイルなのだろう
平てんは揚げかまぼこ
いとこんと共にすぐ供される
関西のおでんを食べて「おつゆが少ない」と思うことが多い
だしを大切にして具材を楽しんでもらおうというという文化なのだろうか
「関東炊き」というが「田楽」を発祥とするおでんに近い形をとっているのかもしれない
たこは刺身用の茹蛸を下ゆでししておいたものを汁に入れて温めた感じ
切って供され口に入れると歯ごたえが残っている
この調理法だからここではとろりと柔らかい半熟の煮玉子を供された
煮玉子を作る過程で出汁につけ、それを温めたのだろう
蕎麦猪口の中で崩れる玉子はだしと絡まりソース状になってまったりと舌に絡まった
僕の隣に座っていたのは知的な感じのする女性だった
ステージの事等を話していたと思う
黒板のメニューを見て迷っている僕はその人の注文を聞きミノポン酢を相乗りすることにした
知らない店では他人の注文が貴重な情報源
その人は「美味しいよ」そういって笑った
ミノぽん酢はミノにオクラが入ってつるっとしていてこりこりの歯ごたえ
人気メニューというのもうなずける楽しい食感
アフリカ原産の野菜と内臓の組み合わせが京都らしくないようだがふさわしく感じる
僕らの知っている「典型的な京都」
生活している人たちの「自分たちの京都」
そこには溝があってそちら側に一歩近づいた気がした
〆に煮込みやの看板であろうもつ煮込みを注文
酒もお代わりした
みそ味でほんのり甘く程よい脂の残しもあってとろりとしている
口に含めばふわふわと煮込んだやさしい舌触り
いつの間にか初めての店という気構えが薄らぎ
心の波が凪いだ
店の造りもさることながら「ほっこり」という表現がぴたりとあてはまる
右隣の男性が〆にカレーを注文しいて
ぼくも・・・そういいたかった
結局ホテルのチェックインをしていないことを思い出し
後ろ髪を惹かれながら会計を済ませる
「典型的な京都」から冒険したくなった時
またこの店の戸を開けることにしよう
そして彼らの京都を楽しもうと思う