京都を代表するはんなりパティスリー : パティスリーエス

11月末　京都旅行３日目。
「ル・プチメック 御池」で昼食後、次の目的地「嵐山」へ向かう前に、夜スイーツ確保のためパティスリーへ
訪れたのは京都ケーキランキング1位の「パティスリーエス」！　得点も4点近くと期待の高まるパティスリーです。

京都四条駅から徒歩数分のアクセスの良い場所にあり、宿泊先からも近くて便利でした。
休日のお昼に訪問。
有名店にしてはマンションの１Ｆ？に構える控えめな店舗。
お店の看板も控えなので、お店を前にしても最初は気づかなかったです。

店内は入って右手がショーケース、奥はカウンターのイートインと横長の店内でした。
そして、休日の訪問でしたが、京都の１位のお店にしてはそれほど混んでなく、ぽつぽつと入れ替わりお客さんが訪れる程度。前日に伺った「グルニエドール」の方が混んでいる印象でしたね。

売り切れのケーキもちらほらありましたが、出来上がり次第、順次補充されている模様で、
有名店に良くある、午後にはショーケーキが空っぽ状態になることはなさそうです。

ケーキは狭い店内に反して２０種類近くと多く、
オーソドックスなサントノーレ、ミルフィーユ、シュー、ショコラ系を始め、季節物のモンブランやタルトなど幅広く取り揃えています。
商品説明を読むと、お酒を使ったケーキが多いみたいで、
マッカランを使ったミルフィーユなんて興味深いケーキもありました。

どれも目移りしてしまうケーキで、普段だったらガッツリ買うところですが、今は旅行中。。
なので4個に絞ることにしました。
スペシャリテを聞くと、特に決まったものはなく季節のケーキがオススメになるとのこと。
それでは、と季節物のモンブランに柿のタルトを中心に4個購入しました。

以下、レビューになります。
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■モンブラン（630円）★4.0
　丹波産の和栗を使ったモンブラン。丹波産の和栗は私は初めてかもしれません。
　マロンクリーム、シャンティ、メレンゲのオーソドックスな構成

　マロンクリームはガツンと濃厚な栗を感じつつも、どこか優しさを兼ね備えた繊細な味わい。
　なので食べ疲れしません。

　そして、土台のメレンゲは、買ってから時間が経っているのにも関わらずザクザク感は失われず、
　栗とクリームと合わせて心地よい食感が楽しめました。

　この前のグルニエドールでは利平栗のモンブランを頂きましたが、
　利平栗はほんのりと栗の風味の余韻がいつまでも続くのに対し、丹波栗は圧倒的な栗の力強さを味わえます。

■エス（580円）★3.9
　店名を冠したケーキ。スペシャリテだと思いましたが違うようです。
　フロマージュブランのムースに土台はレモンの生地、中にフランボワーズ？とグレープフルーツのジュレ。

　口どけの良いフロマージュムースに、ジュレとレモンの酸味でキリッと引き締めた後、
　ジュレのグレープフルーツが後味に効いてきて、これが酸味の角を取り全体を優しくまとめ上げます。

■ノクターン（580円）★3.8]
　フランス産クリームチーズにスパイスの効いた生地。イチジク、赤ワイン、カシスのシャンティの構成。

　トップのクリームチーズがとても濃厚で、これだけでチーズケーキになってしまうぐらいでした。
　そのクリームに、赤ワイン、カシス、イチジクのシャンティで、香り高い風味を加えた後、
　後味にスパイスの香りが抜け、何とも不思議な余韻を感じさせます。

■柿のタルト（600円）★3.0
　太秋柿がたっぷりのった秋らしいタルト。見た目に惹かれて購入しました。

　トップのシャンティクリームにはシナモンが効かせてあり、タルトにもコニャックが香ります。
　しかし、メインの柿の風味が弱く、水っぽくて、シナモンとコニャックに完全に負けてしまっていましたね
　あえてタルトにしなくても良かったかな？との印象でした。
　ちょっとタイミングが悪かったですかね～。これは失敗。
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今回の訪問で４種類頂きましたが、
色々な組み合わせに挑戦しているケーキが多く、どんな味になるのか興味深い品が多かったです。
ちょっと一度では判断できないお店ですね。
今回食べた以外にも、面白そうな組み合わせのケーキもあったので、今後も伺ってみたいと思います。

そして、ケーキを無事確保した後は嵐山の「大覚寺」へ
渡月橋周辺は大混雑でしたが、少し離れた大覚寺は人も少なく、紅葉の色付きも良くゆっくりと見学できました。

Camera：
　　Fujifilm X-T20
　　OM-D E-M10 Mark II
Lens：
　　Voigtlander NOKTON classic 35mm F1.4
　　Fujinon XF 10-24mm F4 R OIS
　　LUMIX G X VARIO 35-100mm F2.8