私は前のラーメンのほうが美味しかったと感じました　そして来る度に変わる店の雰囲気 : 恵比朱

2018年2月2日13時半ころ利用

日中は京都市内をブラブラしていました。明日2月3日は節分ですが京都では前日の2日から「節分祭」「節分会」が行う寺社が多いようで、めぼしい寺社はどこも賑やか。今年は「本厄の大厄」なのでこれで完全に厄払いができれば願ったりかなったり。

13時ころに京都駅にいちど戻り昼食にしよう。京都タワーの地下の店を先日の鳥せい 京都タワーサンド店に続き新規開拓しようかなと思ったがラーメンが食べたくなり、ならばあの店に久しぶりに行ってみようかなと思い向かった次第。

まず店先の雰囲気が異なっており「あれ？」と思う。初めて来た時からと比べると店の雰囲気が毎回変わっていることに気づいた。チョコチョコ店を手直ししているということですかね、店内は前回と何も変わってはいませんでした。以前は威勢のいい従業員がいたと記憶しますが、今回は厨房もホールも若い人ばっかりで前回は外国人店員がいたけど今日はいない。席に着くなりランチセットの唐揚げ付き（950円）をオーダー。メニュー表にはライスの大盛りが可能ですとあり、今までは必ず量はどうするか訊かれた記憶があるが確認は無し。まあ普通盛でいいので問題はありませんが…。先客は1人のみで遅い時間とはいえ寂しい、観光客風のオバサンで荷物が多い。

前回は唐揚げがなかなか出てこなかったが、今回はラーメンと同じタイミングでライスと一緒に運ばれました。セットなんだからこうでなくてはいけません。食べログのトップ画面にリニューアルして昆布の出汁が加わり和風薫るラーメンになったとあるのですが味は如何に？

まずビジュアルですが以前は背脂が浮いていたんですが見当たらない、いやあるか？僅かに申し訳なさそうな程度に浮いています。なぜ減らしたのだろう、あれはいいアクセントだったのに。そしてスープをすすりますが

以前のラーメンのほうが美味しいと感じました

前は醤油の風味が効いた豚骨スープで博多のラーメンに似たような雰囲気を感じました。しかし今のスープからはコクが感じられない、昆布だしを加えたことで「京風」を狙ったのかもしれないが、まずくはないのですが非常に大人しい感じになってしまった。どこかでこのようなスープを食したことある感じ、どこだろう…と考えて浮かんだのは名古屋のスガキヤラーメン。スガキヤのスープを丁寧に作った感じといえばわかってもらえるだろうか。繰り返すが私は前のラーメンのほうがよかった。

そして卓上のコショウをふりかけようと思うと見当たらない。あるのは七味唐辛子、前はこんなもの無かった筈で、カウンターの目の前に「一度食べてから試してみて」とある。七味がスープの感じをチェンジしてくれるのかと思ったが「うーん？」という感じ。やっぱりコショウがこのスープに合うと思う。もしかしてこれも「京風」にしただけか？

セットの唐揚げはちょっと揚げすぎな感じもあったが肉汁はあってご飯のおともに合うと思う。しかし特徴がある唐揚げと言う感じでもないし、これだと次回はもう無いかなと。

店先の雰囲気も毎度変わっているし、器も前回は白い深い丼だったが元に戻っていた。そしてスープの変更といい、どうも試行錯誤している感がしてならない。一番最初が一番良かった私でした。観光客風のオバサンは帰り際に「まあ、なんて美味しいの！こんなの初めて」って店員に言ってたが、前の方がもっとよかったと伝えてあげたかった。

2015年7月16日20時半頃利用

京都駅に20時に戻って来て外は雨が全く降ってない。とはいえ嵐の前の静けさって感じです。帰宅前にどこかで食事してしまおうという算段なんですが、京都駅前には入りたくなるような居酒屋は無いし（そもそも大手チェーン系しか見当たらない）、ラーメンと思ったがたかばし周辺の2軒は昼夜構わずに並んでいるし（正直並んでまでは億劫）、七条通のすき家も混んでいた。隣に王将はあるけど昼間岡山で食べたばかりだし「よかったら一杯」とお姉さんが声をかけてきたのは立ち飲み屋。座って飲みたい気分だし、だいたい京都駅前なのに東京新橋とか看板に書いてあった。立ち飲み＝新橋とはなんと安直なネーミング。

裏路地は駅前の旅館街。実は高校の修学旅行ではこの小路の「銀閣」という旅館に宿泊しているんですね。20年以上経っても何一つ変わってない。その小路から折れたところにラーメン店を発見。

恵比朱とかいて「えびす」と読ませるのでしょうか。なかなか大きな店構えだが、食事時間帯なのにそれほど混んでおらずカウンターに空席が見える。店先のメニュー表にもラーメン650円とある。

鶏ガラと豚骨の合わせスープですか。一度入ってみますか。

店に入ると「こんばんは、マイド」って妙にフレンドリーな雰囲気。少なくともたかばし付近の二軒よりはいい感じです。あっちは客が多すぎるゆえ、時には接客のレベルを超えて捌いているだけって感じすらしますから。改めてメニューを見ますとラーメンとチャーシュー丼・餃子・唐揚くらいしか出来ないようで、私的には評価します。あれこれと多いメニューのラーメン屋には辟易します。それでもビールセットはありエビスの生グラスにつまみ3品で700円はリーズナブル。とはいえラーメンと中ライスを選択。ライスは大でも小でも150円均一とあり、初めての店なので量が分からないので中にした次第。

注文から5分もしないでラーメン到着。

たかばしの二軒は黒々としたスープが醤油を全面的に主張していますが、こちらは九州の長浜ラーメンみたいな体裁で脂は結構浮いているうえに背脂も。具は九条ネギとチャーシューとメンマ。スープはというとこれが甘くて旨い。背脂の甘味旨みが十二分に出ていて、やはり長浜ラーメンに近い味わいなものの、こちらの方が飲みやすいスープ。こりゃあたかばしの二軒よりも好きだな。麺は細麺で多少コシが残っていてよい。替玉も150円とあったが今回はライスがあるから十分なのでパス。気づいたら汁を一滴も残さず飲んでしまいました。それも夢中になって、それだけ旨いラーメンだよこれは。

それでいてこちらは観光客風は殆どおらず、私以外は作業服着た人、帰宅中のサラリーマンという感じで地元民向けの店であることを感じました。次回も間違いなく行くでしょうね。接客態度も大変よろしく、あちらだと待っているのがいるから食べたらさっさと帰れ！って感じがするんだよね。

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2016年5月2日13時半すぎに利用

昨年10月に滋賀大津から三重四日市に転居してから、関西となると大阪はほぼ毎月行くが京都はとんとご無沙汰していた。ＧＷで混んでいるのは承知しているけどオープンした「京都鉄道博物館」を見学。初日は判らんが混雑度はこんなものでしょう程度で結構ゆっくりと見られた。ジオラマなどは並んでいるが現物ではない車両や鉄道関連品以外には興味がないので（所詮おもちゃですから）見ませんでした。13時過ぎに博物館を出ました。10時過ぎから3時間も見たら十分です。

市営バスで京都駅に戻り、昼食はここと決めていました。この投稿以降も何度と利用しましたが昨年10月に転居後は来ていませんから久しぶりです。細い路地に入り見えてきました恵比朱。今日は瓶ビール飲みながらラーメンでもいいなあ。別に運転しないから。でも店の前に来ると何かが違うようだなあ。隣に居酒屋あったっけ？

店内はといえば改修したのでしょうか。前は厨房の壁が汚れや湿気などで傷んでいたと記憶しますが白をベースとしたおしゃれなラーメン屋になっている。だけど店員は元気ない。以前は昼も夜も威勢のいい人がいたように記憶しますがね。15時まではランチタイムなのでから揚げの定食（980円）をオーダー。瓶ビールは無かったので頼みません。

待つこと10分弱でラーメンが「お待たせしました」と。定食で頼んだのだから唐揚げとライスが付くが持ってこないし遅れる旨説明もない。というか本当に雰囲気が以前より悪化している。そのラーメンなんですが、器が今はやりの白くて口径が小さく深いタイプに変わっているんですよ。私はこの器で提供させるラーメンは好きではなく、ラーメンは広口で一目でラーメンって分かる器でないと。深いのは食べづらいし、汁まで含めた総量は明らかに減りますから。肝心の味は変わってないとは思いますが、何度か利用した中で一番薄いと感じましたし。体調や外気の暑さ（30℃でした）は関係ないとは思いますが。
唐揚げとライスは結構遅くなってから「唐揚げです」と。できれば一緒に提供してもらいたいし、できないなら一言説明がほしい。

残念ですが評価は下げざるを得ません、もっとも前回の評価は今見れば甘すぎましたけどね。料理は器で食べるものといいますが、見た目はいいかもしれないですが、白くて深い丼は私は好きになれません。