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緒方
（おがた）The Tabelog Award 2024 Silver 受賞店
食べログ 日本料理 WEST 百名店 2023 選出店
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真夏の京都を五感すべてで感じる『緒方』の至高味わい。
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◎日本料理の名店『緒方』。
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◎鱧切りをする緒方大将。
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◎カウンター席8席。
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◎ミシュランガイドで二つ星の『緒方』
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◎カウンター席の入り口。
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◎瓶ビールで乾杯！
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◆赤雲丹（熊本・天草）と塩ご飯
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◆蒸し鮑と摘み湯葉の椀物
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☆日本酒 ◎雪先花 純米大吟醸（新潟県村上市・大洋酒造）
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◎緒方さんは、京料理の名門「和久傳」で総料理長を務めていた。
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◆エゾイシカゲ貝（宮城・陸前高田）の刺身
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◎エゾイシカゲ貝は希少で、かなり高価な貝。とり貝より甘味があって美味い。
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◆鱧の油落としと鱧笛。活鱧を熱い油で落としにした鱧は格別な味わい。
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◆鱧の肝煮
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◎飛露喜 大吟醸 生詰 （福島県会津坂下町廣木酒造本店）
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◆鮎一夜干し（島根・高津川）。鮎の内臓の塩辛うるかを塗って炭火焼きにしている。
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◆鮎うるか
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◆鰻の筒焼き（琵琶湖）オクラの天ぷら
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◎賀茂茄子を炭火焼きにして皮は真っ黒に。。。
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◎ 賀茂茄子をカットしていく。
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◎賀茂茄子の炭火焼きはアツアツホクホクで旨味がたっぷり。
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◎玉川 純米吟醸 Ice Breaker（京都府京丹後市・木下酒造）
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◎鱧切りした鱧と黄韮をしゃぶしゃぶしていく。
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◎鱧（淡路島）しゃぶ。酢醤油と山椒オイル
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◎黄ニラ（岡山）のしゃぶしゃぶ
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☆枝豆ご飯
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◆漬け物 ☆胡瓜、茄子、切り干し大根
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☆鮎の土鍋ご飯
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☆スッポン出汁ラーメン
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◎スッポンの旨い出汁に麺が絡んで美味い❗️
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◎緑茶
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◆蓮根の葛きり
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◎ご馳走さまでした。最高の料理の数々でした❗️
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京都『緒方』の間人蟹尽くしの至高の味わい。
京都烏丸に近い四条通りから辻子を少し入ると、「ミシュランガイドで二つ星」の京懐石の名店『緒方』がある。
店主は緒方さんは、京料理の名門「和久傳」で総料理長を務め、2008年に『緒方』をオープンさせた。ずっと京都の店でトップクラスの人気を誇り予約至難のお店である。
店内はとても端正な佇まいで、坪庭が見えるカウンター8席と個室がある。
今夜はカウンター越しに緒方さんと会話を楽しみながら、幻の蟹とも称される「間人蟹」を堪能させて頂き、最上な至福の時間を過ごす事が出来ました。感謝です。
【季節のおまかせコース】
＊味わいなどのコメントは写真に記載。
＊蟹は「間人(たいざ)漁港」（京丹後市丹後町）の間人蟹
◆間人蟹のセコ蟹の衣揚げ
◆掘川ごぼうと大かぶらの椀物
◆本鮪（新潟・佐渡島）のルイベ
◆雲子（岩手・宮古）ポン酢
◆間人蟹の炭火焼き
☆蟹胴体、蟹脚、
◆間人蟹の蟹酒
◆間人蟹の湯引き
☆蟹爪
◆間人蟹の蟹味噌と蟹脚
◆海老芋の煮物（大阪・富田林）
◆香の物
◆ご飯物
☆やいと鰹丼（長崎・五島列島）
☆牡蠣フライ丼（北海道・サロマ湖）
☆鯖寿司の海苔巻き
☆十割蕎麦（茨城常陸太田）
◆甘味
☆代白柿
■飲み物
☆瓶ビール（サッポロ 生 黒ラベル ）
☆シャンパン
◎ Les Robarts Millesime Blanc de Blancs Grand Cru Extra-Brut 2013（仏・シャンパーニュ）
☆赤ワイン
◎ Chateau Latour Les Forts de Latour（仏・ボルドー）
☆日本酒
◎松の司 純米吟醸（滋賀県竜王町・松瀬酒造）
◉今年は年末に向かってズワイ蟹は高騰を続け大変な様子でしたが、最高の間人蟹を用意してくれていました。
緒方さんの料理は、素材が持つ良さを最大限に引き出しシンプルながら深みがある独創的な料理を食べさせてくれる。
今夜も最高の料理でした。
いつも帰る際にタクシーがいる四条通りに出るまでずっとお見送り頂きありがとうございます。
次回は春の花山椒の季節に伺います
ご馳走さまでした。
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◎京都烏丸に近い四条通りから、辻子を少し入ると『緒方』がらある。
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◎幻の蟹とも称される「間人蟹」。カニ漁は５隻の小型底曳網漁船のみで操業している。
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◎坪庭が見えるカウンター席は8席。
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◎ミシュランガイド京都で二つ星を取り続けている。
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◎店内の通路。京風情を感じる。
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◎お弟子さんの太田さんが「間人蟹」を披露。
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◎サッポロ 生 黒ラベル で喉を潤す。
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◎シャンパンを頼んだら、緒方さんがいろいろ出して見せてくれた。
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☆シャンパン ◎ Les Robarts Millesime Blanc de Blancs Grand Cru Extra-Brut 2013（仏・シャンパーニュ）
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◆間人蟹のセコ蟹の衣揚げ 銀杏
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◎揚げたての内子と外子の味わいは格別。揚げたセコ蟹を初めて食べた。
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◆掘川ごぼうと大かぶらの椀物
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◎京都鷹峯産の大かぶらを砕いて、堀川ごぼうと合わせいる。昆布と鰹の出汁はいつも格別に美味い。
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◆本鮪（新潟・佐渡島）のルイベ
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◎本鮪のルイベは口の中であっという間に溶けて行く。いつまでも鮪の余韻が残る。
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雲子（岩手・宮古）ポン酢
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◎真鱈の白子の雲子はかき氷の中に入っている。
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◎自家製ポン酢に九条ねぎを刻んで入れている。生の雲子と良く合う。
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☆Chateau Latour Les Forts de Latour（仏・ボルドー）。今夜はクリスマス祝いも兼ねて少し贅沢なワインを開ける。
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◎丹後半島にある「間人(たいざ)漁港」で水揚げされる「間違人蟹」は緑色のタグ。
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◎活きた「間人蟹」を調理していく。
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◆間人蟹の胴体の炭火焼き ◎蟹は甘みもあり、火入れ加減に変化があり美味い。
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◎蟹脚を真剣な眼差しで炭火焼きにしていく緒方さん。
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◎間人蟹の蟹脚の炭火焼き
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◎ズワイ蟹は細い方から太い方に箸を入れると上手く蟹身が剥がれる。
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◆間人蟹の蟹酒の熱燗。日本酒は茨城県の「武勇」
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◎間人蟹の蟹脚の炭火焼き
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◎間人蟹の蟹爪の湯引き
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◎緒方さんが優しく蟹爪を開いてくれた。
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◎花びら状になっているレアな蟹爪は旨味が強く最高の美味さ。
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◎間人蟹の蟹味噌
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◎蟹味噌は濃厚な味わい。
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◎蟹味噌に蟹脚の身を付けて頂く。悶絶級の美味さ。
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◎蟹味噌に日本酒を入れて飲み干す。最高。
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◎松の司 純米吟醸（滋賀県竜王町・松瀬酒造）
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◆海老芋の煮物（大阪・富田林）
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◎利尻の昆布と鰹出汁の中で4時間も煮て作っている。型崩れしていなく綺麗な姿の海老芋は、甘みもあり滋味深い味わい。
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◎香の物
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☆やいと鰹丼（長崎・五島列島）
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☆牡蠣フライ丼（北海道・サロマ湖）
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☆鯖寿司の海苔巻き
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◎『緒方』の鯖寿司は最高の美味さ。
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☆十割蕎麦（茨城常陸太田）
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◎手打ち蕎麦は香りと喉越しが良くて美味い。
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◎代白柿（奈良・西吉野）。とても甘く果肉はゼリー状でとろける。
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◎ご馳走さまでした。最高の晩餐でした。また伺います。
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春爛漫の京都で満喫する『緒方』の至高の味わい。
京都烏丸に近い四条通りから、京都風情のある辻子を少し入ると、京懐石の名店『緒方』がひっそりと佇んでいる。
店主は緒方俊郎氏。京都の老舗旅館「柊屋」で研鑽を積み、京料理の名門「和久傳」で総料理長を務めた後、2008年に『緒方』をオープンさせた。京都で最も予約を取るのが困難なお店の一つとなっている。
店内は情緒ある坪庭が見えるカウンター8席と個室があり、とても端正な佇まいである。
緒方氏はとても人柄が良く、穏やかな表情でいろんな話をしてくれるのでカウンター越しに会話も弾む。
今回は花山椒の季節を迎え、花山椒と牛のしゃぶしゃぶ鍋を食べたくて訪問した。
京都の春に吹く穏やかな春風を、五感すべてで感じられる料理に出会う事ができた。
【季節のおまかせコース】
＊味わいなどのコメントは写真に記載。
◉お料理
■たけのこご飯（京都・塚原産）
■新玉ねぎの椀物（京都産）
■伝助穴子の刺身（兵庫明石産）
■新このわた（京都・宮津産）
■赤貝（山口・光市産）
■平貝（愛知・知多半島）
■黒鮑（京都・間人漁港）
■白子たけのこの出汁（京都・塚原産）
■白子たけのこ煮（京都・塚原産）
■鳴門わかめ（鳴門海峡）
■鰻の八幡巻き（浜名湖産）
■木の芽（愛知産）
■花山椒と佐賀牛のしゃぶしゃぶ鍋
■さば寿司の海苔巻き
■大根と木耳の香の物
■ぐじと紅茶の炊き込みご飯。（山口・萩）
■十割蕎麦（茨城常陸太田）
■甘味 夜桜
■お薄 玉露
■飲み物
★瓶ビール（エビス）
★白ワイン
◎ あさつゆ asatsuyu 2019
（アメリカ・ナパ・ヴァレー）
★日本酒
◎醴泉蘭奢待 大吟醸原酒
（岐阜県養老町 玉泉堂酒造）
◎飛露喜 大吟醸 生詰
（福島県会津坂下町廣木酒造本店）
◉緒方氏の料理は、巧みな技で素材が持つ良さを最大限に引き出し、シンプルながら深みがある料理を食べさせてくれる。緒方氏が繰り出す引き算の料理は、一度食べたら忘れられない味わいと感動を与え多くの食通を魅了している。
帰る際に大将自ら、雨模様にも関わらず、四条通りに出るまでずっとお見送り頂きありがとうございます。
ご馳走さまでした。
次回は8月の鮎の季節に伺います。
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◎『緒方』は烏丸に近い四条通りから一歩入った膏薬辻子（こうやくのずし）沿に佇んでいる。
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◎建物は元呉服屋だった建物を改装し、京風情の趣きがある。
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◎ 店内は坪庭が見えるカウンター8席と個室があり、端正な佇まい。
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◎ ガラス越しに素敵な坪庭が見える。
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◎カウンターに今夜の旬の食材である、京都塚原産の極上物の「白子たけのこ」と山口県光市の特大サイズの「赤貝」が置かれている。
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◎朱色の壁に竹の節であしらわれた天井と栂のカウンターが店内に映える。
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◎エビスビールで乾杯！
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◎始めに緒方氏がお凌ぎとして、たけのこご飯を供していく。
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■たけのこご飯（京都・塚原産） ◎千切りした大根が載せられている。
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☆ 黒漆汁椀。緒方氏は料理の器にも相当なこだわりを持っている料理人である。
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■新玉ねぎの椀物（京都産）。 ◎ 余計な手を加えずに、シンプルに食材の旨味を引き出すのが緒方流。出汁は優しい味わいである。
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☆白ワイン ◎あさつゆ asatsuyu 2019（アメリカ・ナパ・ヴァレー） ・ぶどう品種：ソーヴィニヨン・ブラン91%、セミヨン9% ◎ワイングラスはバカラ。
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◎目の前で、緒方さんが見事な包丁捌きで伝助穴子を捌いていく。
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◎ 伝助穴子は、播磨地方で獲れる300gを超える特大の穴子。 今夜の穴子は兵庫明石産。
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■伝助穴子の刺身（兵庫明石産）とうるい。 ◎ 歯応えも良く、穴子は脂が乗っていて美味い。
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◎伝助穴子はわさびを乗せて醤油で頂く。
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■赤貝（山口・光市産）。
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◎ 赤貝の漁期は9月～6月で、冬から初春の時期が一番美味い。かなり大きな赤貝。
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◎醴泉蘭奢待 大吟醸原酒 （岐阜県養老町 玉泉堂酒造） ・原料米：兵庫県特A地区東条産 山田錦 ・精米歩合：35% ・日本酒度：＋5
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◎新このわたと酢味噌。お好みで刺身に合わせて頂く。
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☆新このわた（京都宮津産） ◎ このわたはナマコの内臓の塩辛。日本三大珍味の一つ。
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■造里 ☆赤貝（山口・光市産） ☆平貝（愛知・知多半島） ☆黒鮑（京都・間人漁港）
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◎知多の平貝は油で表面だけさっと揚げている。このわたに合わせて頂くと美味い。 ◎間人産の黒鮑は三時間かけて蒸している。食感は柔らかく格別な味わい。
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◎赤貝は厚みがあり濃厚な旨味と磯の香りがあり美味い。肝も美味い。土佐酢のジュレはサッパリとして涼感と食欲を誘う。
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◎ 日本一と呼ばれている京都塚原産の「白子たけのこ」。
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◎極上の朝掘りの「白子たけのこ」をカットしていく。
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◎塚原産の「白子たけのこ」は粘土質が強い土を押し分けて成長するため地上に出づらく、太陽の光にも余り触れないので真っ白な筍になる。
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◎「白子たけのこ」の皮をさりげなく飾る。
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■白子たけのこの出汁（京都・塚原産） ◎ たけのこを蒸した水分だけの出汁は、香りと旨味が素晴らしい。
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■白子たけのこ煮（京都・塚原産） ◎食感や柔らかく香りも強く、今まで食べた筍で一番美味い。
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◎大将が残りの出汁に湯通しした「鳴門わかめ」入れていく。
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◎渦潮で有名な鳴門海峡で育った「鳴門わかめ」は強いコシとしなやかさがある。2月〜3月の早春の新わかめが特に美味しいと言われている。
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■鳴門わかめ（鳴門海峡）の新わかめ。 ◎たけのこの出汁に浸かった「新わかめ」は格別の美味さ。
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◎飛露喜 大吟醸 （福島県会津坂下町廣木酒造本店） ・原料米：山田錦 ・精米歩合：40％
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■鰻の八幡巻き（浜名湖産）と木の芽。
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◎ごぼうは滋賀県の吉川ごぼう。 ◎大将から、京都府八幡市がごぼうの産地であり、近くで獲れた鰻を巻いて焼いて食べたのを「八幡巻き」と言うと教えて貰った。
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◎木の芽は和紙に封じ込めた状態で出される。和紙を開けた瞬間に木の芽の良い香りが立ちのぼる。
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◎ 木の芽はミカン科の山椒の若芽。独特の香りとほろ苦さがある。
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◎手のひらで木の芽を叩いて香りを出して、八幡巻きの上に置いて頂く。八幡巻きは手間暇かけた一品。 ◎野洲川の砂地で育つ吉川ごぼうは皮が薄く柔らかい。
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◎奈良県吉野で摘んだ「花山椒」。フレッシュな香りがする。
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◎緒方さんがカウンター越しに花山椒の佐賀牛のしゃぶしゃぶを作っていく。
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◎緒方さんにこの料理のルーツを尋ねたら、「吉兆」創業者の湯木貞一氏が、煮た鳥肉に花山椒を乗せて食べさせたのが始まりで、鳥肉より牛肉へ変えて欲しいとの客の要望で牛肉のしゃぶしゃぶになったと教えてくれた。
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■花山椒と佐賀牛のしゃぶしゃぶ鍋。 ◎いろんな店で花山椒のしゃぶしゃぶを食べたが一番の美味さである。
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◎佐賀牛の上質な肉の旨さとフレッシュな花山椒の強い香りと舌のピリリとした刺激で、春爛漫を五感で感じる事ができる。
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■鯖寿司の海苔巻き。 ◎海苔のパリパリ感と美味すぎる鯖寿司のハーモニーが最高！
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■香の物。 ☆大根と木耳。
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■ぐじと紅茶の炊き込みご飯。 ◎ぐじは山口県萩産。春らしい優しい味わいの炊き込みご飯。
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■十割蕎麦 ◎蕎麦粉は茨城県常陸太田の蕎麦粉を使用。
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◎十割蕎麦は香りと喉越しが良く、美味い手打ち蕎麦である。
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☆甘味 夜桜。 ◎夜に咲く桜の花びらに見立ている。甘さ控えめで上品な和菓子。
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■お薄 玉露。
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◎帰りる際に雨模様だったが、緒方さんが新品の傘を持たせてくれた。お気遣いありがとうございます。 ご馳走さまでした。最高の晩餐でした。
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◎ 祇園の「巽橋」に寄り道。散りゆく桜が郷愁を誘う。
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◎白川は全長9.3キロで比叡山から左京・東山区を流れる川。
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◎ 辰巳神社はそ、祇園の芸妓や舞妓が芸事の上達を願う神として、また商売繁盛の神として信仰されている。
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◎祇園の巽橋付近もコロナ禍で夜の人通りは相変わらず少ない。
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東行晋作
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自家製麺 伊藤（東銀座、銀座、築地市場 / ラーメン、つけ麺）
店舗情報（詳細）
店舗基本情報
| 店名 |
緒方（おがた）
|
|---|---|
| 受賞・選出歴 |
2024年Silver受賞店
The Tabelog Award 2024 Silver 受賞店
2023年Gold受賞店
The Tabelog Award 2023 Gold 受賞店
2022年Gold受賞店
The Tabelog Award 2022 Gold 受賞店
2021年Gold受賞店
The Tabelog Award 2021 Gold 受賞店
2020年Gold受賞店
The Tabelog Award 2020 Gold 受賞店
2019年Gold受賞店
The Tabelog Award 2019 Gold 受賞店
2018年Gold受賞店
The Tabelog Award 2018 Gold 受賞店
2017年Gold受賞店
The Tabelog Award 2017 Gold 受賞店
日本料理 百名店 2023 選出店
食べログ 日本料理 WEST 百名店 2023 選出店
日本料理 百名店 2021 選出店
食べログ 日本料理 WEST 百名店 2021 選出店 |
| ジャンル | 日本料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
075-344-8000 |
| 予約可否 |
完全予約制 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
四条駅（京都市営）から332m |
| 営業時間 |
|
| 予算（口コミ集計） |
￥50,000～￥59,999
￥40,000～￥49,999
|
| 支払い方法 |
カード可 （AMEX、JCB、Diners） |
| サービス料・ チャージ |
サービス料10% |
席・設備
| 席数 |
16席 （カウンター8席、個室1（最大8名まで可）） |
|---|---|
| 個室 |
有 （4人可、6人可、8人可） |
| 貸切 |
可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり、ワインあり、日本酒にこだわる |
|---|---|
| 料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| オープン日 |
2008年 |
| 備考 |
写真はシャッター音を鳴らさない限りOKとの事、撮る前に要確認。 |
| 初投稿者 |
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
店舗情報に誤りを発見された場合には、ご連絡をお願いいたします。お問い合わせフォーム
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京都烏丸からも近い京都風情のある一角に、日本料理の名店『緒方』がある。
ミシュランガイドで二つ星の『緒方』は、京都の日本料理店の中でもトップクラスの人気を誇り、予約至難のお店となっており、多くの食通達を魅了し続けている。
店主の緒方さんの料理は引き算の料理である。巧みな技で旬の最高の食材を余計な手を加えずに、素材が持つ旨さを最大限に引き出し、シンプルかつ深みのある実に美味い料理を食べさせてくれる。
今夜も『緒方』で夏の旬を五感すべてで感じる料理を堪能した。
【立秋のおまかせコース】
◆赤雲丹（熊本・天草）と塩ご飯
◆蒸し鮑と摘み湯葉のお椀
◆エゾイシカゲ貝（宮城・陸前高田）の刺身
◆鱧の油落とし（淡路島）鱧笛
◆鱧の肝煮
◆鮎一夜干し（島根・高津川）
◆鮎うるか
◆鰻の筒焼き（琵琶湖）オクラの天ぷら
◆賀茂茄子の炭火焼き
◆鱧（淡路島）と黄ニラ（岡山）のしゃぶしゃぶ 酢醤油と山椒オイル
◆漬け物
☆胡瓜、茄子、切り干し大根
◆ご飯物
☆枝豆ご飯
☆鮎の土鍋ご飯
☆スッポン出汁ラーメン
◆緑茶
◆蓮根の葛きり
■飲み物
☆瓶ビール（プレミアムモルツ ）
☆日本酒
◎雪先花 純米大吟醸（新潟県村上市・大洋酒造）
◎飛露喜 大吟醸 生詰
（福島県会津坂下町廣木酒造本店）
◎玉川 純米吟醸 Ice Breaker（京都府京丹後市・木下酒造）
◎ハイボール
◉料理の極意とは研究と愛情と真心だと言う著名な料理人がいるが、緒方大将の独創性のある料理は、一度食べたら忘れられない感動を覚える。
帰る際はいつも、四条通りに出るまでずっとお見送り頂きありがとうございます。
ご馳走さまでした。また伺います。